マガジンのカバー画像

アーキテクチャーフォト後藤の思考推敲

アーキテクチャーフォト編集長が、単著『建築家のためのウェブ発信講義( http://amzn.to/2ESVm0N )』執筆以降に考えたことを綴っていきます。 日々の雑感や、建築… もっと読む
個別記事の閲覧料金は高めに設定していますので、定期購読頂く方が「断然お得!」です。月2-3回くらい… もっと詳しく
¥480 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2018年3月の記事一覧

無意識を意識化し、デザインやビジネスに応用する方法

無意識を意識化し、デザインやビジネスに応用する方法

こんにちは。
アーキテクチャーフォトの後藤です。

***********

弊著『建築家のためのウェブ発信講義』が、近く発売されます!(amazon 18/4/4 全国の書店 18/4/10とのこと)
こちらもよろしくお願いいたします!

***********

今日のnoteでは、とある場所で、コンクリート製のベンチを見つけた際に、自身の中に沸き起こった感覚が、非常に面白かったので、そのこと

もっとみる
新しいビジネスを成立させるには、「誰もやっていないこと」と「慣習化されたこと」を組み合わせる

新しいビジネスを成立させるには、「誰もやっていないこと」と「慣習化されたこと」を組み合わせる

こんにちは。
アーキテクチャーフォトの後藤です。

今日は、ビジネス的な話で少し書いてみたいと思います。

**********

この記事は単体販売もしておりますが、定期購読頂いた方がお得です!
是非、ご検討ください。

**********

アーキテクチャーフォトは、基本的に無料で閲覧ができるサイトですが、関連サイトである、「アーキテクチャーフォトブックス」、「アーキテクチャーフォトジョブボ

もっとみる
作品名称は、どう見られたいかの意思表示。それによって認識は確実に変わる。

作品名称は、どう見られたいかの意思表示。それによって認識は確実に変わる。

こんにちは。

アーキテクチャーフォトの後藤です。

今日は、建築作品の名称について書いてみたいと思います。建築家が作品を発表する際には、現在、それ固有の名称をつけることが一般的です。商業店舗の場合、そのお店の屋号やお店の名称が、そのまま作品の名称になることもあります。住宅などの場合は、建築家自身が、その作品にふさわしい名称をつけることが多いと思います。

例をあげてみていきますと、
建築家の島田

もっとみる
枠組みのスケールを変えると、表現できることも変わる

枠組みのスケールを変えると、表現できることも変わる

こんにちは。
アーキテクチャーフォトの後藤です。

先日、インターネット通販でうなぎを購入したのですが、そのお店の自社のPR方法からとても学びがあったので、ここでも共有したいと思います。

このページのトップに掲載したのが、購入したうなぎに同封されていた、パンフレットです。

大きく白抜きの文字で「浜名湖畔でうなぎ一筋」と書かれています。

浜名湖と言えば、静岡県西部の湖で、うなぎの産地としても全

もっとみる
建築コミュニティの中で、建築家の心情を理解したタイル会社として活躍するーー水野製陶園ラボ・水野太史さんの試み

建築コミュニティの中で、建築家の心情を理解したタイル会社として活躍するーー水野製陶園ラボ・水野太史さんの試み

今日は、大学の後輩でもある、水野製陶園ラボ・水野太史さんの活動を長らく拝見して感じたことを書いてみたいと思います。

水野さんは、建築家として自身での設計活動をする傍ら、タイルやレンガを取り扱う会社「水野製陶園」の一員として、「水野製陶園ラボ」という活動を立ち上げ、活動しています。

水野さんの会社が扱うレンガは、過去に坂倉準三や吉村順三が自身の作品にも採用したという歴史も持っています。

学生時

もっとみる