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企画者に聞く!「Tech Innovation Award」が描くレブコムのエンジニアカルチャー

こんにちは。RevComm(レブコム)HRです。

RevCommは、ビジネスにおける会話の可視化とセルフコーチング、生産性向上を実現する音声解析AI電話「MiiTel(ミーテル)」、AI搭載オンライン会議解析ツール「MiiTel Meetings」、オフライン(対面)の商談を可視化する「MiiTel RecPod(α版)」を提供している会社です。

レブコムのテクノロジー部門に所属するエンジニア・デザイナーを対象とした社内表彰制度「Tech Innovation Award」が2023年7月にスタートしました!今回は、アワードを企画し、選考を行う執行役員 CTO 平村(以下、平村)と執行役員 リサーチディレクター 橋本(以下、橋本)に、アワードの内容や、設立した背景ついてインタビューしました。

(左:執行役員 リサーチディレクター 橋本、右:執行役員 CTO 平村)

1.「Tech Innovation Award」の概要

まずは、アワードの概要についてご紹介します。

■「Tech Innovation Award」とは
チームや会社に大きな貢献をした社員、模範的な行動をした社員、複雑・大規模なプロジェクトを完遂したチームを表彰・称賛するための制度です。

■選考対象
・テクノロジー本部・リサーチ本部に所属する全グレードの社員
・チームまたは個人での表彰

■選考プロセス
・マネージャーからの推薦によるノミネート(毎月受付)
・平村、橋本にて選考
・月に1回、社内のライトニングトーク会「Tech All Meeting」にて表彰

■副賞
・Amazonギフト券

2.アワードが作られた背景、想い

アワードが作られた背景や想いを、平村・橋本に聞きました。

ー アワードが作られたきっかけについて教えてください。

平村:私の前職でもこういったアワードが実施されていて、社員の満足度向上にも繋がると感じていたため、以前からレブコムでも実施したいと考えていました。現在、レブコムのエンジニア部門には100名を超える社員が所属しており、お互いの業務を理解しあうことが難しくなってきたタイミングでもあります。だからこそ、アワードをきっかけに社員同士の相互理解をより深めていきたいと思いました。そこで、今回私の構想に共感してくれた橋本と共に、アワードを実現させることができました。

「エンジニアの日々の業務や行動を称賛する」というカルチャーを作っていきたい、その上で「レブコムで働いていてよかった」と思えるような会社にしたい、そんな想いを込めて、アワードを作りました。

橋本:大きなプロジェクトの成功はもちろんですが、日々の業務で目立たないが時間がかかるもの、改善されたら周りのメンバーへの影響が大きいものもたくさんあると思います。
目立たない業務や行動でも、その一つ一つに意味があり、重要です。大きなプロジェクトや成果に限らず、日ごろの小さな業務の積み重ねにも目を向けて、称賛をしていきたい、そんな思いでアワードを作りました。

ー制度を設計するときに工夫したことがあれば教えてください

平村:
こういった社内制度を新しく作るときは、運用に必要な手間が大きいと、メンバーからの協力を得ることが難しく、いつの間にか形骸化してなくなってしまったり、ネガティブな印象が広まりがちです。このため、なるべく手間をかけずに、なるべく多くのメンバーを公平に広く推薦・選考できることを考えて設計しました。

例えば、日々忙しいエンジニアリングマネージャーは、チームメンバーを推薦したくても多忙で忘れてしまっていた……ということが起きてしまうの
はもったいないので、Googleフォームで24時間365日ノミネートを受け付けできるようになっています。投稿があると、GAS (Google App Script) でSlackに通知がなされ、橋本と私が参加しているチャンネルでリアルタイムで把握できるように工夫しています。ノミネートが少ない月はリマインドを行ったり、必要に応じて事前にノミネートに至った背景をマネージャーから詳しく聞き、公平かつ貢献内容を詳しく紹介できることを心がけて設計しました。

3.第一回「Tech Innovation Award」の受賞者紹介!

平村・橋本の想いが重なってできた「Tech Innovation Award」。記念すべき第一回目の受賞者を紹介します。

まずは、レブコムの研究開発部門であるRevComm Research (RCR)で音声信号処理を中心とした研究開発を担当している加藤です。「入力音声に適した顔画像の生成(音声−顔変換)」に関する論文が音声言語処理分野で最も大規模かつ重要な国際会議「INTERSPEECH 2023」に採択されました。レブコムは、筑波大学や京都大学との共同研究の成果として、国際会議で論文を採択されたことがありますが、レブコム単著としては今回が初めての採択となります。
「長期にわたる度重なる試行錯誤や厳しい査読結果に負けず、チャレンジし続けたことが素晴らしかったです。」(橋本)

続いて、チームでの表彰です。
コーポレートエンジニアリンググループで、社内Salesforceのシステム管理・開発を担当している津野と長谷部です。
見積請求管理システムをSalesforce CPQ(※)に移行する大規模なプロジェクトを完遂したことが評価されました。
※Salesforce CPQ:Salesforce上で見積書、契約書を作成・送付できる機能

「Salesforce CPQ導入以降、レブコムのセールス活動における、商談から契約に至るまでのUI/UXが大幅に改善し、移行後も大きなトラブルもなく、ビジネス部門からポジティブな評価をもらえたことは、大きな貢献ポイントです。」(平村)

受賞者が、それぞれどんな想いで日々の業務を遂行していたのかについては、受賞者インタビューとして、後編のnoteでお伝えします。

4.最後に

-どんなエンジニア組織を目指していきたいですか?

平村:アワードがきっかけとなって、日々の業務のモチベ―ションが上がったり、より高い技術力を身につけるための行動の糧になったら嬉しいです。特に、表彰されたメンバーが模範的な行動をしているとして認知されることで、他のメンバーも、表彰されたメンバーを超えることを目指して高みを目指そうとするためのベンチマークになると理想的だと思います。

橋本:アワードに限らず、社員同士がお互いにリスペクトしあえる、すごいな、頑張ってるなと思ったことを直接言葉にして伝え合う、褒め合える、そんなカルチャーが根付いている組織にしていきたいと考えています。

今回は、7月から新しくスタートした「Tech Innovation Award」についてご紹介しました。

▼後編の受賞者インタビューもぜひ合わせてご覧ください。

レブコムでは「アウトプットを求める過程はなるべく社員が業務に集中できるように」という考えのもと2017年の創業当初から生産性を意識した「フルリモート・フルフレックス」の働き方をしています。会社のカルチャーの1つでもあるのですが、採用面接などでは「働き方やチームの雰囲気をイメージするのが難しい」といったご質問をいただくことも。
今後もレブコムのnoteでは会社の雰囲気や働く人の様子をお伝えする記事を発信していきます。

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