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親は常にサバイバルモード(育児おもしろ格言①)

育児おもしろ格言①
「親は常にサバイバルモード」


育児にまつわるおもしろ格言シリーズ始めました。

おもしろに説明いらないんですけどね(笑
格言にまつわる解説やエピソードなり、何かしら発信していこうと思います。
noteでは真面目なことを書いています。


育児サバイバル

サバイバル・・・厳しい条件下のもと、生き残ること

いつ死ぬかわからない乳児幼児を、24時間守ることが親に与えられたミッション・・・
ミッションインポッシブルですよ。極めて危険で難しい任務。

・とにかく寝たい時に寝られない
・常に乳幼児に迫り来る危険を回避している
・食糧調達・調理は乳幼児に合わせたものを作らねばならない
・トイレや排泄物の片付け&綺麗に保つ
・適切な温度の衣服と環境
・今日どこで遊ぶか(過ごすか)何をするか常に考える
・自分の息抜きが異様に出来ない
・誤飲を防ぐ、怪我を防ぐ、ウイルスを防ぐ
・保活、ママ友活、ラン活、活動多すぎ
・自分のイライラ噴火を鎮める
などなど。

サバイバルといえば、私自身2回、人生の中でサバイバルしたなぁという時があって、
1回目は「20歳位の時、1週間九州で野宿した事」、
2回目は「20代後半にアフリカ大陸で2年間生活した事」。

両方とも死にそうな位過酷なこともありましたが、どうやって楽になったかというと、「もはや生死の権限は私が握っていない」と最後の最後で流れに身を任せた事。

「まぁなんとかなるか」「なるようにしかならないか」

こういうマインド。

私に出来ることを、手を抜かずにやるだけやったら、あとは天に任す。
人事を尽くして天命を待つ。


子どものことも、親ができることは限られていて、
その子の運命に用意されているものと用意されていないものがある。
私が、私を失うまで無理することなく出来る事は何か?
その出来ない事は誰に託せばいいのか?
そうして見つけて託すことも親の仕事で。

時間をYouTube(kids比較的安心)に託すこともできる。
YouTubeの子ども番組見て死ぬ子はいない。
親が遊べる余裕があるなら遊んだらいいし、
自分が教育できるのであれば幼児教育の何かをしてあげてもいい。


意外と使うのは神経

育児は体力気力が必要とよく言われますが、意外と24時間バックヤードで働いているのは神経。
寝ている時でさえ、同じ空間に子どもが居ると、スマホのスリープモードのように神経は働いています。
男性は分かりにくいかもしれませんが、会社の社長と隣同士の布団で寝ている、、、そんな感覚です。休むに休めないですよね、神経。

人によって休め方、休める場所、休みが必要な時間等バラバラですが、
子どもの為にやっている事を1割削減して、その1割を自分の回復時間に充てる。


サバイバルポイント

サバイバルになってしまうポイント

①時間がない
②周りに協力者がいない(少ない)
③家の中がぐちゃぐちゃになりがち
④何が起こってもイライラ
⑤体力がない・常に体調不良

①時間がない

完璧を求めれば求めるほど時間はなくなっていく(やることが増える)ので、まず自分が外せない要点を絞りましょう。

【ルーティンを作り、今日やるかやらないかの選択を減らす】
育児は選択することが増えるので、まずはどれだけ選択肢を減らせるか。食事内容・掃除のやり方・洗濯物はシワになるもの以外たたまない・着る物は枚数を減らし選ばなくても着られるものを買う(ズボンは同じものを何着も持っています)・この辺りが一番選択に時間と労力をとるので、最低限にし、順番を決め、ルーティンする。

【ルーティンはあらかじめ家族に共有】
一番は「これやらないの?」って文句を言われないため。自分が腹が立つので。特に掃除。腹が立つとストレスで効率が悪くなります。最初にこれをやって、時間ができたら他のことをするねと一言言っておけば、何ヶ月やらなくてもあまり文句は言われません。(相手が気づいてないと思って親切に忠告してくる人もいるので)

【ルーティンについて】
ルーティンは3日やれば波に乗ると言われますが、出来なかったからと言って自分を責めないのがポイント。メンタリストDAIGOさんも昔言っていましたが、ルーティンが出来なくなるのは、「三日坊主の自分を責めて完璧にできなかった自分に向き合いたくないからしたくない」という人が多いんだそう。
出来ないのが当たり前で、何度もルーティンに挑むのが素晴らしいこと。1日でも前より多く出来れば、自分を褒めてあげる。
「今回もできなかった」ではなく、「今回は少し進んだ」でOK。繰り返すといつの間にかルーティンになっているそうです。


②周りに協力者がいない(少ない)

ワンオペ状態、両親は近くにいるけど頼れない、一緒に過ごす友達はいるけど子育て論が合わない、等々あると思います。

【そもそも子どもはみんな違う、価値観もそれぞれ】
インクルーシブ教育実践園に居て感じましたが、子育てって本当に人と比べるものではない。育ってきた環境も違う、育てられた親も親族も違う、親が学んできた環境も違う、時代も違う、子ども自身もそれぞれ。
教育機関でさえ、何が良いか悪いか言っていることが180度違うんですよ。
能力も価値観も育て方も違うので、周りと比べず、比べるのは昨日の子どもと今日のこども。出来ていたこともまた出来なくなる事だってあります。3歩進んで2歩下がるのが子育て。
誰とも価値観は合わないのを前提に、合う人が見つかればラッキー位に思いましょう。それが配偶者であっても。

【自分にとっての協力者とは??】
産んだからといって配偶者が育児に積極的かと言えば必ずしもそうではなく、保育園に入れたからといって保育者が自分の味方かと言えば必ずしもそうではなく、ママ友が出来たからといって自分と合うかといえば必ずしもそうではなく、元からの友達が子どもとセットで会った時に今まで通りに過ごせるかといえばそうではなく。
とにかく育児は孤独な道を強いられます。
無理に協力者を作ってもかえって気を使うだけで。。。

自分は一体何をしてもらいたいのか?
どういう価値観の集団に所属したいのか?
具体的に何を助けてもらいたいのか?
お金で解決できるのか?物で解決できるのか?やっぱりそこは人で解決なのか?

同じ人付き合いでも、直接会わないとダメなのか、電話でも良いのか?チャットでも良いのか?

③家の中がぐちゃぐちゃになりがち

これはですね、こんまりさんが片付けを諦めたという時点で普通の人には無理ですと言わざるを得ないです。
え、自分の家は綺麗ですか??そうですか。

多分、こんまりさんは、色んな片付け術を駆使して、人間が最低限の力で片付けられるような術を考えてこられたんだと思いますけど、要は、「子どもが表現活動をしたり伸び伸び過ごしたり、片付け以外に重要な素敵な時間を過ごすためには、片付けに力を注いでいては出来ない」という事を言いたかったんじゃないかなと思います。
大人になれば、自分で最低限は片付け方を考えるようになりますが、すごいスピードで色々と吸収して成長していっている子どもにとっては、片付けの時間を挟むと集中が切れたり、出す・しまうの作業が嫌で挑戦しなくなったりもします。
もちろん体を動かしている場所にハサミがあったら危ないので最低限の片付けは必要だと思いますが。
我が家は、片付けは寝る前に1回、しかも共有の場所が片付いていれば良い、にしています。
あとは、指定の場所にアレがなくて困ったというタイミングで一度綺麗に元に戻す。しまう場所も、おもちゃ別に分けたラベリングされたカゴで、必ず出し入れしやすくする。あとは好きにやってくれ、という感じです。

視界に入るものが、ごちゃついているだけで、脳みそはそれが危険なものかそうでないかを仕分けるために労力を使うそうです。
バッテリーをくう。だから疲れる。

片付いてスッキリしている方が、もちろん良いので、グチャグチャでイラつく人は、大きいカゴをいくつか用意し、その中にとにかく入れとくだけでも視界はスッキリするのかもしれませんね。
とりあえず置いとくカゴ(蓋付き)。

④何が起こってもイライラ

感情をネガティブ・ポジティブに分け、その中のネガティブ感情を18個に分けた内の一つが「怒り・イライラ」。37感情の内の一つがコレ。
なぜ37個もある感情の中で、イライラがダントツに出てくるのでしょうね?

怒りとは、裏切り感情で、交感神経がいきなり活性化した時に起こるもの。
<仕事で企画のプレゼンを行ったが評価が低かった場合>
正当なものだと感じると→悲しみ
不当なものだと感じると→怒り
だそうです。
長くは続かず、セロトニンが出てきた時点で怒りは治る。
瞑想・深呼吸はセロトニンは早く出してくれるので、怒りは静まりやすい。

子どもは予想に反して行うことが多いし、ただでさえ余裕のない時間・体力の中で予想外のことが起きると反応しやすくなる。
配偶者や親族友達・教育機関などは、自分の味方だと思ったのに〜と思うとイライラも余計に出てきますよね。

私は特に周りに期待していないので、何かあった時正当なものだと感じて悲しみが襲ってきます。
周りに期待していると怒りに変わる。
どのみちネガティブ感情は起こってくるので、どうやって早くセロトニンを出すか考えましょう。

脳内復讐を考えるだけでも気持ちは早く治るそうです。驚き。


⑤体力がない・常に体調不良

高齢出産も増えた今、常に体調不良な人も多いでしょう。
私は子どもが0〜4歳位の間は「レオピン5」という滋養強壮薬を紹介してもらってそれでなんとか生きてた気がします。
養命酒とかね、ビオフェルミンとかね、漢方とか人それぞれありますよね、必要なもの。

睡眠が一番の薬とはいえ、睡眠、十分に取れないんですもんね。

育児のサバイバルポイントの一番は、十分に回復できないこと、これに尽きると思っています。せめて回復出来たら大惨事にならないこともあるだろうになと。
セーブポイントがないダンジョンの恐ろしさよ。

ありとあらゆる手を使ってでも、せめて睡眠は一番先に確保できるようにしてもらいたいものです。


皆さんの育児サバイバル生活が、少しでもより良いもの?より過酷でない?ものになるように祈っております!


こんな育児サバイバルあったよって方は、コメント欄に書いてもらえると嬉しいです。
みんなで泣いて笑って、昇華していきましょう。。。!


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