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【ドイツ】ケルン日帰り旅行の記録

こんにちは。ライターのRenaです。

今回はデュッセルドルフからケルンへの日帰り旅行をした体験を書いていきます。

ケルンといえば大聖堂が有名です。
でもそれ以外何があるのかわからない。

そう、ぶっちゃけ何もありません。笑
(⚠️あくまで個人の見解です)

とはいえ、どうせ来たんだから何かしらあるだろうと旧市街を巡ってきました。

雑な旅の記録ですが、何かの参考になれば幸いです✨


まずは王道の大聖堂

ケルンの大聖堂は、迷うことなく辿り着けます。
というのも、駅舎を出るとすぐ目の前に鎮座しているからです。
圧倒的な存在感。

ゴシックリバイブルモリモリです。

サクッと年表はこんな感じです

4世紀 小さな聖堂が建てられる(ケルン大聖堂のもと)
9世紀 その後増築がなされて818年に建築が完成。
1248年 火災で消失し、再建築がされ始める。
しかしその工事の途中で、カトリック・プロテスタントの抗争、宗教改革による資金不足・経済難に見舞われる

1559年 大聖堂工事中断。
教会としての機能を果たしながら、しばらく再建と工事中止を繰り返しているうちに19世紀に。

19世紀 世界的なナショナリズムの風潮、そしてイギリスで起こったゴシック・リバイブルに触発され、ドイツでも教会などの文化遺産に注目が集まる。
⇨プロイセン政府の資金援助を受けて、1884年に完成

20世紀 第二次世界大戦の空襲により聖堂が破壊される
1956年 復旧が完了

なかなかハードな経験がある大聖堂ですね

詳しくは世界遺産オンラインガイドから👇

もちろん中も見応えありますが
入口のアーチ部分の彫刻もなかなかシュールでした。
聖人や教皇と思われる人物の彫刻が彫られています。

ケルンの大聖堂はちょっと横に太いというか
他の大聖堂に比べてずっしりとした印象がありました。

中に入るとまず目に入ってくるのが回廊。
立ち並ぶ柱が木のように見える不思議。
正面から祭壇へと続く道がなんとも神々しいです。

ステンドグラスは、かなり写実的でした。

床にはケルンに尽力していた当時の都市国家が
モザイクタイルで描かれています。
面白いですね

*ケルン大聖堂は、人がたくさん集まるカトリックの象徴としてみなさられているため、テロの標的にされることがしばしばあります。時事問題等でテロの警戒レベルが高まっているというニュースを見たら、大聖堂への訪問は危険度が高まりますのでご留意ください(2023年12月)

コロンの名前の由来のケルン

さて、大聖堂でしんみりした後は外に出ます。
ここケルンはコロン(香水)の発祥の地。
オー・デ・コロン。フランス語で「ケルンの水」

コロンの特徴は他の香水とは違って継続時間が短く、香りも優しいものが多いのが特徴です。(店員さんによると)

コロン周辺はヨーロッパの中でも珍しく軟水です。


ファリナさんというイタリアの香水職人の方がケルンに移住し、
1702年にコロンを発売した、という歴史が辿れる博物館兼香水のお店がこちら。

地上階は香水の販売のみで、
博物館は建物の上階部分です。時間制のツアーでしか入れません。
言語は英語、ドイツ語、中国語などのオプションがありますが、
日本語はない様子。

そして英語のツアーは結構人気で当日の枠がすぐに埋まってしまうので、
あらかじめオンライン予約してからいくといいでしょう。


売り場には色々な香りのものがあり、
星座ごとのイメージで作られたコロンの販売もしてあります。✨

ケルンのクリスマスマーケット

季節限定ではありますが、
ケルンのクリスマスマーケットは大規模でドイツらしい雰囲気満載です⭕️
旧市街の市場には、
メリーゴーランドやレールが敷かれた小さめの汽車?のような
ちょっとしたアトラクションなども設けられています。

門も小人だらけで可愛い。

ショッピング

これといってショッピングするようなものでもないかもしれませんが、
農場から仕入れた変わり種のチョコやチーズのお店が立ち並んでいます。

羊ミルクだったりローズマリー、ラベンダー入りのチーズなど。
試食もできて美味しい経験でした。

ちなみにご当地のビールと一緒に作ったビールチーズなんかもあり
かなり面白かったです✨

終わりに

ケルンには他にもチョコレート工場や美術館などが
観光名所に挙げられています。

私は別にいっか、という気持ちだったので行かなかったのですが、
大聖堂と旧市街と香水博物館だけでも結構楽しめました。

ケルンにちょっと行ってみようかな、という方の参考になれば幸いです✨

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