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刑法

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2024年6月の記事一覧

刑法#38 暴行罪・傷害罪

刑法#38 暴行罪・傷害罪

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結果的加重犯

→同じ行為をしても、その結果によって罪責が、かわる犯罪累計。
 傷害罪が典型例である。
 暴行罪 暴行して傷害がない。
 傷害罪 暴行して傷害がある。
 ※なお、傷害の故意あって暴行し、結果的に障害がない場合は暴行罪である。傷害未遂という犯罪累計はない。
 ※なお、過失傷害罪という累計はある。罰金刑のみで親告

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刑法#37 毀棄および隠匿の罪

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公用文書等毀棄罪

→公務所の管理や使途に要する文章で私人作成のものも含む。隠す行為も棄損となる。
ex.公務所に保管された委任状、偽造文書、供述証書(違法なものも含む)

私用文書等毀棄罪

→私用文書で権利または義務に関する他人の文書もしくら電磁的記録。権利または義務に関するものではない場合は器物損壊の領域である。
ex

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刑法#36 盗品等に関する罪

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※remake版も併せて確認ください。

盗品等に関する罪

→保護法益は被害者の追求権である。
 よって、純粋に被害者にかえすために買い受けることは犯罪とならない。しかし、それが犯人の利益となったり、有償で被害者に買わせるのであればその限りではない。
→なお、追求権は民法の規定に従う。たとえば、即時取得されれば追求権はなく

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