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もしも、自分が日本のことを書くなら

もし、自分が日本のことを海外の人に紹介するために何か書くなら、日本の自然とか世界遺産とか伝統芸能とかのことは書かないだろうなって思う。

逆に、何なら書くかなって考えると、りゅうちぇるとか、けみおとかについて紹介するかな。

りゅうちぇるのYouTubeチャンネル

けみおのYouTubeチャンネル

ってか、りゅうちぇるもけみおも、純粋に顔のかっこよさだけで言ったら、キムタクとかと同レベルくらいでかっこよくないですか!?

そーゆー人が、ちゃんと自分の言葉持って、ダイレクトに世の中に発信していってるってすごいと思うし(プロデュース、サポートしている方はいらっしゃるにしても)、この日本っていうけっこう同調圧力強い教育体制とかの中で、彼らが出てきたってことが、すごいと思うのね。

WEFの男女平等ランキングも日本はけっこう低かったりする中で、軽々とジェンダーを飛び越えた存在であったりするのも面白いところだし(でも、どうなんかな、宗教的なタブー感とかむしろ日本の方がゆるくて、大らかなところもあったりするから、どの程度、それが指数化できるものなのかも疑問あるけど)

だから、多分、彼らのすごさを紹介するんだったら、自然と日本の社会の話にもなってくると思う。

で、多分、私はエジプト映画を日本に紹介するにあたっても似たようなことがやりたいのかもしれない。

なんか、エジプト映画ってね、中東の中ではいろんな国に輸出されてて、よく見られてるけど、芸術的な評価が高かったりするイラン映画とかと比べて、多分そんな世界的に芸術的な意味で評価されてないのね。

で、その理由について、書いてくださってる資料を最近見つけて、なるほどーっと思ったから引用すると、

エジプト映画が日本ではまったく評価されていないのは、取り上げられるテーマに人類共通の普遍性といったものがなく、エジプトの現実を知らない者には理解が難しいからではないかという点が指摘された。
引用元:http://www.tufs.ac.jp/common/fs/ics/journals/2014ics18/19.houkoku_yagi.pdf

あ、なんかそれすごいわかる(笑)

確かに、なんか自分たちと違う文化に輸出していくような視点では作られてない感じを強く感じる。(まぁそれ、日本映画もどっちかというとそうかもだけど…笑)
でも、そんななかでも、意外と映画の中に「え、これ政権批判じゃん」みたいな内容とかあったりするんだよね。しかも、エジプトって今より安定していたと言われる2007年に行ったときでも、めっちゃムバラク大統領のプロパガンダ的なポスターや横断幕?的なものが街中にあったりして、「え、思ってたより独裁国家的な感じなん、ここ?地球の歩き方には安全って書いてあったのに!」って思ったのを覚えてる。

後、映画の中でも、他の国に亡命しようとする人とかが描かれたりするんだよね、しかもけっこう軽いノリで描かれる…。「いや、大丈夫?映画作った人、亡命を助長したとして捕まらない、これ?」とか、私が逆に心配になるシーンとかある。

いや、むしろ私の方が忖度する考えが染み付いてしまってんのか?それとも、ある程度社会のことも描くことで、民にガス抜きさせようとしてんのか?

という感じで、社会の背景的なところも含めて、まぁ私の書けることなんて知れてるけど、少しでも言葉にしていきたいなーと思ってます。

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