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そうだりんかい公園行こう

 伊是名島では島内最大の遊具が設置された公園が2022年に誕生。子ども達が大喜びなのはもちろん、休日と学校の遠足は海or山以外の選択肢が無かった大人達にとっても、安全に楽しく遊べる公園は憩いの場所となっています。
 この新しくできた公園について、島民からは「臨海公園」または「りんかい」と呼ばれているのですが、ちょっと驚きの事実がありました。

そもそも正式名称は「臨海ふれあい公園」

 体育館・競技場・野外ステージ・駐車場・多目的広場の5つを含めて「臨海ふれあい公園」という名称らしいです。
 その中の一つ、ただの原っぱだった多目的広場に巨大遊具が設置されました。そのため「臨海ふれあい公園」内にある多目的広場に、新しく巨大遊具が設置された別の公園という扱いっぽい。

その名も赤崎(あかさき)公園。

 Googleマップで場所を調べなければ一生分からなかったかも。おそらく来村される皆さまにおかれてましては、島民に「赤崎公園はどこですか?」と聞いても通じないかもしれません。ちなみにうるま市にも全く同じ名前の公園があるようです。

「りんかい」改め「赤崎公園」には3つのエリアがあります

 道路側にあるのが「けんこうエリア」。公園にある健康系の遊具は使い方がいまいち分からないものが多い気がしますが、ここではちゃんと説明書きの看板がついています。

手前の丸い円盤がついてるやつ、めっちゃふくらはぎ伸びます。

 公園の真ん中にあるのは「じどうエリア(6〜12歳)」のカラフルな大型遊具。尚円君の下に尚円君がいるというなかなかシュールなデザインです。

ご当地キャラ「尚円君」と
シロハラクイナをあしらったデザイン

 一番奥側にあるのが「ようじエリア(3〜6歳)」。船のデザインがかわいらしい遊具で、傾斜のゆるい滑り台や、お店屋さんごっこができるカウンターがあります。

尚円君多用

トイレはやや遠め

 競技場に併設されているトイレが一番近く、距離的にはほんのちょっとだけ歩くのが難点。また瓦屋根デザインの軒がとても低く、約160センチの私は出入り口で何度も頭をぶつけました。子どもを急いでトイレに連れて行ったあとの安心感で、完全に気が緩むのでご注意ください。

公園から見たトイレ(右側の赤瓦屋根)
頭ぶつけて目から火花が散りました

 またごみ箱が無いので、遊びに来る際はごみ袋必須です。忘れ物もものすごく多く、今までに見かけたものは、なわとび、水筒・おもちゃ・草履(大人用)・作業服(大人用)など。あまりの多さに、ごみ箱より忘れ物ボックス設置した方が良いんじゃなかろうか。と思ったりしています。

人はいないが、ベンチは満席でした

 海沿いにあるので、常に風が吹いていて心地よく、ちょっと一休みするのにも最適なスポットです。本土や本島だとごった返して取り合い・譲り合いの遊具も、人口の少ない伊是名ではほぼ貸し切り状態。
 夏場は暑すぎて日中外に出る人はいないので、涼しくなってくる夕方ごろに若干混みが出すことも。それでも来るのは3組以上ほどで、それ以上来ていた場合は「なんか今日多いな…」といった具合。
 冬場は特に風が強くなり、寒さで長時間いるのが辛くなったりします。

人気のターザンロープだって乗り放題
小さい子も乗れるシートベルト付きブランコもあります

とても和めるりんかい公園

 フェリーが出入りする汽笛を聞きながらの公園遊びは、島ならではの特別な時間。港が近いので、船が出るまでの時間潰しにも最適です。
 あとやっぱり名前は「りんかい」だよね。
 島内の観光スポットに負けない和みスポットにめんへーち!(いらっしゃい!の意)

東屋でランチするのもおすすめ♪

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