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【蕎麦】長野・伊那市の「壱刻」。戦国時代から伝わる名物「高遠そば」を頂く!

高遠そば。大根の搾り汁に焼き味噌を溶かしたつゆで食べる「高遠そば」。名前は聞いたことがある方も多いかと思いますが、福島県会津地方の名物料理「高遠そば」というのは、実は、長野県信州伊那地方が発祥だということをご存じでしょうか。

時代は遡ること徳川3代将軍家光の異母弟、保科正之。信州高遠藩の養子となり、その後山形の最上藩へ、そして福島の会津藩へ国替えとなります。その際、無類のそば好きが高じて、そば職人も最上へ、会津へと連れて行ったのが、福島県会津地方の高遠そばなんです。

遠く会津で定着したそのそばは、敬意を込めて「高遠そば」と呼ばれることになったわけですが、その高遠そばを食べるのであれば、天下第一の桜の名所として有名な 長野県高遠町で蕎麦を頂かねばなりません。この日はADDressさんの伊那の拠点(拠点はこちら)の家守さんおススメの「壱刻」さんでお蕎麦を楽しみます!

お品書きはこちら。

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まずお蕎麦の種類を選びます。「二八」、十割「丸(まる)」、十割「丈(ますらを)」、月替十割「炎(かぎろひ)」がございましたので、お蕎麦は、十割「ますらを」にし、冷たいお蕎麦(高遠)を頂くことに致します。

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十割「丈(ますらを)」 冷たいお蕎麦(高遠) 1,270円

まるでフェットチーネのパスタのような極太麺のお蕎麦が運ばれてまいりました。丈(ますらを)は、挽き方として、3種のそば粉をブレンドしたもので、生粉・平打ちの麺です。コクと甘みが特徴のしっかりと噛んで食べる十割そばです。

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品種は、江戸時代に信州三大蕎麦名産地とうたわれた「入野谷(高遠東部・長谷地区)」産の玄蕎麦を使用しています。

こちらは月替わりの十割そば「炎(かぎろひ)」。

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月替十割「炎(かぎろひ)」 冷たいお蕎麦(高遠) 1,350円

丸抜きの粗挽きで、生粉を使用しており、中太打ちの麺です。穀物感のあるもっちりとした十割そばで、入野谷(高遠東部・長谷地区)」産の古蕎麦でございます。

どちらのお蕎麦も高遠そばならではの、大根の卸汁に焼味噌を溶かしてたべます。これは家守さんのおかけで、美味しいお蕎麦を味わうことができました。

如何でしょうか。「高遠そば」(焼き味噌と大根おろしで食べる)発祥の地「伊那谷」。高遠そばは、福島県会津地方の名物料理として知られていますが、実は長野県信州伊那地方が発祥だということはあまり知られていません。

是非、皆様も伊那を訪れた際には、焼き味噌と大根おろしで食べる本場「高遠そば」を味わってみては如何でしょうか。

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店名:壱刻
住所:長野県伊那市高遠町西高遠1696
TEL:0265-94-2221
営業時間
[月~水、土~日]
11:00~15:00(L.O.)
定休日:木・金曜日(2019年度のみ水曜日も定休日
備考:

written by パープル@いつでもどこでも働ける、リモートワーカーという生き方

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