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高速戦隊ターボレンジャー、第26話「力!絶体絶命」

「聞こえるか?炎力。明日正午、鬼面ヶ原にてお前と会いたい。せっかくの夏休みだ。楽しくやろうぜ。必ず来いよ。炎。大切なデートだ。」

どうして、2人は争わないといけないのか?

炎 力(レッドターボ)と流星 光(流れ暴魔ヤミマル)、お互いの掌(たなごころ)は閉じられ、お互いを傷つける道具に変わってしまった。

テーマは
ピンチの時に人はどう動けるか

ヤミマル分身剣によって、もう少しで致命傷の傷を負った力。

暴魔獣最恐の呼び声も高いフジミボーマの卵に閉じ込められた大地達を助ける為に、満身創痍の体でフジミボーマの元に向かう。

深い傷を負っている力は普段通りの強さを発揮できず、フジミボーマとヤミマルから更なる大ダメージを受けてしまう。

尚、今話の神セリフはそんな大ダメージを受け、死の走馬灯が脳裏を巡っている最中の力が発した言葉を選ばせて頂いた。

神セリフ
「…いや、死なん!皆を助けるまでは、俺は決して死ぬもんか!」by.炎 力

硬い絆で結ばれた彼ら。

人はピンチなればなる程、余裕が無くなる。
余裕が無くなると視野が狭くなり、自分の目の前しか見えなくなる。

そんな中で力の中で輝いていた大地達との思い出。

目を閉じ楽な道を行く事無く、険し過ぎる道のりを選んだ力に、私の胸は熱くなった。

傷からは血が吹き出し痛みも凄い。そんな中フジミボーマへ立ち向かい、「どうせ死ぬなら、せめて俺の手に掛かって死ぬが良い!」とヤミマルに崖から蹴り落とされながらも力は仲間を助けようと立ち上がる。

そんな彼に何かを感じたのか、ヤミマルの拳はまた少しずつ開いていく。

暗闇暴魔ジンバの攻撃を止めながら、「レッド!奴の弱点は口だ!口の中を狙え!」とフジミボーマの弱点を教えたヤミマルには、ヤミマルの真心が感じられた。

フジミボーマにダメージを与えた力は、唯一卵を割る事のできる暴魔水晶で作った鎌を奪い取り、大地(ブラックターボ)達の元へ急ぐ。

卵の封印から解かれた大地達。
洋平(ブルーターボ)が「暴魔獣!この礼は100倍…、いや、1000倍にして返してやるぜ!」と言い放ってからの大地達が変身するシーンには友情の熱さで、私の内代謝も上がっているのを感じた。

生きていれば誰しも必ず経験するピンチの時。

「どうしよう、どうしよう。」と慌てふためく人も居れば、動じずに自分のペースを崩さずにピンチに臨む人も居る。

気持ちの焦りはバックボーンの暑さに比例すると私は思っている。

どんな困難にも自分の知識で対応できる人、そしてどんな困難も任せられる仲間が居る人からは余裕が感じられる。

コロナ禍で人との繋がりを作るのが下手になっている人が溢れている現代。
是非、今話を信じられる仲間を作る奮起材に使って頂きたいと思う。

きっと自分がピンチの際にいつもと違う動きができるハズだから。

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