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【イギリスYMS・ワーホリ】入国後にやること徹底解説

こんにちは。Rere (@log_yms_london)です。

2023年に約4ヶ月間デンマークの某フォルケホイスコーレに留学し、現在はYMS(ワーホリ)ビザでイギリスで生活しています。

イギリスでの新生活を始めるにあたって、家探しや仕事探しから銀行口座の開設や携帯の契約など、やることがたくさんありますよね。

今回の記事では、私の実体験をもとにイギリス到着後に必要な手続きや、やると便利なサービスやアプリなどをまとめてみました。

  • 渡航後にやるべきことを確認したい

  • 渡英後ある程度の手続きを済ませたけど抜け漏れがないか確認したい

  • あるともっとお得・便利になるサービスやアプリを知りたい

という方におすすめの内容となっています。

これからYMS(ワーホリ)でイギリスに来る予定のある方の参考になると幸いです。

この記事は私の備忘録も兼ねているので、最新情報は必ずご自身でご確認ください。

その前に、海外移住前の出発準備ですることについては、こちらの記事にまとめていますので、気になる方はご覧ください。

渡英準備で何を持っていこうか悩まれている方は、こちらの記事をご確認ください。






必須でやること9選


イギリス到着後になるべく早く生活に慣れるために必要な手続きや、やるべきことをご紹介します。

1. BRPカード受取
2. 携帯電話契約
3. 家探し
4. 仕事探し
5. NIナンバー取得
6. 銀行口座開設
7. 在留届の提出
8. GP登録
9. BRPカードの住所変更

1. BRPカード受取

BRPとは「Biometric Residence Permit」の略で、生体認証付ビザカードです。
イギリスでは身分証明書代わりにもなります。

YMSビザを申請する際に、BRPカードの受け取り場所としてイギリス国内のPost Officeを指定します。
もし申請時にまだイギリスでの滞在先が決まっていない方は、ロンドンの中心部のPost Officeを指定しておくと良いと思います。

ちなみに私も申請時はまだ決まっていなかったので、中心部にありそうな下記のPost Officeにしました。
パスポートを見せるだけでスムーズに受取できました。

Post Office - Aldwych, 95 Aldwych, London, WC2B 4JN


BRPカードの受け取り期限はイギリス到着日から10日間なので、忘れないように注意しましょう。

受け取りの際には身分証明書の提示を求められますので、パスポートを持参しましょう。

BPRの受取場所を忘れた場合は、ビザ申請完了後にダウンロードしたChecklistの書類に記載されています。
BRPカードの受取に関する質問はこちらの英国政府公式ホームページ(GOV.UK)のリンクからお問い合わせ可能です。

BRPカードは2024年12月31日で廃止される予定です。
2025年1月1日からはオンラインでビザステータスを証明するシステムに変わります。


2. 携帯電話契約

イギリスに到着してからすぐに必要になるのが携帯のモバイル通信です。

家を探すにも仕事を探すにもイギリスの携帯電話番号は必要になります。

私が調べつくした中で、最もお得で便利だと感じたイギリスの携帯会社「giffgaff」です。

giffgaffには他のキャリアに比べても多くのメリットや魅力があります。

メリット1 | お得なプランで月額利用料が安い
メリット2 | 面倒な手続きなしにイギリスの携帯電話番号が手に入る
メリット3 | 5GBまで追加料金なしにヨーロッパ各国で使用可能
メリット4 | 契約期間に縛りがないのでいつでも解約可能
メリット5 | 渡航前に日本の自宅でSIMカードを受け取れる
メリット6 | アプリでプランの管理が簡単

giffgaffのメリットやお得な登録方法、実際に使ってみた感想などについては、こちらの記事をご参考ください。

giffgaffのアカウント登録には£5分のクレジットがもらえる友達紹介がおすすめです。
こちらの紹介リンクからお申し込みをすると£5分のクレジット特典が適用されますので、よろしければご活用ください。


3. 家探し

YMSでイギリスに渡航後、まず最初にしないといけないこと、かつ重要なのが家探しですよね。

家探しの流れは、大きく分けて以下の5つです。

手順1 | 自分の基準を決める
手順2 | サイトで部屋を探す
手順3 | 大家さんに連絡する
手順4 | 内見に行く
手順5 | 契約する
手順6 | 鍵の受け取り・引っ越す

私はSpareRoomで家を見つけました。

こちらの記事では、土地勘なし・職なしの私が家探しを始めて3日間で部屋を見つけた実体験をもとに、家の探し方やおすすめのサイト、内見時に見るべきポイント、大家さんへの連絡メッセージのテンプレートなどについて詳しく書いていますので、ぜひ部屋探しにお役立てください。


4. 仕事探し

YMSでイギリスへの移住が決まったら、最も心配になるのが仕事探しではないでしょうか。

特に2024年からYMSの募集人数が1,500人から6,000人に増枠し、仕事が見つかるか不安な方も多いと思います。

私がワーホリで渡英後、ロンドンで就職活動としてオファーを獲得するまでに行ったことの全体の流れは以下の通りです。

0. 家とイギリスの携帯番号契約
1. ビザの種類の確認
2. 過去の仕事の棚卸し&自己分析
3. CV(履歴書)&カバーレターの作成
4. 求人サイト&エージェントの活用
5. 企業へ応募
6. 面接準備&面接
7. オファー獲得

ロンドンでの就職活動で利用した求人サイトとエージェントは下記です。

【求人サイト】
Indeed
LinkedIn
CV Library
Reed

【エージェント】
centre people
People First
JAC

私のロンドンでの就職活動の実体験ややったことについての詳細は、こちらの記事をご参考ください。


5. NIナンバー取得

NIナンバーとは、「National Insurance Number」の略で、税金や保険料などを管理する際に、個人を判断するために利用する国民保険番号のことです。

このNIナンバーはイギリスで働く際に雇用主に提出する必要があるので早めに申請しましょう。

BRPカードを受取後パスポートを用意して、こちらの英国政府公式ホームページ(GOV.UK)のリンクからオンラインで申請できます。

NIナンバー関連の書類は住所証明としても使えるため、早めに取得しておくと便利です。


6. 銀行口座開設

イギリスで家の家賃の支払いや、給与の受け取りなどに現地の銀行口座が必要になります。

【イギリスの大手銀行】
・Loyds(ロイズ)
・HSBC(エイチエスビーシー)
・Barclays(バークレイズ)

私は雇用が決まった後に申請し、現在Lloyds(ロイズ)を使っています。
職場からのレターは不要で、オンラインで申請でき、簡単に口座開設できました。

Lloydsの口座取得できるまでは、日本からも契約できるWiseで生活していました。
実はWiseはイギリスの銀行口座も用意されているので、給料の受取が可能でした。イギリスの銀行口座を開設するまでの間持っていてとても役に立ちました。

ただ、イギリスで長期間生活するのであれば、現地の銀行口座があると取引明細を住所証明としても利用できるため、開設しておくと良いでしょう。

また、渡英したてですぐに銀行口座を開設したい場合は、オンラインバンクがおすすめです。

【イギリスのオンラインバンク】
Monzo(モンゾ)
・Revolut(レボリュート)
・Starling Bank(スターリングバンク)

大手銀行に比べてオンラインバンクは開設のハードルが低いので、一つ開設しておくことをおすすめします。

オンラインバンクでも、通常の銀行と同じように給与振込先として利用することも可能なので、オンラインバンクのみでYMS(ワーホリ)を乗り切ることもできるでしょう。


7. 在留届の提出

外国に住所又は一時滞在先を定めて3か月以上滞在する方は在留届を提出します。

提出するともしテロや災害など事件や事故が起こった時、最新情報を取得したり、日本大使館が安否を確認したり支援するために使用されます。

こちらの外務省オンライン在留届のリンクから提出できます。 


8. GP登録

GP登録の手続きは必須ではありませんが、手続きしておくとメリットがあるので、登録することをおすすめします。

イギリスにはNHS(National Health Service)という医療制度があり、イギリス居住者はイギリス人と同様に国営の病院で医療サービスを無料で受けることができます。(ただし、歯科治療・眼科治療・プライベート病院は有料)

YMSビザの取得時に2年間分の健康保険付加料(IHS)の支払いをしたと思いますが、これがNHS利用料に該当します。
※IHS とは、「Immigration Health Surcharge」の略で、6カ月以上滞在可能なビザで入国する外国人が支払う必要があります。

GPとは、「General Practitioner」の略で、かかりつけ医のことです。
病院にいきなり行くのではなく、まずかかりつけ医に症状を説明し、その症状によってかかりつけ医が病院を紹介する流れになります。

NHSを利用するためには、自宅の近くの病院でGP登録する必要があります。

NHS.UKのリンクから居住住所のポストコードを入力すると最寄りのGPが確認できます。
私はオンラインでGP登録ができるところに絞り、Googleで口コミを確認してから登録しました。

海外のなれない環境で体調を崩すこともあるかと思いますので、安心のために登録しておくと良いでしょう。


9. BRPカードの住所変更

BRPカード受け取り時に書いた住所と現住所が異なる場合は、BRPカードの住所変更を行う必要があります。

変更はこちらのページでオンラインで手続きできます。
UKVI - Change your address or your legal representative's details - When to use the form

身分証明書(パスポートやBRPカード)と、新住所の証明書類(銀行明細書や賃貸契約書など)の提出が求められます。

このときにすでに手続きしておいた銀行のバンクステータスを住所証明として使うことが出来ます。




あると便利なサービス・アプリ7選


こちらは上記で述べた必須のやることではないですが、私が生活している中でやっておくと便利になるアプリやサービスをご紹介します。

イギリスでの生活がいかにお得で便利にできるかは情報収集が欠かせません。

私も色々な友達や知り合いから聞いて早速ダウンロードしたり、登録してみたので、ご自身に当てはまるものがあればぜひお得なリンクから利用してみてください!

1. NordVPN登録
2. クレジットカード申請
3. Rail card登録
4. TfLアカウント作成
5. Bolt登録
6. 英国運転免許証申請
7. PRETのコーヒーサブスク

1. NordVPN登録

海外から日本のサイトへアクセスしようとするとエラーになることがあります。
例えば、アマゾンプライムやTVerなどの動画配信サービスや、Yahoo知恵袋などのサイトは海外からはアクセスできません。

そんなときNordVPNがおすすめです。
NordVPNで接続国を日本に設定すると、上記のような日本のサイトにもアクセスできるようになります。
通信速度が速く、接続も安定しているので、不便に感じたことはありません。

私の場合はYMSの2年間ちょうど使える2年契約のプラン(£80=約16,000円弱)にしました。
長期契約だとお得になるので、長期滞在の方はおすすめです。

登録には最大3ヶ月追加で無料になる友達紹介がおすすめです。
登録をご希望の方はこちらの紹介リンクをご利用ください。
(1年または2年契約の場合3ヶ月無料、月額プランの場合1ヶ月無料)


2. クレジットカード申請

日本では買い物の際にポイントの貯まるクレジットカード決済をしていましたが、イギリスでもポイントを貯めたいと思い、クレジットカードを申請しました。

デビットカードだといくら使ってもポイントがたまらないので、なんだかもったいないですよね。

イギリスのクレジットカードの申請はクレジットヒストリーがないから申請が通りにくいという情報が多いです。

ただ調べてみると、アメックス(Amex)はグローバルでクレジットヒストリーが蓄積されているため、日本でアメックスを使っていた場合は通りやすいということがわかりました。

私は日本でマリオットボンヴォイアメックス(MBAカード)をメインカードとして使っていたので、アメックスのカードを申請してみることにしました。

そしたらすんなり審査が通り、渡英後3ヶ月で無事クレジットカードが手に入りました!

もしアメックスを日本で使われていた方はイギリスでもクレカを持てるチャンスです。
まだ渡英までに時間のある方は日本でアメックスカードを作ってクレジットヒストリーを蓄積されておくことも一つの手かもしれません。

私の場合、イギリスにもマリオットのクレジットカードが存在していたので、マリオットポイントを貯めるために「The Marriott Bonvoy™ American Express® Card」を使っています。

マリオットボンヴォイアメックスカードを友達紹介で申請し承認されると、最大63,000ポイントがもらえるキャンペーンが開催されています。
周りに持っている方がおらず、入会希望している方は、こちらの紹介リンクをご利用ください。

もし日本でマリオットユーザーで、イギリスでもマリオットカードを使う私と同じ境遇の方がいたら気が合いそうなのでカフェで一杯お話ししたいくらいですw


3. Rail card登録

物価の高いイギリスでは、交通費も高くかかります。

「30歳以下」の方は、レイルカードを利用すると電車賃をお得に安く抑えることができます。

レイルカードは、イギリス国内の電車(ナショナルレイル)の運賃を通常の3分の2の価格で購入できるカードです。

またRailcard(レイルカード)とオイスターカードを駅のカウンターで紐づけると、オイスターカード利用時の地下鉄とバスの乗車料金が毎回割引されます。

YMSでイギリスに来る方は、30歳以下の方が大半だと思うので、登録をおすすめします。


4. TfLアカウント作成

TfLは「Transport for London」の略で、アカウント登録することで、ロンドンの公共交通機関の運賃の確認や払い戻し申請などが可能になります。

ロンドンはTubeと呼ばれる地下鉄が急に止まったりして、払い戻しの申請が必要になるケースがあるので、登録しておくことをおすすめします。

登録は、こちらのtfl.gov.ukのリンクから行うことができます。

オイスターカードまたはコンタクトレス決済カードをアカウントに紐づけると、今までの乗車履歴の確認や払い戻しの申請ができるようになります。


5. Bolt登録

ロンドンは基本的には公共交通機関が充実しているので、タクシーを使う必要はありませんが、大きな荷物を持っている時や、複数人で市内を観光する際には、Boltを使うと便利です。

私も渡英したての仮の家から今住んでいる場所へ引っ越しをする際にキャリーケース2つあったので、Boltを使いました。

約1時間20分の乗車で£34(7,000円弱)だったので、かなりコスパ良かったです!

こちらの紹介リンクからプロモコードを使って新規登録すると、最初の乗車が50%オフ(最大£8まで)になるので、よろしければご活用ください。


6. 英国運転免許証申請

日本の運転免許を持っている方は、英国運転免許へ簡単に切り替えることができます。

多少費用と時間はかかりますが、身分証明や住所証明に使えるのが大変便利です。

ロンドン市内は車がなくても生活できるので、私もまだ申請するかを迷っていますが、他の地域へ旅行に行く際にレンタカーして行けるととても便利そうだなと思います。

詳細は、在英国日本大使館のサイトをご確認ください。


7. PRETのコーヒーサブスク

Pret a Manger Coffeeは、大手チェーンのカフェでイギリスに来たら必ず一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
イギリスではスタバよりも人気かもしれません。

そんなPretが提供する月額£30で1日に5杯まで好きなドリンクが飲めるサブスクがあります。
毎日コーヒーを飲まれる方は十分元が取れる料金なので、検討してみても良いかもしれません。
周りにも利用している友達は多いです。

サブスクリプションの詳細については、Pretの公式リンクをご覧ください。




まとめ

以上が私がYMS(ワーホリ)でイギリスに入国後に行ったことでした!

ようやく日本からイギリスに着いた!と開放的になったり、不安になったりする中で渡英後もやらないといけない手続きが多くて大変ですよね。

初めは戸惑うこともあるかもしれませんが、焦らず一つひとつやっていきましょう。

私もいろいろなサイトを見て参考になる情報がたくさんあったので、恩返しができるよう今回は私なりにまとめてみました。

少しでも参考になる情報があれば嬉しいです。

読者の方々のイギリスでの生活が楽しく実りあるものになるますよう応援しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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