はちなな
沖縄本島生まれ・沖縄育ち・地元情報誌や観光地で就業経験アリの筆者がおすすめする沖縄。
離島に移住して分かった離島の変なとこ・面白いとこ。人口が少ない島なのですぐに個人が特定できてしまうため、村八分を覚悟に書いています。※冗談だよ
郵便局にある消印のひとつ「風景印」。ふと伊是名島の風景印ってどんなものだろう?と思いネットで調べてみました。過去の画像は出て来るものの、日本郵便のサイトには載っていない様子。 今もあるの?あったとしたら何柄なの?いろいろな疑問が出てきたので、郵便局に行ってみました。 ーあの、ここの…風景印?ってありますか? ーありますよ〜(かぶせ気味に) もし無かった場合「何言ってんだコイツ」という顔で見られたらどうしようと思いましたが、思い過ごしで本当に良かった。さっそく風景印
沖縄本島生まれ・沖縄育ち・地元情報誌や観光地で就業経験アリの筆者がおすすめする沖縄、秋編(9〜11月)。 秋の沖縄って何が楽しいの?やっぱり過ごしやすい?イベントや気候、その他の注意点などをまとめて解説します。 ・イベント 【9月】糸満大綱引/中秋の宴(首里城)/プロバスケットBリーグ開始 【10月】普天間フライトラインフェア(宜野湾)/沖縄全島エイサーまつり/那覇大綱挽/パーントゥ(宮古島)/沖縄の産業まつり 【11月】首里城祭(首里城復興祭)/沖縄国際カーニバル/
沖縄本島生まれ・沖縄育ち・地元情報誌や観光地で就業経験アリの筆者がおすすめする沖縄、夏編(6〜8月)。 夏の沖縄ってやっぱり暑い?何が必要?といった気候情報や、イベント、その他の注意点などをまとめて解説します。 ・イベント 【6月】糸満ハーレー/海神祭(各地)/慰霊の日 【7月】海洋博公園花火大会/シーポートちゃたんカーニバル/キャンプフォスター・フェスティバル/オリオンビアフェスト(石垣島) 【8月】与那原大綱曳まつり 観光シーズンは地域のお祭りが多い 夏の沖縄
沖縄本島生まれ・沖縄育ち・地元情報誌や観光地で就業経験アリの筆者がおすすめする沖縄、春編(3〜5月)。 春の沖縄って暑い?寒い?といった気候情報や、イベント、その他の注意点などをまとめて解説します。 ・イベント 【3月】いとまん平和マラソン/東村つつじ祭り/海開き(各地) 【4月】琉球海炎祭(宜野湾)/伊江島ゆり祭り/全日本トライアスロン宮古島大会(宮古島) 【5月】那覇ハーリー/春の全島闘牛大会/こどもまつり「こども琉球芸能奉納」 花や海の行事がさかんに行われる
沖縄本島生まれ・沖縄育ち・地元情報誌や観光地で就業経験アリの筆者がおすすめする沖縄、お酒を楽しむ9選。酒造所巡りや居酒屋をはしごするのも良いけれど、バラエティ豊富に沖縄のお酒を楽しみたい!という方向けに厳選した内容をご紹介します。 ※情報は2024年4月のもの 【北部エリア】1.ナゴパイナップルパーク 日本国内唯一のパイナップルワイナリー パーク内にあるワイナリーで県産パイナップルを使用したワインを製造。試飲はもちろん、ワイン3種飲み比べメニューや生搾りジュースの販売、
「シバサシ」をご存知でしょうか。なんとなく見たことがある人もいるかと思いますが、家の塀や車にときどき刺さってる草のようなもの。そうアレです。 シバサシ とは シバサシ(柴差し。伊是名島では“シワサシ”と言う)は、旧暦8月の最初の丙(へい)の日に行う行事のひとつ。シバはススキのことを指していいて、シバを刺すのでシバサシ。 このシバを束ねて結んだものを「ゲーン」と言い、お守りとして使います。ゲーンを家の敷地の四隅に刺して結界を作り魔除けをするそうです。 ではどうして
伊是名島でなかなか表面化されない空き家問題 伊是名島は人口減少から移住促進を促すものの、住める家が少ないという問題があります。空き家はたくさんあるけれど、家の持ち主が亡くなったり本島に引っ越したまま放置されそのままになった家がものすごく多い。 観光向けの「キラキラした海とのんびりした時間」とは裏腹に、冷静になって見てみれば島内はどこもかしこも廃墟だらけという現実が住民を悩ませています。 独身は住めるけど、家族は住めない 伊是名村は移住者・Iターン者の若者向けに「定
伊是名島を代表するお祭りの一つに「ウンナー」という奇祭があります。 ウンナーは島内の4地区(部落)で行われ、各地区の違いがあります。その中でも伊是名地区がめちゃくちゃカッコよかったので、ちょっと語らせてください。 ウンナー基本情報 ウンナーは豊作を祝うお祭り。旧暦の6月17日以降、島内にある4つの地区が順番で、だいたい各土曜日に開催されます。※地区ごとに変動アリ 祭りは基本的に東(アガリ)と西(イリ)に分かれて争う形で、バチバチの戦いという訳ではなく、そこはお祭り
ニューアル&グランドオープンした名護博物館 2023年にリニューアル&移転オープンした名護博物館がだいぶ気になっていたのですが、ようやく行けたのでどんなものか勝手にリポートします。 名護博物館は「名護・やんばるのくらしと自然」を基本テーマにした資料や模型などが展示されていて、沖縄北部では最大級の博物館になるそう。 「やんばる」は沖縄北部を指す 「やんばる=山原」という言葉は山や原っぱが多く残る沖縄県北部を指す地名として有名です。そう、北部ということは伊是名島もや
※記事内にヘビの写真があります。爬虫類が苦手な方はご注意ください。 沖縄県にはハブという猛毒を持つヘビがいます。 沖縄に生まれたら「草むらとか岩場の隙間には近づかないよ!」とチュンジュク(ものすごく)言われて育つので、進んで草むらに入っていくなんてことはしません。 一方で伊是名島や宮古島、北大東&南大東島など一部の離島にはいないハブ。そのせいか沖縄本島で一部の離島民と自然の多い場所に行ったりすると、茂みを怖がらなさ過ぎてビックリすることがあります。「ちょっと!危ない
田舎特有の謎な風習はあるものですが、例外なくこの島にもあります。それは「ミーンジ」。 ミーンジとは、小学校に入学する子のいる家庭が、ごちそうを用意して振る舞うという風習。親&身内は準備に大忙しで、行く側は祝い金を用意して、1年生がいる家々を回ります。 「なんだか楽しそうなイベント♪」というだけでは済まないミーンジの裏側をご紹介。 入学式のあとはミーンジ ミーンジが行われるのは入学式の夜(平日)。 入学式の余韻に浸る間もなく、急いで着替えておもてなしの準備に入ります
久しぶりの台風6号では不意打ちを喰らってエラい目にあった沖縄県民の方も多いかと思われますが、伊是名島もとんでもない目にあったらしいです。私は本島に避難していて体験せずに済んだものの、約2週間後に帰って来ると、湿度の上がりまくった室内はカビが大繁殖。廃墟のようになった家を3日かけて掃除しました。 島内の災害時の停電はデフォルトだとして、何よりも痛かったのは断水。貯水タンクを置いてありどうにかなったお宅もあるそうですが、長いところではなんと5日も水が出なかったとか。もはや生
伊是名島では島内最大の遊具が設置された公園が2022年に誕生。子ども達が大喜びなのはもちろん、休日と学校の遠足は海or山以外の選択肢が無かった大人達にとっても、安全に楽しく遊べる公園は憩いの場所となっています。 この新しくできた公園について、島民からは「臨海公園」または「りんかい」と呼ばれているのですが、ちょっと驚きの事実がありました。 そもそも正式名称は「臨海ふれあい公園」 体育館・競技場・野外ステージ・駐車場・多目的広場の5つを含めて「臨海ふれあい公園」という名
伊是名島と言えば尚円王の里。 尚円王の里と言えば伊是名島。 沖縄の歴史に詳しいか、興味のある人以外にとってはマイナー過ぎる人物推しのこの島。前情報無しで来村する人は「やたら指差した人のモチーフ多いなぁ」程度のお方、その名も尚円王(しょうえんおう)。 Q.そもそも「尚円王って何なのよ」 A.尚円王は王様の名前です。 ※この人物について興味のない方はここで終了して大丈夫です。 沖縄が「琉球王国」と呼ばれていた時代の王様です。「尚」はいわゆる苗字で、尚(しょう)・円