【映画レビュー】チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密
こんにちは。マヒロです。
やはりハチャメチャ馬鹿騒ぎな映画が最近見たい気分の所、たまたま放送することを知って見た今作。
あらすじ
インチキ美術商のイギリス紳士、チャーリー・モルデカイはイギリス政府に800万ポンドの借金をしており、愛する妻にも大切にしている美術品を売ることを提案されてしまいます。
そんな時に絵画修復師が殺害され、彼女の元からゴヤの名画が盗まれてしまうという事件が発生!
MI5のアラステアはチャーリーに捜査協力を依頼するのだが……
主人公のチャーリー・モルデカイを演じるのはジョニー・デップ。
ちょび髭も似合っていると思いませんか?
アメリカケンタッキー州出身のジョニー・デップですが、今作では英国紳士の役をやっています。
うーん、英国紳士に見えるかな?
ジョニー・デップがここまでコメディコメディしている作品を見るのは初めてです。
さすがのジョニー・デップ!
ノリノリで演じていますよ!
チャーリーは美術商としてインチキなことばかりしており、警察にも目を付けられています。
そんなことばかりしているからか、貴族なのにお金が底をつき始めてしまいます。
そんな生活に危機感を持っているぶっとび妻のジョアンナは、自宅にある美術品を売って資金を調達しようとし始めます。
妻のことを愛し、逆らえないチャーリーは困り果てます。
そんな所に事件が起きます。
絵画修復師であるブロンウェン・フェルワージーが殺害されてしまいます。
彼女はゴヤの名作を修復中で、そのゴヤの名作も盗難されてしまいます。
捜査に動き出したMI5のアラステア・マートランド警部は美術品に詳しいチャーリーに捜査協力を依頼します。
最初は渋っていたチャーリーでしたが、チャーリーがイギリス政府に800万ポンドの借金をしていることに目を付け、チャーリーも借金返済の為に捜査に協力することになります。
モルデガイ家の忠実な従者でもあり、性欲が野獣並のジョックを連れて絵の行方を追うことにします。
この男、すさまじく絶倫です。
ゴヤについて
ゴヤのことを調べてみると、少し面白いことがありました。
今作もゴヤの名画が出てきますが、似たような題材の映画があります。
「ゴヤの名画と優しい泥棒」は1961年にイギリスで起きたゴヤ絵画盗難事件を元にした映画なんですって。
盗難事件が実際にあったんですね。
感想
今作はキリル・ボンフィリオリの原作を元にした作品です。
「イギリス紳士のハチャメチャ馬鹿騒ぎ」といった内容ですね。
ジョニー・デップ、ユアン・マクレガー、グウィネス・パルトロウなどの大物俳優が出演している所から、力を入れたんだろうなとは思いますが、いやぁ…… どうしましょう。
あまり否定的なことを書きたくないのですが、まったく面白くなかった!
今作を見て思ったこと。
何をやってもジョニー・デップってカッコイイんだなと、ジョニー・デップのかっこよさを改めて実感しました。
格好良すぎて……
ハリポタのロンくらい顔歪めてもジョニー・デップならイケメンだと思う。
グウィネス・パルトロウは相変わらずスタイルも良くてお洒落だなと。
肩からデコルテラインが美しい。
今作でモテモテ美女のSっ気キャラを演じてましたが、「セブン」の時のような物静かな方が個人的には好きです。
ジャンル的には「アクション・コメディ」なのだそうですが、コメディと言っても下ネタが多すぎて子どもには見せたくないし、大人が笑えるレベルの下ネタでもない。
もっとブッ飛ぶくらい下品だったら吹っ切れてて面白かったのかしら?
小ボケを満載している作品ですが、どれもこれも下品なだけでそんな下品な小ボケばかりをこれでもかと連発されても何と返事をすれば良いのやら。
そう、この作品は返事に困る作品だ!
もう映画館で上映してないとは思うのですが、まだ関係性を気付けていない付き合い始めて間もないカップルのような人とは見ないことをおすすめします。
本当に言葉に困るので。
あ、ダメダメ……
なんだか悪いことばかり書いてしまっている。
全部が全部、素晴らしい作品を作るだなんて難しいものです。
こんな時があってもしゃーなしさ!
どんまい! 次いこーーぜっ!
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