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リチカに入社後半年以内でマネジメントに抜擢 「もっと高みへ」負けず嫌いなカスタマーサクセスの挑戦

リチカで働く人たちのこれまでの経歴、リチカ入社の経緯やこれからの思いをじっくりとインタビューする「リチカな人たち」。今回はデジタル広告部に所属する篠原未歩さんです。新卒から一貫して広告業界で働いてきた篠原さん。「負けず嫌い」だと自負する彼女の仕事への思いに迫ります。

広告の「伝え方」を考えてリチカに出会う
3歳から大学卒業まで20年間、クラシックピアノに取り組んでいた篠原さん。「自分にどうやって打ち克って練習をするか」という己との戦いに加え、同年代の人よりいかにうまくなれるか、という思いでずっとやってきたと話す。「その体験で、自分にも克ちつつ人にも勝ちたいという、負けず嫌いなところが醸成されたんじゃないかなと思います」という。
新卒では博報堂グループの総合広告代理店、東北博報堂に入社。営業担当として4年間勤務し、「広告は媒体だけで完結するものではなく、コンテンツとしてどうメッセージを届けるかが重要」ということを考えるようになった。その後、広告媒体ごとの効果を定量化・可視化する分析・マーケティングツールを扱うXICA(サイカ)に転職。カスタマーサクセスとして、ツールを使って分析をする分析官と2人1組になり、お客さまのプロモーション効果のレポートを出すといった仕事をしていた。
「前職では、媒体出稿に関するご提案をしていました。お客さまに寄り添ったご提案をすることに楽しさを感じた一方で、クリエイティブの要素が加えられないことにもどかしさを感じていました。新卒時代から『媒体は手段でしかない』と感じていて、仕事をすればするほどに、広告やマーケティングはクリエイティブ、伝え方こそが大事だという思いが自分の中で明確化されてきました」。1年10カ月働き、ある程度やり切ったという思いもあり、転職活動を始めた。
転職エージェントを介し、基本的にはSaaS企業をいくつか見ていた。リチカを紹介してもらい、サイトに飛んだ瞬間に目に入ってきた文言が「クリエイティブで、世界を豊かに」。直感的にビビッとくるものを感じた。「まさに私がやりたいもの、求めていたことに根幹を置く企業に出会えた!と思いました」。さらに調べていくうちに、お客さま自身でリチカのツールを使ってクオリティの高いクリエイティブを制作でき、それを配信できるサービスなのだと知り、より志望度が高まった。

「試合みたい」負けず嫌い全開の最終面接
とはいえ他の企業も見ていく中で、最終的にリチカを選んだのは「面接が一番楽しかったからです」と篠原さんは言う。「面接って企業カルチャーがすごく現れる時間だなと思っていて。他の会社さんはきっちり、かっちりした感じで、偉い人が出てきて真面目な感じで進んでいくスタイルが基本だと思うんです。一方でリチカの面接では雑談みたいな感じでお話をさせてもらって、『面接でしたっけ?』みたいな(笑)。面接であることを忘れるぐらいカジュアルに、人を大切にする会社なんだろうなと感じました」
人を思いやれる会社ということは、お客さまに対しても同じ。よりお客さまのことを思いやっているからこそ、「クリエイティブで、世界を豊かに」というメッセージが出てくるし、それを元にサービスを提供している会社なんだと感じられた。求めていたサービスということで気になったリチカだが、いろんなメンバーと話す上で会社のカルチャーや思想にも共感していった。
最終面接は取締役Co-CEOの中西佑樹さんとだった。1次は砂川虎次郎さん、2次は竹下春菜さんと穏やかな性格の2人と話していたため、会社に対してもやわらかいイメージを持っていた。最終面接がセッティングされ、事前に中西さんのプロフィールを調べてみると、不動産営業から単身でセブ島に行き英会話学校設立など、そうそうたる経歴。しかし面接で会った時は服装がとてもラフで、篠原さんの中西さんに対する印象は「役員っぽくないな」だった。だが、そこはかとない「強そうだな」というオーラ圧を感じた。
「実際に面接が始まったら、そもそもの見た目に加えて早口で声が大きくて、エネルギーとオーラをめちゃめちゃ圧を感じたんです。でも私も負けず嫌いだから、『このスピードになんとかついていこう』『絶対負けない』と思って、一問一答になってもいいから返してやろうって思って話してました」。自分の声も次第に大きくなり、頭の回転も絶対についていく! という一心で1時間ぐらい絶え間なくスピード感を持って会話をし、終わった瞬間に「一汗かいた」という感覚があった。「充実感があって、面接というより試合をしたって感じでしたね」と笑う。

入社後すぐにあったマネジメントへの打診
篠原さんは2023年の2月に入社し、まもなく半年を迎える。現状で担当している仕事は2つある。1つはCSとして、リチカを広告用途で導入いただいたお客さまに対して月1回の定例を通じてサポートを行う業務。ツールの活用状況や、リチカで作った動画がどのぐらいお客さまの成果につながっているかなどを、数値を見ながら考察し、クリエイティブに対して検証を行なっていく。
もう1つは組織のマネジメントに関する仕事だ。執行役員の長谷山京佑さん、デジタル広告部の大貫裕也さんと週に2~3回のペースでミーティングを行い、「どうやったらデジタル広告部のルールを標準化できるか、仕組み化できるか」「みんながよりよくチームとして成果をあげられるような環境を整備するにはどうしたらいいか」といったことを話し合っている。さらに環境整備のため、大貫さんとともに自部署のメンバー一人ひとりと2on1も行っている。
2月に入社したばかり、社歴半年以下でのマネジメントフェーズへの抜擢は、自ら希望したものではなかった。入社して2月経ち、3月末の2クオーター(Q)目の振り返りの際に、当時の上長だった妹尾浩充さんから3Qの目標設定と、「4Qからは誰もが認めるみんなのリーダーになってもらいたい」という言葉をもらったのだという。「私自身も中間層が少ない部署だとは思っていて、誰かしらリードしないといけないと思いつつ、入社したばかりの私が出ていくのも違うのかなと思っていたんですけど……妹尾さんから言葉をもらったので、ちゃんとコミットして、対外的にリーダーと認められるような人になろうと思いました」
実際問題として、自らのwillには「マネジメント」は入っていなかったという篠原さん。やってみたい思いもあったが、「自信がないから、プレイヤーとして数字をゴリゴリ上げていって第一線で活躍できる人になりたい」と中西さんにも伝えて入社していた。「なので、まさかこのタイミングで、こんなスピード感で抜擢してもらえるとは思ってもいませんでした」

誰もが認める成果を出し、頼れるプレイングマネージャーに
働く上で大事にしているのは、対お客さまだったら「自分がお客さまの立場だったらどうする」という視点を必ず持つこと。お客さまから依頼されて質の高いものを出す、ではなく、あくまでお客さまの会社の一員としてどのような意思決定をするのかをイメージしながら対話をする。「それによって、何でも屋にならなくて済むんです。御用聞きになるのが一番危険だと思っているので、お客さまの立場に立った上で自分自身のスタンスをもって意思決定していく、ぐらいの気概で取り組んで向き合っていこうと心がけてますね」
社内に対しては、人によって話す内容、話し方などコミュニケーションの取り方を変えるようにしている。「人によって理解力や前提知識も異なれば、伝え方も変わってくるので、そこは気をつけるようにしています」。これは前職でさまざまな知識、リテラシーの異なるお客さまと向き合って気づかされたことだという。
「今後は、マネジメント職を突き詰めて磨き上げていきたい」とたのもしく語る篠原さん。「ただ、まずはプレイングマネージャーになりたいと思っているので、そのためにCSのフロント業務でお客さまと向き合って、成果を出したいです。それで『篠原さんに勝る人はいないよね』とみんなに思ってもらうことがまず一つ。マネジメントに関しては、部の全員が『リチカを辞めたくない』、『篠原がいる限りは辞めない』と思えるような環境を作っていきたいです」
将来的には家庭を持ち、PTA会長にもなってみたいのだと驚きの発言も。「バリキャリマママネージャーをやりつつ、PTA会長をやるみたいな。公私ともに高みを目指していけるようなキャリアを作っていきたいと思っています」
篠原さんは、自分は0か100の人間だと話す。完璧主義者で、目指す理想は限りなく高い。「到底届かない、200%や250%の目標を設定して、逆算したときに100%を達成できるような環境に身を置きたい」。そのパワフルさは、リチカに新しい風を吹かせてくれるに違いない。


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