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Payforward.世界を良くするには。

次に渡せ。
映画「ペイフォワード」を鑑賞したので、感想がてらシェア。

「世界を良くするには」
の命題に、一人の少年がある仮説を出す。

良いことを受けた場合は、
また良いことを3人に良いことをすれば、世界は良くなるのではと。

実際、ホームレスを助けたり、いじめられっ子を助けたりしていく。
しかし、そんな世の中甘くない。。

ホームレスはアル中に戻るし、いじめはなくならない。
肝心の先生も変わる一歩手前まで来たが、
変わる勇気がなく、躊躇してしまう。

「結局、変わらず、世界は良くならなかった」
と少年は落胆するが、知らぬ間に街中で「文化」となり、
知らない間に、世の中は良くなり始めていた。

しかし、更なる波乱が巻き起こり。。。
というストーリー展開だが、
現実の世界でも、似たようなことが起きている。

流行になった、giver&taker.
陽徳と陰徳等の徳積み。

しかし、形式的であり、
見返りありきで良いことをしている人も多く、
声高らかに上げる人・団体・組織ほど、胡散臭さが増していく。

実際、意図しなくても、
買い物や税金などで、払いすぎてるし、
逆に、見返りなくとも、親の愛、太陽や酸素なども貰いすぎている。

また、突き詰めると、
善悪、表と裏、意識と無意識、払いと貰い、
数字と心、経済と自然、等は、両軸があるからおもしろいと感じ、
その矛盾やグラデーションを楽しむのが、人生そのもの、
という境地に達していく。

映画では、発起人の少年は死んでしまったが、
文化として受け継がれ、
実際、世界は徐々に良くなっているところで終わっていく。

また、現実の世界でも、
上記のことが起こっており、
全てが混ざり合って、世界は、実際良くなってきている。

pay forward.
言ってしまえば、
この感想すらも、次に「何か」を渡している。

さぁ、あなたは何を次に渡す?

次なるpayfordは、
あなたの行動、今ここから更に始まっている。

愛と感謝を忘れずに、更に世の中を良くしていこう。共に。

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