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詩「将来」書きました。

みゆと申します。
ご覧いただき、ありがとうございます。
よろしくお願いします。


詩を書きました。
こちらは、応募作品です。
やっと投稿できる時が来たので
掲載いたします。

この作品は、外にいる時に急に生まれた詩でした。
帰宅してから一気に書き上げて、
淀みなく言葉が流れてきたのを覚えています。


私の詩は、自身の経験を題材にして
書き上げることが多いです。
心情のみで描くこともありますが、
経験と心情が融和した時に
急に思い立って書いていきます。


前置きが珍しく真面目なのが気になりますが、
よろしければご覧くださいませ。

(※→どうしたお前、体調悪いんか?)

(←※さっさと元気になるんやで)

(※↑お前ら、どこ見て言うてんの??)


※どうやら、未知の世界に行ってしまった模様。



↑これ以上フザけたら、
もう見向きもされなくなるので
そろそろ本編へ進みます。←※だからはよせえや


それでは、お待たせいたしました。
お付き合いいただき、
ありがとうございます。

よろしくお願いいたします。


みゆ





将来」  


空にきめ細やかなドレープが、かかっていた
万感の思いの声がこぼれた
情弱と脆弱の炎に挟まれた僕は、
思わず見上げて手のひらに収めた
その瞬間、炎の黒い声が僕を包み込んだ
今はその時ではなかったようだ

シャッターを静かに切る
いつもあなた達は激しく燃え上がった
僕のカメラを引き剥がしてくる
ただ僕は、空が綺麗だという感嘆の声しかなく
想いを胸に切り取ることすら、
認められないのだと知った

使い方のわからないカメラに
黒煙と炎が問いただす
あなた達の今の表情は、
嫌でも歴史のフォルダに保存されている

煤けたカメラがかすかに動こうとする
今はもう、僕を映そうとはせず
埃を被った部屋の奥で
来たる日が来るまで
息をひそめて横になっているのだろう








2024.5.20 更新 (応募作品②)



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