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私の転職フローチャート

今回は私が実際に行った転職活動を詳しくお伝えしていこうと思います。
特別なスキルもなくMARCH卒という学歴しかなかった私がどのように転職活動をしていったのか、参考にしていただければと思います。



はじめに

よく転職活動であっさり決まってその時のプロセスを解説されている方々がいますが、そういう人は元々持っているスペックが優秀なんだと思います。
プロセスの問題ではなく、持っているスペックや今までやってきた業務内容、そこで身に付けたスキルが良かったので内定を貰えた。
私の場合はたいして口も伝え方も上手くなく、スタートラインは今この記事を読んでいて転職で困っている方々と同じような境遇でした。ですからほんと最初はボッコボコにされました・・・
そこから頭を使ってこう伝えればいいのではないか、もっと持っているネタを詰め込んでみようなどトライ&エラーを繰り返した結果、内定を貰うことができました。転職活動で大学や学校法人だけで30校近く受けて、ES突破率が向上していったことを実感すると、色々と見えてくるものがありました。

①転職のきっかけ

転職のきっかけは何度か他の記事でも書いたかと思いますが、前職のコロナ禍における対応でした。業務の偏りによって身体を壊し、こんなの間違ってる!そう思って転職を始めました。
他にも職場の人間関係や将来この学校が残っているか、この業務量や能力ならもっと給料や地位を得てもいいのではないか、そんなところから私の転職活動が始まりました。

②2021年5月~転職活動開始

転職自体は約6年前にもしていたので、なんとなーくしなければいけないことは分かっていました。コロナ対応が落ち着いた2021年5月ごろからちょくちょく転職サイトを見ては応募して、通れば面接、この繰り返しでした。
ちなみに大学職員でお勧めの転職サイトは「マイナビ」です。こちらは他に比べて求人が多い方です。他にもリクナビやエン転職を使っていました。
また、調べればすぐ出てくるのですが「大学職員への道」というサイトも個別の大学の求人が始まったのを紹介してくれたりして大変重宝しました。

エントリーシートや面接について最初はそんなうまくいかなかったので、なんでうまくいかんのや、ということを追求すべく全て記録を残そう!ということを誓いました。
どこにエントリーして、エントリー締め切り日や面接予定日をすべてExcelに記録し、どういったことを聞かれてどう答えたかをすべてWordにまとめました。更に面接でどういう質問が来たらどういったことを話すか台本のようなメモをWordで作成し、空で言えるようにもしました。こうした積み重ねが安定したエントリーシートの通過や面接の突破へと繋がりました。

③2021年7月~ついに最終面接

そしておよそ10校くらい目でやっと最終面接に。
今思えばこのころはまだ面接適当で最終まで行けたなーって、ほんとラッキーでいけた感じでした。
ここの学校は9月から働ける人が欲しかったようで、自分は引き継ぎなどがあるから10月から働かしてほしい、と伝えたのですが、まあ落ちました。
もちろんそれだけの理由ではないとは思いますが、同じようなスペックの人が受けていれば、そりゃ9月から働ける方を取りますよね。
最終面接で落ちたのはやはり堪えました。でも最終まで行けたのは自信になりましたし、始めて2ヵ月で最終に行けたんだから早いうちに内定ゲットできるだろう、とこの時は安直に考えていました。

④2021年8月~求人が減ってくる

そもそも、大学職員の求人っていつごろ出るの?
これは9月or10月入職のための採用では5~6月ごろ、4月入職なら10月~12月ごろに求人が出てきます。
つまり、7月の最終面接の後はほとんど求人がありませんでした。というか転職活動を始めたタイミングがたまたま良く、求人がそれなりに豊富でした。
8月以降は1月くらいの入職の求人でしたが、あまり数が多くなく、なかなか苦戦しました。そして面接の間が空くと運動と同じでなまってしまいます。やはり面接は定期的に行った方が良いです。
この辺りから求人の少なさから首都圏のみならず地方も受けるようになりました。

⑤2021年11月~今年度のラストチャンス!

11~12月辺りからまた求人が増えてきました。4月入職のラストチャンスになります。
とにかく今までの積み重ねを発揮すべく、過去の自分をブラッシュアップしました。
そこで見えたのが、「アピール不足」でした。私はどうしても簡潔に済ませようとして色々なネタを持っていたのにそれをしまったままにしていました。”面接官に聞かれたら答えよう”こんな受け身じゃダメです。突っ込むべきは最初の”自己紹介”の部分です。ここに自己PRをちゃっかり入れてください。自分はそこに出身高校をぶっこみました。普通自己紹介って出身大学から言うと思いますが、出身高校アピールのために 敢・え・て 言いました。ここまでアピールすれば落ちても後悔ないだろう、この形にして今年度ラストチャンスに挑みました。

⑥2021年12月~ 2度目の最終面接、内定、しかし・・・

受け続けること約20校目、ついに内定を貰えました。ここまでの道のりは長く大変でした。
早速職場に退職の意思を・・・と思ったのですが、ここでちょっと足踏みしてしまいました。それは提示された条件が、現職よりも下がることでした。
ん~、今の短大よりも四年制大学の方が明らかに将来性はある、しかし条件が下がるのか・・・
悩んだ結果、内定は頂き、職場にも退職の意思を伝えました。
ただし、就職活動はギリギリまで続けることも同時に決めました。今だから言えますけど、内定を受諾しても就業開始2週間前くらいまでなら内定辞退できます。それをネットで調べて、もっと良い大学を狙おうと決めました。

⑦2022年2月~ 転職活動の集大成!最終面接×2

もうここまで来たら面接に慣れてきたもんです。自己紹介から自己PR、志望理由まで丸暗記していたので、後は他の受験者にスーパーマンがいないことを祈っていました。それに有給丸々使って2~3月はすべて休みだったので、自由に使える時間が多かったのも良かったです。
最終面接は2校、どちらも手ごたえは良かったのですが、1校は落ち、1校は内定を頂きました。まあここまで来たらもう後悔はありませんでした。自分の持てるものを出し切ったので、十分やり切りました。
そして現在、私はその時内定を頂いた学校に勤めています。12月に転職活動を辞めず、最後までやり切って本当に良かったと今でも思います。給与は少々上がり、就業時間は9~17時、美味しい学食に長い夏休みがあり充実しています。


まとめ・おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回は私の実際に行った転職活動をお伝えしました。
転職活動当時、過去の自分へ手紙を書くイメージを何度もしていました。過去の自分にはもっと頑張れ、と。そう考えると、未来の自分はどんなメッセージを今の自分に送るでしょうか?もうお分かりですよね。
スタートに遅すぎることはありません。今できなくてもチャレンジしてその失敗を分析して次につなげていけば、いつか花開くときが来ます。
もちろん運の要素もあるので失敗しても切り替えていきましょう!
今回の記事が大学職員を目指す人たちのために少しでも貢献できれば幸いです。

 



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