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視覚過敏で困っている人はこれを使ってください ~視覚過敏ADHDが困らないための一工夫~

noteを見ていただいて、ありがとうございます。注意欠如多動性障害(ADHD)・精神障害者手帳2級で博士(生命科学)のred_dash です。

4月、春ですね。新しい環境に移動された方も多いかと思います。私も大学の所属が変更になりました。環境の変化は気持ちに負担がかかりやすいので、少しずつペースをつかんでいきたいですね。


 これまでの記事で、感覚過敏の中でも聴覚過敏について扱いました。感覚過敏とは、簡単に言えば「特定の感覚に対して過剰に反応してダメージを受けやすい性質」です。

 感覚過敏は健常者にも見られますが、特に発達障害(ASD, ADHD等)のある人が症状を訴える傾向にあります。発達障害の診断が下った方は感覚過敏の対策を一通り試す価値があると私は思います。私は感覚過敏の対策を通じて、自分に聴覚過敏と視覚過敏であることに初めて気づきました。今回は視覚過敏と、特に視覚過敏を持つADHDに有効であると私自身が確認した対策アイテムを取り上げます。


皆さんは、こんな経験はありますか?

・スーパーやコンビニが苦手。たくさんの商品に目移りしながら、明るい場所にいると、帰ったときにはクタクタ。

・窓が開いていてカーテンがひらひらすることで、部屋の中の明かりが変化することに耐えられない。結果として窓を開けていられない。

当てはまる項目があれば、あなたは視覚過敏かもしれません。

 視覚過敏には、古典的ですがサングラスが有効です。私は普段から眼鏡を使用しているので、眼鏡の上からかけられるサングラス「AXEオーバーグラス」を使っています。


 AXEオーバーグラスは眼鏡の邪魔にならないように大きめに作られているため、上部から多少光が漏れて入ります。ちらちら光って気になることが、私はありました。対策として、私は黒いキャップと組み合わせて使用しています(注1)。


 ADHDの人は持ち物を無くしがちです。対策なしではサングラスをどこかに置き忘れかねません。ADHDの人にとって 1. モノの置き場所に迷ってとっさに手近に置く→2. 置いたことを忘れる→3. なくす の流れは必殺なくし物パターンではないでしょうか。必殺なくし物パターンを防ぐコツは「置き場所を決める」「肌身離さないもの、大きなものに括り付ける」ことです。

 「置き場所を決める」ために、私はサングラスケースを買いました。必殺なくし物パターンを防ぐためには、まずはケースを用意して、必ずサングラスをケースへ戻す。この繰り返しです。AXEオーバーグラスは大きいので、私はそれに合わせてケースを買いました。

 

 「肌身離さないもの、大きなものに括り付ける」を実践するシンプルな対策は首からぶら下げることです。サングラスを無くさないために、私は下記のサングラス用のストラップを使っています。



それでは、よい1日をお過ごしください。


※続きを書きました!


※本記事は、red_dash が2020年3月24日現在までに収集した情報に基づき作成されていますが、情報の正確さを保証するものではありません。2020年4月27日に追記しました。

※発達障害には個人差があります。必ずしも紹介した全ての事項が当てはまるとは限りません。いくつか当てはまる症状があった場合、心療内科や精神科に相談して医師の診断を受けてみましょう。

※リンク切れ、事実と異なる記載など、お気づきの点を発見された際はどうぞコメントからご連絡ください。

注1:この商品だけは、私が持っているものではありません。2020/3/7現在のamazonベストセラーでコットン100%なので、間違いはないと思います。これ以外の商品はすべて、私が購入・使用しています。


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