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Reunionライトノベル

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Reunionのライトノベルのアーカイブです。
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#ライトノベル

ライトノベル第四章十話【Reunion結成】

 俺のソロバンドDOOMSDAYとサポートメンバー三人という構成から、俺たち四人のバンドReunion…

Reunion
3年前

ライトノベル第四章九話【新しい四人の道】

 一週間が経過した。その間、三人と連絡を取ることはなかったが、唯一、相楽さんからは連絡を…

Reunion
3年前
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ライトノベル第四章八話【過去との決別】

 俺はベッドの上で仰向けになり、目を閉じる。俺のバンド人生はいつも結成と解散の繰り返しで…

Reunion
3年前
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ライトノベル第四章五話【三人の帰路】

 三人だけで帰るのは初めてのことかもしれない。今の四人になってからは、なにかと四人で行動…

Reunion
3年前
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ライトノベル第四章四話【DOOMSDAYにはないモノ】

 ワンマンライブではなく対バンの場合、自分たちの出番が終わればそのまま撤収して帰っても問…

Reunion
3年前

ライトノベル第四章三話【今までになかった成功の感覚】

 四人の初ライブとして用意されたステージは、マイナーバンドの登竜門といわれているライブハ…

Reunion
3年前
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ライトノベル第四章二話【言葉巧みな奏】

「最近の美琴は、自信がついたせいか、音のメリハリがはっきりでていい感じだな。細かい注文にもすぐ対処できる器用さは群を抜いている」  奏が最近の美琴の成長は素晴らしいと語る。それは俺も思っていた。美琴があまりにも簡単に注文通りの音やリズムを出すから、こちらもつい難易度を上げ細かい注文をしてしまう。俺たち四人の初ライブは、美琴にとって人生初のライブ演奏でもある。技術的なものばかり成長させてしまって、果たして本番は大丈夫だろうか。舞い上がる程度ならまだいい、極度の緊張で失神してしま

ライトノベル第四章一話【徐々に見えてくる三人との距離】

 俺は奏と律、美琴という固定のサポートメンバーと出会うことができた。今までと違い、これか…

Reunion
3年前
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ライトノベル序章【バンドとの出会い】

 人々が行き交う渋谷の真ん中で、人のざわつきと車体の音、そして様々な音が混ざり合い耳の中…

Reunion
4年前
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ライトノベル第一章一話【幾度となくすれ違う関係】

「なあ、詩音(しおん)。詩音ってば!」  いきなり背後から肩を掴まれ引っ張られる。一気に…

Reunion
4年前
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ライトノベル第一章二話【初めてのバンド】

 俺がはじめてバンドを組んだ時、俺を含めバンド経験がほぼなく、手探り状態だった。だからこ…

Reunion
4年前
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ライトノベル第一章三話【馴染みのスタジオにて】

「よう詩音。また一人か?」  スタジオに行くと、見慣れた顔の男が俺の顔をのぞき込むように…

Reunion
4年前
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ライトノベル第一章四話【詩音の決意】

 俺は楽器を弾けたり歌を歌えたりだけではなく、作曲や作詞というものもひと通りできる。曲や…

Reunion
4年前

ライトノベル第一章五話【DOOMSDAY始動】

 サポートメンバーの募集を出してから数日後、少しずつ問い合わせの連絡がくるようになり、ある程度の人数が集まったところで、用意した曲で選別テストをした。数名、対バンで見知った顔もいたが、だからといって曲のイメージに合うわけでもないし、また自分の求める力量やカラーであるとは限らない。今は少しポップ調が好まれるが、俺はあえてその点を意識して排除した。ほかと同じ事をしては意味がない。俺の求める音楽の系統を主張しすぎるのもよくない。ほどよく俺の音楽性を軽めに取り入れ、ハード系のロックを