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【要約】成功者の告白~5年間の起業ノウハウを3時間で学べるストーリー~ 読書記録18

成功者の告白

~5年間の起業ノウハウを3時間で学べるストーリー~

神田昌典


「今会社がどこのフェーズにいるのかが分かる」とおすすめされたので手に取った一冊。

創業からの数年を物語として小説風に書かれている。

とても読みやすく、会社や事業を始める人、始めた人は描写をイメージしながら、臨場感を持って読むことができるはず。

学びをいくつか共有。

「知識がないと感情の奴隷になる」

→会社創設から直面する問題は3〜4つのパターンに分類することができ、自分の会社も例外ではないことを知っていることがまず一番初めに大切なことである。


「仕事がうまくいくほど、家族関係はうまくいかなくなる」

うまくいっている起業家や経営者の家庭環境が最悪という話はよく聞く。

この本の著者の神田さんも家庭環境は良くないのだとか。


「会社の創業は昔話、桃太郎と同じである」

→目指すところを示し続ける桃太郎
主人に尽くし実務をこなすイヌ
システム化を図り、業務を効率的にしていくサル
チームをまとめ雰囲気を保つキジ

誰がどの役割を担っているのかを理解しておく。


僕は、現在5期目のベンチャー企業でインターンをしている。

その会社は、現在はこのストーリーの次のステップ(第4章の先)にいるような気がする。

でも本書に書かれているストーリーは、創業から3年くらいの間にこの会社にも起こったんだろうなぁ〜という感じが、周りの話を聞いたりしていると思う。

このストーリーを知っているだけで、感情の奴隷にならずに、冷静に事業や会社の前進のために必要な行動に繋がりそう。


「会社のストーリーも映画のストーリーも役者が違うだけで基本的な起承転結は同じ」

創業メンバーに近ければ近いほどこれを受け入れ難くなり、結果的にあるあるの課題に直面して挫折する。

会社の人生はパターン化されている。

とても面白い一冊でした。


気になった方は、ぜひ。



〇読書記録


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