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父親になるってどんな準備がいるの? ②パートナーとのコミュニケーションで 失敗しないために。~妊婦編~

前回に引き続き、私が妊婦だったときに
夫に「やってほしくなかったこと」
夫が「やってくれてうれしかったこと」
について話していきたいと思います。
今回は、やってほしくなかったことについてです。

それは、、「ひとりでコソコソAVを観る」です。
いきなりすみません(笑)
でも、私にとってはとても大事なことだったので、書くことにしました。
今となっては笑いごとですが、、当時は笑える話ではありませんでした。
今思えば、この1人目の妊娠期が夫婦生活における最初の超えるべき壁だったとさえ思います。
これはあくまでも私の場合ですが。

私は男の兄弟が居なかったうえに、学校は女子ばかりだったので、
若い男子の性に関して全く知識も免疫も無いまま結婚してしまいました。
せめて、学校の性教育で「恋人がいても、結婚していても、AVを観たいと思うことは、男子として健全なことです」って教えてもらえていたら…。
そうしたら、どんなにか私の新婚生活はもっと心穏やかだっただろう!
と、心の底から残念に思います。

今思えば、この新婚の妊娠期にもっと互いに性生活の大切さに気づき、
恥ずかしがらずに口に出して話していれば、
その後の夫婦生活のすべてをもっと平穏に暮らせただろうとも思っています。

「夫婦とは、昼と夜の生活を切り離して成り立つものではない」
と私は思っています。
(少なくとも50代前半までは。これから先のことは、まだ経験していないのでわかりません!)
決して性生活が一番大切だと思っているわけではありません。
「お互いを思いやる心」と「スキンシップ」は、
どちらも互いに歯車のように動いていて、同じくらい大切だと思っているのです。一方だけが円滑に回り続けるということは難しい。
少なくとも、我が家はそうです。
夫婦のどちらかに、昼または夜の生活に不満があれば、
それが自然と態度にあらわれ、ついイライラしてしまったり、
八つ当たりしていまったり、何より不仲な親を見せられることで、
共に大切に想う子どもに悲しい思いをさせてしまうのです。

あ、話を戻しますね。

先程から言うように、免疫ゼロ状態の当時の私にとって、
夫がAVを観る=妻にはもう女性として興味がない
夫が風俗に行く=浮気
こんな方程式が当たり前のように成立していました。
夫は風俗には行っていませんでしたが(私が知る限り笑)
夫が私に隠れてAVを観てるのかもしれない、、と思うだけで、怒りと悲しみと寂しさのようなものがこみ上げてきたものです。

もちろん、ホルモンが助長していたとも思います。
AVに出てくる女性(妄想ですが)に比べ、自分はお腹が大きくなってきてるし、足は浮腫むし。「魅力的」の範疇からはきっと外されているんだな。
そんな気持ちもありました。

今では、それがむしろ夫の気遣いや、男性としての健全な本能であるということも理解しています。
ですが、当時の私は本気で悩んで怒りを夫にぶつけてしまい
「もう二度としないで!」と喧嘩したことがありました。
今思えば夫もかわいそうです。当時の私はそんなことが見えないほど
視野狭窄状態で、自分の思い込みで傷ついてボロボロだったのです。

じゃあ、うちの夫はもう家でAVを観ていないの!?
そんなことはありません。

コソコソしないで「一緒に観る」
これは、私たちが実際にためしてみたことです。
そして、夫がやってくれてうれしかったことでもあります。

次回はこのことについて書こうと思います。

つづく

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