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太陽冠者

11月30日夜から12月1日未明にかけて、うち(山間部)では珍しく台風並みの強風が吹き荒れました。

時折ガタガタと揺れる自室の窓の音をききながら、ああ、龍(超自然的なエネルギーの意)が目まぐるしく動いているな…とベッドの中でボンヤリと考えていた。

この風は台風のように何処かの海上で生まれきてこの地に吹き上がってくるようなものではない。〝今ここ〟で生まれて日本全土に波及してゆく龍たち(エネルギー)なのだ…と、いつもの如く根拠のない思考がグルグルと頭を巡っていた(或いはこれもまた何者かによって降ろされた意識なのかもしれない…)

海流から生まれくるもの、そして山脈、地脈から今まさに湧き上がろうとするもの…

そういう存在(いわゆる龍と呼ばれるもの)たちのエネルギーとしばらく繋がっていようと目を閉じていたところ、しばらくして今度は地震が起こった。

(また、自分の部屋だけが揺れる〝例のアレ〟か?)

スマホで今しがた地震があったかどうかを確認してみると、確かに3時21分頃(ついさっき)にこの場所で地震があったようだった。

震源地は富山県東部。

吹き荒れる大気の龍もそうだけど、地に潜む龍もまた活発に動き回っているのだなと考えていると、波乱の12月…と矢継ぎ早に言葉が降ってきた。

………

12月に入ってからというもの、いろんな場所で大きな地震が連日立て続けに起きていて、ふとこの日(12月1日未明)の出来事を思い出していたのでした…

そして、この記事を書きながら、富山の素盞嗚社(10月14日に訪れた)で受け取った言葉を唐突に思い出しました。


おまえに我らの力を見せてやろう…


まあ、これは下の記事の続きで書きたいと思っていたネタバレ級の謎の言葉ですが…

クナト神(いわゆる塞の神、ミシャグジとも)とは一体何を遮り抑える神なのか…

この言葉を発したのは、クナト神なのか…それとも〝遮り押さえ付けられていた側〟の存在なのか…

…この考察はまた次の機会に。


さて、ずっと保留にしていたこの記事をそろそろ完成させたい(笑)

というわけで、本題に入ります。


太陽冠者…

またもや、不思議な言葉が頭に降ってきたのでタイトルにしてみました。(12月5日のことです)

この記事に似合う見出し画像はないかな?と思いながら、自分の記憶を頼りにスマホに撮り溜めた写真を漁ってコレを見つけましたよ。

画像1

2018年の夏至の頃、位山に登った時に偶然(それとも必然なのか?)遭遇したハロ(日暈)現象。

この写真が太陽の冠のようにも思えてきて…

何故かこの太陽にかかる輪っか現象をたびたび位山で目撃していました。

いつだったか失念しましたが、水無神社(通称:わたしのたまホーム 笑)で例のごとくゆったりまったりしていると、境内に貼ってあった高山祭だかなんだかのポスターがふと目に止まった。

それは闘鶏楽(カンカコ)の風景のポスターだったと思います。

画像2

ちなみに、これはうちの町のカンカコ行列の風景。

闘鶏楽(カンカコ)とは飛騨各地の神社で奉納される伝統芸能のひとつです。

鳥毛、鳥芸とも呼ばれます。

もっと昔には、頭にカサを被るのではなく鳥の羽根を付けていたのだとか…

(まさに鳥の芸!)

そして、どこの地区でも鶏や鳳凰の絵柄を染め抜いた衣装を身に纏うのですが、

この衣装の絵柄がずっと小さい時から気になっていたのでした。

どうしてもあまり和っぽく見えないというか…

例えば、お祭りの法被なら藍色や臙脂色や浅葱色、白や黒などが一般的かもしれません。

でも、どうして地元のお祭りの衣装はこんなにもカラフルなのか…と、ずっと疑問に思っていました。

なんとなく琉球とか南方の匂いがするな、と…

いつだったか歴代聞得大君の持つ扇子の柄(太陽に鳳凰)を画像で拝見する機会があり、カンカコに着る衣装の柄に似ているなーとドキッとしたもんです

(まあ、琉球も大陸(中国)の影響をもろに受けているっぽいのでどちらかと言うと中華っぽいという表現の方が正しいのかもしれないが…)

そんなことをポスターを眺めながら考え込んでいると、またおかしな意識が頭に降ってきた(笑)

突然、衣装の鳳凰の図柄にフォーカスされて、

「この御方のお好きなものである…」

と…

はい?

すると、すごく豪華な衣装に身を包んだキラキラおねえさん(笑)と、その足元にはこれまたゴージャスな鳥(孔雀に似た不思議な鳥、異国の鶏?鳳凰か?)が静かに寄り添っているような絵が脳内にドーンと視えた。

なんじゃこりゃあ(笑)

え、このおねえさん鳥好きなの?(一応言われたことは信じる)

わたしとキャラ被るやん…(←無類の鳥好き、鶏好き)


すると…

「ねえ、◯◯(わたしの名前)、位山にきて。良いものを見せてあげる…」


…ひっ!?

な、謎のおねえさんに話しかけられたーっ!!!

(まさかの話しかけられるパターン)


なんで、お祭りの衣装のことを考えていただけなのに、こんなにも訳のわからん方向にいってしまったのやろ?と、おっかなびっくりしつつも素直に位山の方に向かう。

良いものってなにかなー?

もしかして何か発見するのかな?山に埋められた財宝とか…(ニヤリ)

と、邪な物欲を剥き出しにして位山に到着すると…

今まさに太陽の周りに虹の輪が出現しようとする瞬間にバッチリ遭遇してしまいました(!?)


すかさずキラキラおねえさんが、

「ね?良いものでしょ?」とニッコリ笑ったような気がして。


わたしに見せたかったものって、これ(日暈)かぁー(汗)

うう、それにしてもなんてイノセントで無邪気な存在なんや…

そして、わたしと明らかに遊んでくださっているではないか…(←いつもわりと子供扱い)

その時、財宝とかなんとか考えていた俗世にまみれて邪すぎる自分が妙に恥ずかしくなってしまった(笑)

(しかしその数年後、神宝と称して不思議なものを位山でもらうのであながちはずれてもいなかったのかもしれない…)

と、話がまた昔話に(笑)


ちなみに脱線ついでに、この闘鶏楽という祭りのルーツの話をひとつ。

(飛騨の)鎌倉時代は、政治の中心地が広瀬郷、荒城郷(現在の国府、古川町)の方へ移ったと考えられる。飛騨には多好方、好節父子が飛騨の地頭に補任されたことが「吾妻鏡」に出てくる。この多氏は元々都の伶人(楽人)で、源頼朝や北条氏に仕えた一流の舞楽演奏家であった。飛騨各地の祭礼に舞われる闘鶏楽、鶏毛打は多好方らが教えたものと伝わる。

(高山市のサイトより引用)

あれ?じゃあ、あのとき視たキラキラおねえさんは多氏という氏族と何か関係があるのかなぁ?

この多氏という一族、気になってネットでほりほりしてみると…兵主神やら天日矛やらスサノオやら伽耶国やら…つい最近目にしたようなしないような意味深ワードがボロボロと目の前に表出するのですが…(汗)

さらには水無神社の御祭神の御歳神(=高照姫、下照姫?)や、アタカヤ(カヤナルミ?)という言葉までもが一気に繋がってしまって…

(長くなるので詳細は書きませんが…汗)

そして、多氏と息長氏、日子坐王系統もなにやら関係が深そうですよ??

果ては、兵主神=天日矛=蚩尤=両面宿儺なんてモノまで…

(多氏…ここまで重要なワードを次々と引き摺り出すとは…一体何者なんや…)

どうして今年の夏至に三輪山に急遽登れなくなってしまい、何故か代わりに?穴師坐兵主神社という摩訶不思議な神社にたどり着いてしまったのかがわかったようなわからないような…(笑)


まあ、地区によっては闘鶏楽は平家の落人が伝えたものであると信じて疑わないところもあるのですがね…

結局、同じような神様やら氏族にしか行きつかないし、その辺りをまたぐーるぐる(by IKZO)してしまうわたしなのです(笑)


さあ、いよいよ今日のメインのお話よ(笑)

その前にまたもや夢の話を。

極めて備忘録的に。

ちなみに夢の中で夢をみる、というひさしぶりの混乱設定でした(笑)

夢の中でみた夢(ややこしい)、どこかのマンションの一室…

大きな窓があって、おとなり(それもかなり近い)に建物があるのが見える。

その建物は小さくて、小屋のようでもあり、社のようでもあるが、不思議なのは窓も扉も何もない箱みたいな感じだということ。

わたしはそれをみて若干恐怖を覚える。

こういった、ある意味塞がれたモノ、何かが封じ込められている(?)モノに対して妙な恐怖心を抱いてしまう性分である。

しかも、その建物自体なのか、はたまたその中にいる得体の知れないモノなのか…と目が合ってしまう状態と言えばいいのか…ずっと見つめ合っているような奇妙な状態に陥ってしまっている。

とにかく謎の存在?がこちらに何かを訴えかけているのをビシバシ感じるのである。

そして、ある種の不気味さを覚えながら目覚めるが、目が覚めてもまだ見知らぬマンションの一角にいた(笑)

しばらくマンションの外を散策したりして過ごしていると、ようやく見知った自宅の自室のベッドの上で目覚めたのだった。

あー、ややこしや(笑)

その後、目覚めてしばらくぼんやりしている時に、太陽冠者という不思議な言葉が頭をよぎったのです…

たいようかんじゃと最初に音で浮かんできて、そのあとにちゃんと漢字が浮かんできた…特に冠者というところがミソらしい。

その後、すぐにこの言葉をネットで調べてみたら…

太陽冠者なる言葉は残念ながらダイレクトにヒットしなかったのですが、代わりに太郎冠者という似た響きの言葉にたどり着きました(!)

太郎冠者(たろうかじゃ)は狂言に登場する役柄のひとつ。狂言においては主に仕える召使いの筆頭として登場するが、演目によってその性格は大きく異なる。冠者は「成人した男子」を指す語で、『礼記』の冠義にある「已冠而字之,成人之道也」を語源とする。元々は武士などに仕える従者・使用人の筆頭格の者を指す通称であった。太郎冠者に続く者として次郎冠者(じろうかじゃ)三郎冠者(さぶろうかじゃ)が登場する演目もある。

(Wikipediaより引用)

うーん、して、そのこころは?と言った感じ…

あとは、太郎冠者という椿の品種があるとかないとか…

あれ?また椿の話か…

それにしても椿好きやなー(笑)


あとは、冠者島なる島がこの日本のどこかにあるようなのですが…

この記事を書きつつ同時に場所を恐る恐るネットで調べてみると…

でたよ、因縁の福井県ー!!!(笑)

しかも日角ひつ浜というところにあるらしい…ときたもんだっ!!

太陽ってまさか日角浜の日のことではあるまいな?

日は天日矛アメノヒボコで…角は都怒我阿羅斯等ツヌガアラシト(角がある人)ってか!?(敦賀の氣比神宮繋がりで…)

いや、リアルタイムでさっき話題に上がった存在にループしてしまうの何事(笑)

やばい、冠者ってこの島の名前でほぼ確定なのか…

(遠い…遠すぎる…福井だけど車ではあんまり行きたくない距離…)

…よし、見なかったことにしよう!(笑)


あとは、冠者という言葉で引っかかる神社をひとつ見つけましたよ。

京都の冠者殿社。

諸々調べてみると…

八坂神社の境外摂社で、素盞嗚尊の荒魂をお祀りしているのだとか…

…ぎゃーっ!!また素盞嗚さんやにけー!!

す、すべらんなぁ…

興味を持った神社がことごとくこの界隈(神系列)だったりするのはいつものこと(笑)

以前も、お釜の蓋を頭に乗せて歩く(参拝する)不思議な神社(鹿児島にあるそうな…)をTVでたまたま観て、ここ行ってみたいなー♡なんて思っていたら、お名前が射楯兵主いたてつわものぬし神社と出てきてズコーッ!!となった。また兵主さんかーいっ!!つい最近奈良で引っ張られたばかりやないか(笑)

とかなんとか…(笑)

話逸れましたが、この冠者殿社もなかなか面白い神社なので最後に紹介させてください。

こちらの神社さんを簡単に説明しますと、商人や遊女が商売のためについた嘘や守れない約束事をしてしまったことに対する罪を祓う(起請返し、誓文払いの)チカラがあるとのこと。

さて、起請という言葉に落語の三枚起請のお話を連想するのはわたしだけでしょうか?

三千世界のカラスを殺し主と朝寝がしてみたい…

熊野の牛王神符(絶対守らなきゃマズイ起請文)と冠者殿社の必殺!起請返し(破り)とどちらが強いんやろ?なーんて下世話なことを考えてしまうわたしですが…

そういえばどちらも素盞嗚尊の影がチラつくなぁ…

あれ?

ちなみに遊女の約束事といえば、りんご姐さんのこの歌しか思い浮かばないのですが…

女は嘘を吐いたっていじゃないか相応の茶番でめかし込んで居なくちゃきっともう狂ってるって (カリソメ乙女)

色恋にはとかく駆け引き(嘘を吐いたり、吐かれたり)がつきものなのは世の常と言いましょうか…(遊女さんでなくてもね)

というわけで、わっち、悪くないわいなぁ!!

の一言で突っ撥ねます、ええ(笑)

きっとこの遊女さんの罪も冠者殿社の神の前では許されるのでしょう…


さて、祇園(Zion)に八坂さんに…いつかは行かなきゃ!な場所なのですが、西の方はわたしにとっては大大大鬼門なのだよなぁ…

とほほ…


長くなったけどとりあえずこれにて閉幕。

最後に…太陽の冠ってコ◯ナのことなんじゃね?と密かに思ってしまったのはわたしだけでしょうか…(ボソッ)

それに者って付ける、

そのココロは…!?



いつか目醒めたのなら

いちばんに日の出の陽を浴びよう。

大好きなとりの気持ちになって。


夜明けの晩の冒険奇譚はまだまだつづく…




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