見出し画像

多様性あるメンバーがありのままに活動するチーム、コミュニティの可能性にワクワクしました #サイボウズ式チーム本

「聞いてから読む」。こちらのイベントにご登壇のサイボウズ・藤村能光さん著の本、読み終わりました!

本のカバーに書かれた藤村さんの紹介:

1982年生まれ、大阪府出身。神戸大学を卒業後、ウェブメディアの編集記者などを務め、サイボウズ株式会社に入社。製品マーケティングの担当とともにオウンドメディア「サイボウズ式」の立ち上げにかかわり、2015年から編集長を務める。メディア運営や編集部のチームビルディングに関する講演や勉強会への登壇も多数。複業としてタオルブランド「IKEUCHI ORGANIC」のオウンドメディア運営支援にも携わる。趣味はコミュニティ活動とサウナ。

https://cybozushiki.cybozu.co.jp/


サイボウズ製品を買ってもらうには、製品の機能や価値を伝えるよりも、まずサイボウズを「好きになってもらうこと」が必要です。(38頁)

#サイボウズ  さんのWebサイトからです。

サイボウズの理念は「チームワークあふれる社会を創る」こと。私たちはその理念に沿ってチームワークを支えるソフトウェアを開発し続けてきました。
https://cybozu.co.jp/company/ceo-message/

#サイボウズ式  からチーム、チームワークをテーマにした本が生まれるのは必然ですね。本の目次です。

はじめに 「チームワークの会社」の中でのチーム作り
第1章 サイボウズ的「チームワークの価値観」
第2章 チームの土台は「情報のオープン化」
第3章 「自由な働き方」と「チームワーク」
第4章 チームを動かす「仕組み」の作り方
第5章 「オンラインコミュニケーション」の作法
第6章 会社の「外の人」とチームを組む

この本の中で何度も指摘されていますが、個人プレーでは立てる目標も、出て来るアウトプットも、たかだか知れています。チームで何かに取り組む最大の理由の一つは、個人では出来ないこと、想像さえしなかったことに挑戦し、実現できる可能性があるから、なのではないでしょうか。

チームメンバーが「ありのまま」になるほど、それによって生まれる多様性は武器になります。そしてチームがそれぞれの多様性を認められれば、メンバーから新しい切り口や視点の違う意見・アイデアが出やすくなります。(74頁)

チームのビジョンやポリシーは何度も目にする機会があって初めて意図が伝わるもの(151頁)

企画に対する思いは、企画を実現する際のよりどころになります。(157頁)

仕事そのものだけでなく、チームのメンバー、つまり、「人」を見る、「人」に関心を寄せることの重要性が強調されていました。「プロセス」があってこそ、それをメンバーで分かち合うことで、達成感が得られる、それが藤村さんの考えなのかなー、と受け止めました。

仕事の場合、成果に対する意識は重要になってくるのは当然です。しかし、第6章で紹介されている「コミュニティ」となると、文脈が変わります。

コミュニティはいい意味で成果を求める必要はなく、今を楽しむことから結果的にコンテンツが生まれます。(241頁)

なるほどです。自分の身の回りの体験を振り返って「そうだったんだ、コミュニティの力、コミュニティが引き起こしていたのか」と感じることがいくつか思い当たりました。最初にご紹介したイベントで出て来た(と記憶する)のが「偶発性」という言葉。ストレスが無い(少ない)ありのままに、楽しんでいるからこそ出現する「何か」があるんだ、きっと。コミュニティも一つの「チーム」。メンバーをどうするの、ってのは問題になるかもしれないけれど(一番の問題かも、って思います)、チームビルディングが上手くいって、メンバーの持つ多様性が発揮されれば、そこに偶発性加わったりすると、時にスゴい「発明」みたいなことが起きるんだろう。そう考えると、「コミュニティ」が色々と新しくてステキなものを世に送り出す主体になることが今後、ますます増えて来る。ワクワクしますね。

私の藤村さんとの出逢いも「コミュニティ」が運んできてくれました。

https://twitter.com/saicolobe/status/1149854944213651457

そう、「コミュニティの力」です。それら含めて様々な発見、気づき、アイデアをこの本から頂きました!

藤村さんに深く感謝です。

https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m005400.html


この記事が参加している募集

サポート頂いた際は、TableforKidsへの寄付に使わせていただきます。 https://note.com/renny/n/n944cba12dcf5