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まだ、暑いからを言われないコツ

お盆休み最終日

今週は、水曜日の晴れの日をのぞいては、

連日、大雨の茅ヶ崎です。


オリンピックが閉会し

緊急事態宣言も発令し

今年のお盆は、

ゆっくりとご自宅で過ごされた方が

多かったのかなあって思います。

雨のおかげなのか?

急に気温が下がって

ごそごそと長袖を引っ張りだして着ています。

今週、友人がお散歩中に撮影された写真です。

これだけ涼しいと

もうそこまで、秋は近づいているんだって

肌感覚だけではなくて、視覚からも感じさせられます。


もみじ

もみじ2

とはいっても、

まだ8月中旬なので残暑が来がきます。

体調管理が大切な時期ですね。


お盆休み前に

お店によっては、一部秋の商材が入荷していると思います。

お盆が明けて、

本部機能が動き出すと

一気に秋物商品が入荷してきます。

個人的には、

まだアウターの要らない秋ファッションの季節が一番好きです。


シーズンの立ち上げのタイミングや見せ方って

とっても重要で、

ブランドのイメージや今年のトレンドなんかを踏まえて

お店を作っておく必要があります。

【今期はこんなイメージの商品ですよ】をお伝えする

大切な時期であることを意識してお店を設計していきましょう。


セール商材がまだ残っていて、消化しなくては、、、

月末の決算棚卸まで継続して販売するように

本部から指示をされているお店も多いと思います。


ズバリ言うと、、、

沢山、商品を出しているからって売れません。

もっと言えば、

「あのお店は、まだセールなんだあ〜」って思われてしまうか

入店されても、フラッと1周お店の中を見て出て行ってしまいます。

沢山商品を出すために、スペースを使っても

商品を絞ってスペースをコンパクトにしても

売り上げは、あまり変わらないと言うことです。


お店のレイアウトにもよりますが

出来るだけ、後方部に、

スポットセールとして

カウンター近くに展開する事をお勧めします。


内容もこれから、

秋口にも使えそうなものをイメージして

セレクトしてもらえると良いと思います。


春物の長袖や前開きで羽織になりそうなシャツ

コットンやポリエステル素材のボトムなんかは

シーズンレスに使えます。

春に売りそびれた、スプリングコートやJKなんかも

喜んでもらえそうですね。


メインはしっかりと秋物を展開すること

鮮度感、新鮮さを感じてもらうことが大切です。


かといって、

1日中、エアコンの効いたお店にいるスタッフと

残暑の暑い中からいらっしゃるお客様だと

同じ商品を見ても感じ方は、違ってきます。

【まだ暑いからを言われないVP】

この時期にブーツやファーなどを購入される

感度の高いお客様もいらっしゃいますが

まだ外が暑いから必要ないと思ってしまわれる

お客様の方が沢山いらっしゃいます。


まだ早い、暑いから、とお客様の声が出ないような

VPが必要になってきます。

晩夏もので秋色カラー夏素材のものは、

色で秋を感じてもらえるので

シーズン初めの入り口としては、

購入につながりやすいと思います。

ただ、この商品は、

日々の売り上げに直結する売り筋商品なので

お客様の溜まりやすい

お店の外からでも見える場所にしっかりと

展開するのが良いと思います。


ブランドの顔になるメインVPには、

この今着られるから〜

少し先の商品を見せていく必要があります。


ブランドとして秋〜冬はこんなイメージです。

これを紹介していくことが大切です。


例えば、

2体のトルソーを並べておける

メインステージがあれば

1体はアウターを着せ付けてしっかりとした

秋物のスタイリングを提案する。

もう1体はアウターを脱いだ

インナー×ボトム ワンピースなど

今からでも着れそうな、軽やかなスタイリングにしてみる。


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リサーチで訪れて、上手くスタイリングされているなあっと

思ったお店の写真です。

もう一つ、手を加えられるとしたら

JKの袖をちょっと折り返してみたり

ノースリーブのトルソーの方は、

今でも着られるスタイリングなので

足元をブーツにしたり

ちょっと肌寒くなった時に羽織れるような

カーデイガンを肩がけしたり

ベルトやカバンなど

小物を充実させるともっと素敵になりそうです。


トルソーの訴求力だけでも

十分、着こなし方が想像できるのですが

壁面のVPにJK×スカートをハンガーリングで

提案されていて、

絶対、着回しの提案でまとめてご購入に

繋がるVPだと感じました。

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1体でスタイリングをする場合は

トレンド感を感じてもらいつつも

今から着られるを意識することが

ポイントになってくると思います。


今年トレンドのボリューム袖のブラウス

幅広い年齢層にも取り入れて頂けるように

テーパードパンツとのスタイリング

ターバン、ベルト、靴などの小物はもう少し

秋を意識したものでも

良いのかなあって思いました。

靴やカバンに

秋らしい、マスタードやバーガンディ

スウエード素材なんかにすると

雰囲気が変わってきます。


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ちなみに、

このVPも素敵だと思いました。

一見、異なるテイストなんだけれど

レンガ色とグリンの補色の使い方

メンズライクとレディライク

ブーツ、ローファー、ベルト、キャスケット、

真逆のテイストなんだけれど

スタイリングの幅がとっても広くて

お客様のニーズにお応えできる

お店だと感じました。

ワンピースは今は一枚で着ていただいて

「秋は、カーデイガンを合わせて頂いて

冬は、その上からコート

トレンチコートを合わせるとより

クラシックなイメージを楽しんでいただけますよう〜」

なんだか、セールストークなんかも

イメージ出来てしまいます。


先ほどから、

小物、こものと連呼しておりますが、、、

この時期、

洋服よりも先に動き出すのが

小物です。

秋色のパンプス

ブーツ

例えば夏物を着ていたとしても

足元を変えるだけでグッと秋らしくなりますよね。


カバン、帽子、ベルト、アクセサリーを

VPに積極的に使うことで

お客様の目に止まりやすくなります。

それを習慣にして頂けると

お客様の接客時にも

自然とお勧めしやすくなります。


秋冬の本番に向けた

予告編をお届けする時期

この時期にしっかりと

ブランドのイメージを知って頂き

ブランドのファン

お店のファン

そしてスタッフ皆さんのファンに

なって頂きましょうね。


ちょっと、涼しい日が続いていますが

これからの残暑に向けて

体調を崩さないように

ご無理のないように、、、

#RE :ZAKKA  #再生請負人




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