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温泉わくわく大決戦!?宮城&福島旅行(2日目仙台グルメと磐梯熱海)

宮城&福島旅行2日目、2日目がこの旅で一番行程が多い日でした。
朝起きると前日の日本酒が残っていて二日酔い、これも旅のちょっとした一興ですが、頭痛の実害が出ている時は最悪の気分です。

1日目の旅の記録はこちら!

朝食バイキングを食べてホテルをチェックアウトするとお土産を手に入れるため仙台駅に向かいます。

いつも仙台駅についたらずんだ茶寮さんのずんだシェイクを買って飲んでいましたが、時刻は10時台と丁度仙台についた観光客の方が多く、ずんだシェイクを求めて長蛇の列が出来ていたため断念、代わりに前回仙台にお邪魔した時に大ハマりした牛タンラー油を購入。

牛タンラー油は立方体の牛タンがごろごろと入っているのでごはんの御供として非常におすすめです。
お土産としてあげたら
「こいつセンスあるな……!」と思ってもらえること間違いなし。

旅をしている友人一行お土産を沢山買い終えて、少しだけ経済を回したところで、まだ少し時間があったため仙台市街を一望できる仙台駅前にあるビル『AER』の展望テラスで仙台市街を一望。

2日目もいい天気!

こういった展望テラスは夜になると夜景が見られるため混雑しますが、まだ午前中であったため、観光客の姿はまばらで居心地が良い仙台駅前のひまつぶしにおすすめ。

見渡せる限界の場所までクリアに視界が広がっており、青葉城址方面を見渡すと昨日と今日通った長い長いアーケードを上から見ることもできます。

仙台駅前を十分に楽しんだところで、昨日は食べなかった仙台名物が食べられるお店に車で向かいます。もうこの日は完全にそれを食べる口になっていて街を見下ろしている時もあれのことしか考えていません。

そんな訳でたんや善治郎の多賀城店に到着!!

仙台名物と言えば、、牛タンです。
もちろんずんだ餅や笹かまも名物で大変美味しいですが、牛タンはその中でも頭1つ飛び出ているくらい仙台名物の絶対的エースです。

このたんや善治郎多賀城店さんは仙台市街から車で40分くらいの離れたところにあります。牛タンが食べられるお店は仙台市街に密集していて先程までいた仙台駅前にも沢山お店がありました。

それなのに、わざわざ市街から離れたところまで食べに行った理由は市街の牛タン専門店はとても混んでいるからです。
この日は3連休の真ん中で駅前を通った際は開店待ちをするお客さんの姿があり既に行列が形成されていました。
なので、車で来ているし市街から外れた密集していないところで食べればいいじゃんと思いわざわざ訪れたのですが、、

考えが甘かったです、ここも混んでますー!
入口で名前を書いた時、呼ばれ始めている用紙に書くことが出来ず2枚目を記入、1時間半くらい待つかなといった感じ。

というわけで1時間越えの暇つぶし、このお店は順番が来れば店員さんが大声で呼びに来てくれるため列は出来ず、待っているお客さんは店の周りで待っていたり、車内で待っていたりとけっこう自由です。
また、お店の周りにはドラックストアやお土産屋さんもあったので私はトイレに行ったついでに1人で周辺観光してきました。

たんや善治郎多賀城店さんの隣に喜久水庵さんを発見、ここはずんだあんや小倉あんなどが入ったクリーム大福(喜久福)がお土産として有名なお店です。

この見た目の和菓子屋は絶対に美味しい、絶対に。

呪術廻戦という漫画でたしか1話か2話くらいで最強術師の五条悟が仙台土産として東京に持ち帰っていたことで話題になりました。

喜久福の大福は有名なお土産ですが常温や冷蔵ではなく冷凍で売られていて、すぐに食べられないし買ったら冷凍したものを持ち帰らなければ行けないため持ち帰り難易度が高いように思われています。
しかし五条悟は能力による瞬間移動が出来ることから仙台から東京まで容易に持ち帰れるという能力設定が分かる話。

(私は持ち帰ったことがありますが、保冷剤などが用意してくれるので瞬間移動できなくても全く問題ないです)
ここの喜久水庵多賀城本店は喜久水庵を運営しているお茶の井々田さんが作る数多くの種類の和菓子が売られており、甘い物だけでなく和食中心の食事処もあります。

何を買おうかなと迷っていると、とてもそそられるものがありました。

テイクアウトしたのは喜久水庵名物、喜久福ずんだ味を大胆にもシェイクにした喜久福シェイクです。
仙台駅でずんだシェイクを食べ逃した私にとって買わないという選択肢はありませんでした。

注文してから調理してくれるみたいで、フードプロセッサーの掻き混ざる音が聞こえます。この時点でおいしいのは確定、テンションぶちあがり。

うっまーーー!
風味良いずんだあんが口の中に広がるのはもちろん、ずんだシェイクとは違い大福の皮のもちもち感とあんこの味も感じる。

もしかしてこれ、フードプロセッサーにアイスクリームと喜久福一個を入れてくれている……!?

考案した方は間違いなく天才。
今度からずんだシェイクではなく喜久福シェイクに浮気するかもしれないです、それくらい衝撃的な美味しさのシェイクに巡り合えました。

目的を忘れてはいません、私達は牛タンを食べにきています。
シェイクを飲んだ30分後くらいに順番待ちしていたたんや善治郎さんに入店、いよいよ牛タン定食を……っと思いますがたんや善治郎さんは牛タン定食以外にも牛タンラーメンや牛タンカレーなど牛タンを使ったメニューも多くあり頭を悩ませます。

そんな豊富なメニューがある中で私は何を選んだのでしょうか、、

まあ、牛タン定食です。

完璧なフォーメーション

牛タンラーメンも食べたかったのですが、たんや善治郎さんの牛タンははじめて食べるのでまずはスタンダードな牛タン定食を、牛タンラーメンはまた今度に、呑んだ後のシメで牛タンラーメン食べたらおいしいんだろうなー。

牛タン定食の味は旨すぎるの一言、牛タンは肉厚で当然歯ごたえがありますがタンの中でも柔らかい部分を使っているのと丁寧な切れ目が入っているため噛み切れてとても食べやすい。
とろろをかけた麦めしを勢いよく掻きこんで、エネルギーチャージをしたらテールスープの塩味と旨味でまとめ上げ、時折白菜の漬物と辛みその付け合せでパンチを与える。

牛タン・とろろ・麦めし・テールスープ・付け合せのまさに五位一体のマリアージュ。そのどれか一つでも足りなかったり、もしくは何か他についていたら牛タン定食として成り立たなくなってしまうのではないかと思う程、完璧な計算式で作り上げられた定食、といっても過言ではありません!

おいしかった……次きたときもその次も牛タン定食でいいな。

念願の牛タン定食も食べられたところで今日の宿泊地である福島県の磐梯熱海温泉に向かいますが、これから向かったらまだチェックインにははやい時間についてしまうため、ちょっと寄り道しました。

訪れたのはたんや善治郎多賀城店にほど近い三井アウトレットパーク 仙台港。

SALE、私の好きな言葉です

まるでお祭りのような人の多さと賑わい、心が踊ります。
しかし、悠長にキャッキャウフフとウィンドウショッピングをしている時間は残念ながらありません!!
滞在できる時間はたったの40分。
そこで始まりました、制限時間40分のアウトレットショッピングタイムアタック~in三井アウトレットパーク仙台港~

なんと店舗数は100以上、全部の店舗を回れるはずもなく、無策で突入したら40分はあっという間。

せっかく来たのですからベストバイをしたい。
私は到着するやいなやフロアガイドを確認して頭で行きたいお店を絞りながらその時間ももったいないので、行動を開始します。

THE NORTH FACE / HELLY HANSEN・チャンピオン・NIKE・adidasなど私の好きなアウトドア系やスポーツ系ブランドに焦点を当てることにしてどんどん回っていきます。

無事収穫あり、THE NORTH FACEのパーカーとチァンピオンのトレーナーを購入しました^^v

ノースフェイスのパーカーに至っては、時間制限オーバーになり駐車場に戻る最中、友人が喫煙所に寄って煙草吸っている時間の隙をついて入店して、すぐにこれ良いな!と思ったものを購入するという大衝動買いをする始末、後悔はないし2万円代のパーカーが1万円台前半で購入出来たので大満足です。

アウトレットパークを高速で移動したため食後の良い運動にもなりました。

陽も沈み始めた頃、1日半滞在した仙台を出発して福島県磐梯熱海の温泉旅館に向かいます。
磐梯熱海温泉は福島県郡山市から少し外れた福島県にある有名な湖、猪苗代湖にも近い場所です。

本日私達が宿泊するのは『ふくしま磐梯熱海温泉ホテル華の湯』という大型旅館施設です。

旅館きたって感じ

館内は家族や友人、何かのグループなど三連休真っ只中という事もあり大変賑わっております。
旅館でゆっくり過ごすことも出来ますが、どちらかというと家族やグループでわいわい過ごすのにぴったりな場所です。

宿にチェックインしたらまずする事と言えばもちろん、温泉に入る事です。

男性・女性で時間ごとに入浴できる温泉が決まっており、夕食を食べたら切り替わってしまうみたいで夕食前に急いで入浴、1階にある庭園露天風呂付きの温泉に向かいます。

大浴場では写真撮影がNGのため気になる方はサイトの写真を見てください。

浴場内はとてつもなく広く学校1クラスの生徒が一斉に体を洗ってお風呂にはいっても十分な洗い場の数と浴室の広さで、露天風呂の種類も多い。

下手すれば迷子になるくらいの広さで驚きました。岩風呂は2か所あり、その他壺湯、ひのきの湯、瓢箪の湯、寝湯まで用意されておりまさに温泉パラダイス、どれも癒されました。

二日酔いによる負荷と、アウトレットで数ある服の中から限られた時間で自分の好みの服を選ぶという頭と体を使ったことですでに疲労困憊で、疲れた体に染みわたる温泉に入るためのピッタリなコンディション。
庭園露天風呂ということで自然に囲まれた環境での入浴は最高です。

タイトルの通り私は『クレヨンしんちゃん爆発!温泉わくわく大決戦』が大好き、本編の前に上映される短編オムニバス『メイドイン埼玉』が名作なのはもちろん、本編もとても面白い、昔のクレヨンしんちゃんの映画ってテンポが非常に心地よくて今見ても楽しめます。
絶対温泉感覚欲しい。指宿ちゃん可愛い。

温泉の後は楽しい夕食、ここではビュッフェ形式で自分の好きな物を好きなだけ取って食べまくることが出来ます。

レストラン前の水槽

ビュッフェ形式と聞いて少しクオリティには心配していましたが寿司やステーキなど目の前で調理したものを出してくれるのが多かったり、地元福島でとれた食材を活かした料理などが用意されていてかなりクオリティが高く、何より選ぶのが楽しかったです。

さらに、連休中という事もあり特別企画カンパチの解体ショーも開催、そのアナウンスが流れた途端箸を動かす手をやめて私は急行しました。

旅館の未来を背負う有望な若手板前さんが解体ショーを担当

解体した後は1口台の刺身にしてお客さんに好きなだけ取っていってもらう方式になっていて、明らかに食欲旺盛、成長ど真ん中みたいな見た目をした少年が列の外から「解体したの食べていいの!?」と私に聞いてきて「そうだよ」と言った瞬間走り出し、新しいお皿を持ってくるとさりげなく私を抜かして刺身を取っていきました、少年が大興奮する程の楽しいショーです。

ここのビュッフェであったきなこのおはぎがめちゃくちゃ美味しかったです!和菓子が好きな私の贔屓もありますがこの旅で食べた中で一番美味しかった!

食事を終えた後は旅館散策、ここの旅館はチェックイン/アウト手続きをするためのロビーがとても広く、2階まで吹き抜けになっており開放感が素晴らしい、また窓ガラスから見えるライトアップされた中庭がとても綺麗です。

ロビーから中庭に出ることができ、さらに足湯もあるので足から体を温めながら優雅に中庭を観賞することが出来ます。

足湯に入りながら

足湯から出て再び旅館散策すると、全国各地の温泉地を盛り上げるべく各地の温泉の特徴や地域性を汲み取って美少女に擬人化された、温泉むすめのパネルを発見、磐梯熱海温泉のキャラクターは『磐梯熱海萩』ちゃんです。

ショートカットの氷属性系美少女、絵師が珈琲貴族さんということもあり大変雅な美少女です。

髪の毛をかきあげて少し上目遣い、これはまさに……
「遅い、、待ったんだからね……罰としてアイス奢って――」
きっと、そう語りかけています。
この記事を読んでいる貴方、彼女を待たせないように、はやく磐梯熱海温泉に向かいましょう。

売店で酪王カフェオレアイスクリームを購入、うきうきで客室に戻ります。

旅館の客室の中でみんなが大好きなあの空間で食べました、めちゃくちゃうまい……こういうのがしあわせっていうんだよね。

夕食後に男女入れる温泉が切り替わっていて、寝る前と朝にひと風呂、その様子は3日目に書いていきますのでお楽しみに!

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