PHOTOSHOP / 白いエッジも大丈夫!!髪の毛を自然に合成する方法
このテクニックは書籍「Photoshopレタッチ[伝わる]写真補正&加工を学ぶ現場の教本」にも同じようなテクニックが書かれています。
書籍とは使用している素材が違いますが、まずは書籍をチェックすると良いかもしれません。
4つまとめるとオトクなマガジン
こんにちは。
札幌を拠点とし活動中のレタッチャーNORD WORKSの大谷キミトです。
今回のレタッチテクニックはレタッチャーはもちろん、デザイナーさんでもものすごく役立つ合成方法をご紹介します。
切り抜きを行い、人物のレタッチをしたあとは合成ですよね。
今回は省きますが、髪の毛の切り抜きと人物レタッチは以前このnoteでもご紹介しました。
人物の切り抜きに関してはこちら
↓
いつの時代も使える人物の髪の毛を自然に切り抜く方法
覚えると便利な人物レタッチ1 (中〜上級者向け)
↓
1.もうボカさない!絶対に肌の質感を壊さないで綺麗に修正する人物レタッチテクニック。
覚えると便利な人物レタッチ2 (初心者向け)
↓
2.美女がより美女に!初心者でも簡単にできる人物レタッチテクニック。
今回は髪の毛の合成にフォーカスしたPHOTOSHOPレタッチテクニックです。
皆さん人物を切り抜いた時に、こんなふうに髪の毛の周りに白いエッジが残ってしまったことってありませんか??
※コレはわかりやすくオーバーにやっています
この白いエッジ、切り抜きの精度をものすごく上げていけばかなり目立たなくなるのですが、やはり限界があります。
しかし、白いエッジが残っていても実は合成でうまくカバーできれば問題がないことが多いのです。
ブラシでちくちく上から色をのせて修正してからやるのもアリですが、この合成方法を知れば、あなたの合成効率が格段にアップします。
この方法を知っていれば、背景色が変わっても大丈夫。
しかもものすごく簡単。
この記事は最後に絵作りのポイントは書いていますが、髪の毛部分のなじませしか、細かく書いていませんのでご了承ください。
メインは髪の毛を自然に合成する方法です。
記事をみた方からはこのようなコメントもいただいております!
皆様ありがとうございます!!
それでははじめていきましょう。
PHOTOSHOP / 白いエッジも大丈夫!!髪の毛を自然に合成する方法
まずはbefore/ afterを御覧ください。
before
after
今回は秋のファッション系広告で使われそうな、合成コラージュ的なイメージで作成してみました。
コラージュといえど、今回の様なイメージは、ある程度光に向き等を合わせ、さらに合成の精度を上げる事によって違和感をできるだけ消し、イメージへの没入感を上げることが重要です。
ここにコピーが入ってくれば、webのトップイメージでも使用できそうですよね?
さて、それでは本題です。
1.人物を切り抜き。
人物の切り抜きに関してはこちらをご確認ください。
↓
いつの時代も使える人物の髪の毛を自然に切り抜く方法
切り抜きが完了したら、人物の後ろに黒や、少し暗めの色を置いて髪の毛がキレイに切り抜けているか確認してみます。
こんな感じになってしまっている人はやりすぎなのですが、実はこれでも合成は可能です。
うまく切り抜ける人は、このくらいまで持っていけると良いでしょう。
このあたりまでキレイに切り抜けたとしても、まだ白いエッジが気になりますよね?
今回はわかりやすいよう、あえてヤリすぎた切り抜きで合成してみましょう。
それでは背景をいれてみます。
合成する背景が明るめであれば目立たないのですが、暗めの背景がくるとエッジが目立ってしまいます。
背景を暗くしていくとやはり白いエッジが目立ってきますね。
しかしこれは合成時にあることをやれば簡単に解消できるのです。
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