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\フィンランドの大学ロゴが面白い!! /

今日はずっと家に籠っていてひたすらに北欧留学促進のためにせかせかと手を動かしていました。

いま結構スカンジナビア3国がコロナで大変でして、毎日のように大使館からの通知がきます。そんなわけで、留学アカウントの施行日が結構遅くなると思います。
※スカンジナビアがどの国を指すのかはこの記事にわかりやすくまとまっています。
https://norr.jp/categoryofnordic-part1/

このアカウントでは、まさにいま北欧に留学している人を「北欧留学大使」として迎え入れ、その人に現地情報を発信してもらおうということになります。

大使の母数が増えれば増えるほど、発信に深さと広さが増します(北欧留学中の方、知り合いがいるよって方ぜひご連絡お待ちしてます)。それに伴ってアカウントの規模も自動的に大きくなる。ざっくりリサーチした感じ、北欧に特化した留学アカウントがなかった(というか留学全般で見てもガツガツ動いてるところはなさそう)ので、ぶっちぎります。

そんなわけで、いま北欧5カ国の大学を一通り調べ終えました。とは言っても、この大学はこの分野に長けていて、ノーベル受賞者は○人いて、TOEFLの必須スコアは××みたいなことではありません。

それぞれの国にどれくらいの数大学があって、それぞれどの辺にあるのか、みたいなざっくりとした情報です。僕が北欧留学のプロフェッショナルになるなんて滅相も思っていなくて、大使一人一人がその地域のエキスパートになった方が100倍良いと思います。

前置きが随分長くなりましたが、その中で気づいたのがタイトルにある「フィンランドの大学ロゴ」です。日本からの留学生が来そうな大学は多分全部調べたのですが、ついでにそれぞれの大学の校章(ロゴ)もチェックしました。

このロゴから結構面白いことがわかって、歴史のある大学であればあるほど昔の貴族の紋章のようなゴリゴリのエンブレムの傾向があります。例えば、僕が前に留学していたルンド大学は1666年に創設(スウェーデンで確か2番目くらいに古い)したので、かなーり歴史のある大学です。

これは天下の東京大学の1877年よりもはるかに古くて、1666年頃って日本で何が起きていたかというと、日本では1685年に生類憐れみの令が施行されたのよりも古いです。

ここから帰納的に考えると、ゴシックぽいというかモダンなデザインのロゴを持つ大学は比較的新しいのではないかと思います。

これから比較した時に、フィンランドの大学のロゴが結構今っぽいところが多かったです。特に、オウル大学とアールト大学。調べてみたらオウル大学は1958年創設、アールト大学は2010年創設。

意外とこの帰納の仕方は正しく思えてきます。

フィンランドに関しては1917年にようやくロシアから独立したばかりなので、新しい大学が多いのは妥当です。Wiki情報ではありますが、ヘルシンキ大学(1640年創設)以外は独立後に創設されていました。

ちなみにヘルシンキ大学はかなり歴史のある大学ですが、もともとはと言うと1640年に当時の首都であるオーボÅbo(現在の名だとトゥルク)に創設されたようです。それから(幾度の歴史情勢の中で)ヘルシンキに移動になったよう。実質、最初からヘルシンキにあったわけではないみたい。多分その影響で、名目上は1640年創設だけどロゴが結構モダンなデザインです。

ロゴから考える大学の歴史。結構面白いなあと思います。

今日の写真は写真ではなくて、大学のロゴの寄せ集めです。一番左がルンド大学(1666年)で、その右隣がウプサラ大学。ここは1477年に創設されていて(ゴリゴリに戦国時代)、北欧最古の大学です。

右半分がフィンランドの大学でオウル大学(1958年)とアールト大学(2010年)。右下に申し訳程度に置いといたのが、僕が在籍するスタヴァンゲル大学です。2005年創設です。15歳の誕生日記念イベントが前学期あったような。もともとあった単科大学(かな?)が合併して今の形になったとか聞いたことある。

全然違う、面白い!!

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