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イヤイヤ期 完全攻略

イヤイヤ期の対応が分からない〜💦
という方向けに、イヤイヤ期マガジンを作りたいと思います。

完全攻略と題したのは、もうどうしていいかほんっっっとうに分からないぜってなってからのほぼ投げやりのやる気を表しました。
コノヤローー気合いじゃ〜〜って言うような親の精神状態。


イヤイヤ期とは何か?

およそ1歳半〜3歳あたりまでに見られるもので、
自己主張が強くなり、自分の意見を押し通そうとする時期のこと。
何に対しても「いや」と言ったり、自己主張が通らないと激しく泣き喚く。
自分が考えていたプランが上手くいかなくても泣き喚く。

自我が芽生えて自分を認識できるようになってきた時期なので、とても大事な時期。
言葉がうまく出るようになって伝えられたり、自分の気持ちを整理できるようになったりすると徐々に落ち着いてくる。
4歳位になると自己抑制力もつくのでさらに自分をコントロールできるようになる。


どう対応すれば良いのか??①

【気持ちに共感】
まず気持ちに共感をする。
「できなくて悔しいね」
「その服が着たかったんだよね」
「あれが欲しかったんだよね」
「お腹すいたから食べたかったんだよね」など。

【褒めて達成感】
少しでも状況が変われば、褒めて達成感を感じさせる。
「静かにできてすごいね」
「自分で歩いて行けたね」
「一口自分で食べることができたね」など。

【怒りのトーンを使い分ける】
本当に危険でダメな時の声のトーンと、気をつけてほしい時のトーンを使い分ける。怒るのも自分の中で例えば5段階設定し、本当に危険な時以外はMAXで起こらないようにする。その方が子どもも分かりやすい。

【見通しを持った生活を伝える】
今日はどんな1日なのか、どこへ行って何をするのか、何を食べるのか、どういう順番なのか、どんな遊び場があるのか、どんなおもちゃで遊べるのか、誰に会うのか、病院で何をするのか、逆に何が出来ないのかなど、子どもだから分からないだろうではなく、大人に伝えるようになるべく予定を伝え、見通しを持ってもらう。そうすると子どもも心づもりができる。


イヤイヤ期にやらない方がいいこと

【否定しない】
「今はそれ出来ない」と言いたくなることも多いですが、出来ないとは言わず、他の言い方に置き換えると気持ちが切り替わることがあります。
例えば公園から帰りたくない時、「公園でもっと遊びたいよね、滑り台楽しかったもんね、、、じゃぁ今度はママと手を繋いでジャンプしながら歩くってどう?」と違う遊びを誘いながら家に帰るという風に、否定ではない言い方に置き換える。

【質問しない】
お腹すいている夕方6時に家に帰りたくないと言う。「なんで帰りたくないの??」と質問してしまいますが、そこに答えはなく、ただ「帰りたくない」と言う自分の選択を実行したいのです。なんで?と聞いても自分の中での気持ちを明確に説明することはまだ難しいです。AかBかの選択をしたいだけなので、理由は本人もよく分かってないんだと常に思っておくと楽です。

【比較しない】
誰々ちゃんは出来るのに、なぜあなたは出来ないの?と比較すると、劣等感だけが残ってしまいます。過去にその子自身がこうすると言ったこともアテにはなりません。「朝家を出る時は、公園行ったらすぐ帰るって言ったじゃない?」と子どもに言っても、今の気持ちを優先して「イヤ」と言うのでのれんに腕押しです。気持ちは都度変わると思っておきましょう。


イヤイヤ期のこれが困る

【お店でも道路でも構わず激しく泣き喚く】
ゆったり対応できればいいのですが、お店の中で寝転がって駄々をこねたり、道路でかんしゃくを起こされては、その激しさにつられて自分もヒートアップして怒ってしまいます。しかし怒るのは逆効果なので、まず落ち着かせましょう。
周りの目が気になりますが、まず1分我慢して子どもに集中し、ひたすら子どもの気持ちに共感をすると和らいできます。
私はこの時期、お店に入る時は必ずカートかベビーカーに乗せていました。そうすると激しく泣き喚いてもとりあえず端に移動して迷惑がかからないように話ができるからです。もし乗らないと言う場合は苦肉の策ですが棒付きの飴をあげたりしてなんとか乗せていました。そうでない限り買い物は難しかったです。その時だけネットスーパーを使ったり、週1回の買い物に切り替えるなど工夫をしたら良いかもしれません。

【友達と遊べない】
母子ともに友達と遊ぶことは難しくなります。
子どもの場合はお互いの自己主張がぶつかることもあるので遊ぶ時は工夫が必要ですし(この時期は友人関係よりもまず自分の自己主張をして自己肯定感を高めていくことの方が大事。おもちゃを順番に使ったり出来ないことも当たり前で、相手に渡せることより、まずおもちゃを使いたいというその子の気持ちを大事にしてあげることが先決)、
母親の友達同士で会って一緒に遊ぶ時も、子どもの対応でほとんど話ができなかったと言うのもよくある話です。
母子ともに無理をせず付き合いましょう。

【外野がものを申してくる】
子育てを経験していない人にはもちろんイヤイヤ期は分からないでしょうし、日常的にその子に接していない家族や親戚や近所の人も詳しい状況はわからないでしょう。程度によっては偶然そこに居合わせた人が驚いて何か言ってくることもあると思います。
「うっせ〜うっせ〜うっせ〜わ〜」が流行った時期にちょうど私も子どものイヤイヤ期を経験していて、それを心の中で歌った覚えがあります(笑
結構なダメージなんですよね、、、
子どもを上手に泣き止ませることが重要ではありません。
子どもが自分で選んだんだ、自己主張したんだという達成感こそがこの時期重要なので、外野は無視するというスルースキルを会得しました。
しかし場所によっては本当に迷惑がかかる場所もあるので工夫する必要はあるかと思います。(新幹線のグリーン車に子連れはどうか問題ありましたよね、、、病院や図書館、飛行機などその辺りは配慮が必要かと思われます)
あとは「イヤイヤ期でして。。。」と軽く説明するだけで「それは大変ねぇ」と言ってくださる方もいました。大半は子どもにも声をかけてくれる良い方たちが多いんですけどね^^;


どう対応すれば良いのか??②

これらを踏まえて具体的にどうすれば良いのかということなのですが、
対応は無限にありまして。これは軽い脳トレだと私は思っています。
目標が会って、それに対する気持ちの切り替え方法をいくつ思いつくのか自分の想像力との戦いです。

【あるある1:「トイレ行かない」】
トイレトレーニング中真っ只中なので、「トイレ行こう→嫌だ」で毎日疲れます。

*トイレの壁を好きなキャラで装飾→トーマス待ってるよ作戦(例)
 トイレのドア(内側)にトーマスのシールなどを貼り付けてトーマスが待っている設定。これが数日たつと飽きるので、ハロルドなどの違うキャラに張り替えて今日は誰がいるかな?でワクワクしながら向かう。「あ〜いたね〜」と喜んでいる隙にズボンを下ろし、ズボンを下す=トイレへ行くと言う一段回を忘れさせて、なんか脱いでるから便座に座ってみようかなという気にさせる。「トーマスは今日はどこから来たんだろうね〜?」とトーマスの話題を考えさせている内に便座に誘導し、気づいたらそこに座ってるから、「じゃぁシーシー出るかな〜?」と排尿を促してみる。

*トイレに座れたらご褒美シール作戦、またトイレで排尿できたら別のご褒美シール作戦

*トイレに目と口などの顔シールを貼り、そもそもトイレちゃんが待ってる作戦
 女の子は割と脳内で擬人化させるのが好きなので、ぬいぐるみと同じく、「トイレちゃんが呼んでるよ〜」などトイレちゃんと会話してる風にする。

*トイレ列車出発、トイレ行きの乗り物に乗せる作戦

*トイレに行くまで遊びながら行く作戦
 「りんご みかん」など言いながら一歩ずつ歩いていくなど行く工程を遊びに変える。

*トイレコール作戦
 食事や着替えや色んなものに応用できますが、飲みコールを応用して「トイレ〜↑トイレ〜↑ハイハイハイハイ↑〇〇ちゃんの〜トイレ行くとこ見てみたい〜↑それ、一歩〜一歩〜一歩〜一歩〜」など自分がホストになった気分で、気分をアゲアゲにしていく。ノリの良い子は割とこれですぐ行きます。

目標がトイレに座ってみる、に対して方法は「楽しく」しかないですからね。
その子がどう楽しいのかは人によるので、どれが当てはまるかわかりませんが一例を出してみました。

1回でも「トイレ行かないとおやつないよ」と脅すと、どんどんこちらの話を聞いてもらえなくなるので、短期的には聞きますが長期的には有効な方法ではありません。
まぁ、人と人との信頼関係なので、脅す人は嫌だとなるのは当たり前ですけどね。
それでも大人の世界でも脅しは日常的にあるので、しょうがないのも現実です^^;言ってしまった場合は自分を責めるのではなく、今度は気をつけよう位にしてストレスを溜めないようにした方が良いと思います。


まとめ


こんな感じで、イヤイヤ期、なんと2年くらい続く人もいます。ひぃぃ

イヤイヤ期、分かってはいるんですが対応にイライラしてしまう。。。
反省に反省を重ねる毎日だと思います。

とにかく必要なのは「時間」と「親のフラットな精神状態」なんです。
*対応時間を増やすには家事の時間をどう減らせるか。
*精神状態をフラットにするための自分のストレスの抜き方を考える。
これをまず整えた上で臨みましょう。

対応例などをいくつか挙げて、イヤイヤ期を乗り越えられるようなマガジンにしたいと思います。


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