「死ぬくらいだったら、辞めればいいのに」について考える

よく自殺のニュースを見るたびに、みんなこれを言います。自殺を擁護するつもりはありませんが、自殺に至る思考を、鬱経験がある人間として考えてみました。周りにこんな人いたら、気にしてあげてください。

辞めることができない人が、自殺につながってしまうのだと僕は思います。実際に鬱になって死について考えた経験がないと、なかなか理解できないと思います。僕もなかなか辞めることができない部類の人間だと思います。

僕が思う3つの辞めれない理由

①背負っているものがあって辞めれない。
　家族の生活、生活水準、ローン、立場など、
　自分がドロップアウトすることで、
　家族とか他の誰かに迷惑がかかる。　
　迷惑かけたくない気持ちが強い。

②もう辞める行動をする気力もない。
　鬱状態で辞めるという行動を起こすのって、
　大変ですよね？上司や周りの人に説明をしたり、
　同僚や周りの人の目も気になってしまいます。

③そもそも何もやる気がしない。
　何をしたらいいかわからない。　
　今の会社辞めても、就職できる自信がない。
　ただ布団にもぐっていたい。

この状態を長く続けると…

僕は霊感とかあるわけではありませんが、ずっと死を考えてしまうような状況だと、スーっと、何かに引っ張られそうになる瞬間があります。その力に抵抗できないとき、魔が差すのだと思います。

こんなときどうする？

周りに共感してくれる人いますか？
話を聞いてもらえる人はいますか？
話を聞いてもらえるとだいぶ楽になります。
話せる範囲で話してみてください。

少しでも興味のあること、興味のある本…
とにかく現実逃避してください。
少しでも楽しいときは、嫌なこと忘れて
楽しんでください。

少し無理してでも、外で日の光を浴びてください。
根拠はありませんが、気が晴れます。
あと、運動ができるなら、少し歩いてください。

また、少し勇気をだして心療内科に行ってみるのもいいかもしれませんよ🤔

周りにこんな人いたら、

気にしてあげてください。

共感して、話しを聞いてあげてください。

すごくネガティブで、
あなたもパワーを使うと思います。
でも、この人はツライ状態です。
少し付き合ってあげてください。
これは誰にでも訪れる可能性があることです。

僕はというと…

最近、少し鬱っぽっくなってきました。
上司からのプレッシャー、仕事のプレッシャーが
強くて…。
彼は僕を追い込んできます。
月曜日の朝は死について考えてしまいます。
吐き気にも耐えてます。

でも、僕には幸い妻がいます。
仕事のことは話してませんが、そばにいてくれる人がいる安心感があります。僕を、助手席に座らせて外に連れ出してくれます。
今、僕は妻にすごく頼っています。

正直、家族は僕にとってプレッシャーでもあります。
でも、僕が生きてる意味でもあります。
僕を生かしてくれているともいえます。

今つらい状況の人、
僕の想像より遥かにつらい状況の人、
いると思います。
僕なんてマシなほうです。

頑張る必要はありません。好きにやればいいんです。
逃げてもいいです。休めばいいんです。
人に頼ってもいいんです。
反応しなければいいんです。

少しテキトーに生きましょう😃

何度でもやり直せばいいのですから。