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介護日記

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半年ほど年老いた母のお世話をしていました。あとは病院と施設を行ったり来たりし82歳で亡くなりました。そこに至るまで当時の私の想いを残しています(アメブロからも持ってきているので順… もっと読む
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#エッセイ

母が亡くなりました

母が亡くなりました

久々です

ですが介護日記はこれが最後になります

というのも、

10月からこっち、母が入退院を繰り返し
今度こそお迎えが来たことを確信していた10月終盤

いつ病院から呼ばれるか
いつ施設から呼ばれるか
全く予想のできない中で仕事も気を抜けず
着信音が鳴るように設定したスマホを枕元に置き

ぐっすりと眠れない日々の中

この緊張しっぱなしの状態に疲れた私は
不覚にも2年半ぶりに熱を出すほどの風

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再びの老健入所

再びの老健入所

この、年の瀬近づき仕事も繁忙期の12月18日
かの脳内出血(橋出血)から見事に生還を果たした母が
病院から再びの老健入所の運びとなった

いやはや
現代の医学とは恐ろしい.....もとい、素晴らしい(笑)
あるいはわが母の生命力のなせる技か.....!?

もう二度と意識をもって言葉を発することなんてないんだろう
笑顔を見ることなんかできないんだろう
そう思っていた

だが、そんな私の想いを見事に

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母との再会

母との再会

今日は
実に5ヶ月ぶりに母と会った

ちょうど介護認定の見直し時期だから
調査員さんと病院であったんだけど
車椅子で下まで降りて来れるので.....と相談員さんが連れてきてくれた

コロナ渦で面会禁止になってからこっち
彼女が何かの病気を発症するとか
病院や施設を転院するといった時以外会えなかったから
6月の脳出血以来初の再会となった

調査員の方にいろんなことを聞かれ
なんて長い時間彼女の衰えを

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〝生きたい〟という母の声

〝生きたい〟という母の声

今日

脳幹出血からあっけないほどの生還劇を演じ
目は開けれなくても返事をし
ある種の閉じ込め症候群と診断されている母が
近所の町医者に転院した

朝早くからスタンバッて
ストレッチャーで運んでくれる介護タクシーに乗せられるのを見届けて
私もチャリで、新たな母の城へと向かう

10日ぶりの再会

13日に倒れ
ICUに運ばれた母と対面した時も
私の苦手とするおぞましさを感じながらの対面だった

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再びの入院、おかげで確実になった介護療養型医療施設入所.....

再びの入院、おかげで確実になった介護療養型医療施設入所.....

今日も雨でしたね
梅雨だから当然だけど
久々に梅雨らしい雨続き......

全てを洗い流すほどの威力はなくても
いっときの平安をいただきたいな.....
そう思います

そんな土曜日
ちょうど昼休憩まであと少し.....というところで
ジョブマネさんがあたふたとやってきて
ユーザーとの電話対応中の私に
母が入所中の施設から緊急の電話があったからすぐに電話してねと電話番号を書いたメモが置かれた

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元気そうでよかった

元気そうでよかった

今日は恒例の
母のお洗濯物を取ってくる日.....

老健に移ってからそろそろ3週間

スタッフの皆さんはわがままでさびしんぼなボケ老人にも慣れているので
何も特に説明も必要なく
上手にお世話してくれるから大助かり



行っても必ず本人に会えるわけでは無く
入り口のところで
お洗濯終わったものと
新たなお洗濯物を交換して帰ってくるだけ

先週も先々週も
気になりながらも本人の顔を見れなかったか

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