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脂肪燃焼の妨げを引き起こす自律神経の乱れのデメリット

パーソナルトレーナーの首藤です。

今回は自律神経の乱れが脂肪燃焼にどう悪影響を起こすのかをまとめていきたいと思います。

そもそも自律神経とはどういったものなのかを説明していきます。

自律神経は本人の意思と関係なく働きを起こす神経

自律神経は、「交感神経」と、「副交感神経」の2種類があります。
「交感神経」は「闘争と逃走」反応と呼ばれ、血圧の向上、心拍数を増加、消化を抑制させます。
「副交感神経」は「休息と消化」反応と呼ばれ、血圧の低下、心拍数の低下、消化を促進させます。

「交感神経」は朝起きて活発に活動し、夜にかけて下がっていき、「副交感神経」は夜になるとの働きが強くなるのが一般的な流れになります。

それではこの自律神経が乱れる時はどういう時かを説明していきます。


自律神経の乱れにより引き起こす原因(肩こりやストレス)

自律神経の乱れには生活習慣や日頃のストレスが主に関わってくる

まず、一番の理由に不規則な生活習慣があげられます。

寝る時間が遅かったり寝る前にスマホをみて睡眠の質が悪かったり睡眠時間や起きる時間などがバラバラだったりと

身体が回復できず、身体的ストレスがかかったり、日中働く交感神経がと副交感神経とのバランスが崩れてしまいますよね。

生活習慣というのは睡眠時間も7−8時間は確保できたほうが理想で、より早い時間寝ることができた方が良いですが、何かしら人は夜更かしをしてしまいがちです。

明日の早朝起きてやればいいものを夜に行おうとしてしまうのです。(仕事関連なら別ですが)

映画やゲームなど趣味で夜更かしをしてしまうのであれば、早朝に起きて回してしまうのもアリかもしれません。生活の質を上げるためにはオススメです。

ストレスで自律神経が乱れる

職場や、家庭などで我慢をするために耐えた記憶はありませんか?
あの時って胃がキリキリしますよね?あれって実は交感神経の働きが強くなっているんです。

交感神経が優位になるので、心拍数が増加し、アドレナリンが分泌され、副交感神経の働きが悪くなるのです。よって、身体の休息の作用が弱まり、消化機能なども上手く進まず、消化不良を起こすことにもなります。

結果自律神経が乱れ、不眠や食欲不振、精神的ストレス、疲労感、胃痛、便秘や冷えなどに悩まされる事になります。

自律神経乱れによって起こるダイエットへの弊害とは

まずストレスの観点ですが、人はストレスが溜まると交感神経が刺激され、血糖値が上昇します。血糖値が急に上がるとインスリンが多く分泌される為、血糖値は急激に下がります。その際人は空腹感を凄く感じてしまうので、過食に入ってしまいがちになります。

過食の際に多く食べ過ぎてしまい太ってしまうと言うことはとても多いケースです。

自律神経の乱れは身体に冷えを起こす

冷え性というものですが、自律神経の乱れにより、体温調整が上手くできなくなり、手足が冷えてしまったり、運動しても体温が上がりにくいということがあります。

生活習慣の乱れにより、身体の疲労が抜けず、交感神経の働きが低下することは多いので、生活バランスを整えないと運動をしても体温が上がらず、脂肪が燃焼しにくくなるケースが高くなります。


ジムでの写真

改善には生活習慣の改善とストレスの軽減を心がけよう

私は昔自律神経の乱れがありましたが、ストレスが深く関わっていました。
それが筋トレを始めることによりストレスの解消になる為、余計なストレスが溜まりにくくなったり、仕事の環境を変えたというのが凄く大きかったというのもあります。

生活習慣を睡眠を取る時間を多くしたり、携帯を見る時間を朝に切り替えたりと様々な工夫をしました。すると質の良い生活を送ることが可能になりました。

人生幸せを掴むのは会社の為に働く自分ではなく、自分が自分らしくいられるための環境づくりだと私は思っています。

皆様も身体がしんどいとかストレスが溜まっている。眠れないとかで色々悩んでいる。それが原因で痩せられないかも・・・という人は今を変える努力をしてみてください。

現状同じルーティーンでは続くので、趣味に没頭したり、環境を変えたりしてみましょう!

それでは次回またみてください!


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