【創作】「Herec~一度音楽をやめた奴らが『社会人バンド』を組む話~」書籍版発売!【文学フリマ】
文学フリマに新刊と一緒に出ます!
こんにちは!勝哉道花です。
11月に行われる文学フリマ東京 35(以下:文フリ)に、新刊を持って行く事が決まったので、今回はその宣伝のために筆を取りました!
個人での出店というよりは、私自身が所属している一次創作サークル「匣mania」の1人として出る予定です。
サークル全体のお品書きやスペースなどの詳細はまだ出ていない為、発表され次第、noteとTwitterにてお知らせします。
というわけで、今回はひとまず自分が発売する新刊についてのみ紹介します。
文フリに遊びに行く予定の方は、よければ最後までご一読くださいますと嬉しいです!
新刊紹介
『Herec〜一度音楽をやめた奴らが『社会人バンド』を組む話〜』書籍版
今回私が頒布するのは、ステキブンゲイ・カクヨムで連載していた小説「Herec〜一度音楽をやめた奴らが『社会人バンド』を組む話〜」の再録本(文庫)となります。
Web用の形式だった本文を文庫用に再編集しただけなので、中身はWeb版と変わりありません。
その代わり、書籍版購入でしか入手できない特典を付属!(詳細は次の項で)
書籍そのものも、カバー付きに仕上げたり紙にこだわったりと、できる限りの範囲で文庫らしさを追求してみました!現段階では未公開ですが、当日はお手製の帯もついてくる予定です。
なお、表紙絵は友人兼創作仲間であるイラストレーター&漫画家の知絵さん(Twitter:@chie3327)に描いてもらいました。
めちゃくちゃ私の宝物です。表紙の下絵とラフ画も貰いました。これはもう私のものだ。誰にも渡さぬ。墓まで持っていくんじゃ。
とにもかくにも、「書籍版でしかできないこと」を自分なりに考えて制作したつもりです。
よければぜひ、当日会場で手に取ってみてください!
▼本編を先読みしたい方は、こちらからどうぞ!
書籍版購入特典について
書籍版購入特典は、以下のものを配布する予定でいます。
特典1「HERO ROCK~同級生とバンドを結成することになった『中学生』が楽器を買いに行く話~」は、本イベント用に書き下ろした新規エピソードとなります。
本編に登場する4人の幼馴染達の中学時代を綴ったお話です。要は、過去エピソードですね。
主人公も本編とは別のキャラに任せているので、本編と異なる雰囲気を楽しむことができると思われます(思われ、ます……(震え声))
特典2. ランダムメッセージカードは、本編に登場するバンドメンバーから購入者様に向けたお礼を記載したカードとなります。
どんなメッセージが書かれているかは、当日までのお楽しみ!
もちろん、ランダム封入なのでどのメンバーからの言葉が来るかも、当日にならなければわかりません。
どちらも、今回の書籍用に制作したものです。
『Herec』そのものは、長編シリーズとして今後もWebで続編を公開&続巻を発売していく予定ですが、書籍の特典はその度に変えるつもりでいます。
そのため、今後同じ特典が配布される事はありません。
特典1についても、現状Webで公開する予定はありません。
Web版をすでに読んでいただいた方も、そうでない方も楽しめる特典は何かないかと思案し、こうした特典をつける形にいたりました。
楽しんでもらえたら幸いです!
書籍発売に至るまでの裏話
今回、新刊として発売する「Herec〜一度音楽をやめた奴らが『社会人バンド』を組む話〜」は、もともとはWeb小説向けコンテスト「ステキブンゲイ大賞」への応募作として制作したものです。
ステキブンゲイ大賞には、本作を含めて2作応募しており、残念ながらどちらも受賞にはいたりませんでした。
もう1方の作品が一次選考を通過、本作が落選という形になります。
ショックといえばショックだったのですが、しかしここで面白いことが起きます。
なぜか落選した本作のサイト内ランキングでの順位が、めちゃくちゃ高い。
特に、本作を登録しているジャンル・ヒューマンドラマでのランキングの順位が高い。
一時は一桁代にいて、ビビリ散らかしました。これを書いている時点では、14位にいたり……。
ちなみに選考を通過したもう1作の方は、結構下位にいます。
いや、なんでお前だけこんなに順位高いねん、という。
また順位にくわえ、いろいろな方から感想もいただきました。
「面白かった」「楽しかった」と言ってもらえる事が多くて、これまたどびっくりしました。
「一気読みしました」と言っていただけた時が、1番嬉しかったですね。あのお言葉には、本当励まされました。
知絵さんからも表紙絵を制作する際に、「これまでの作品の中で、1番好き」というお言葉をいただいて、「えー、こんな幸せでいいのー!?」って気持ちで胸いっぱいに……。
イメージ声優まで考えてもらっちゃって、オタク物書き、嬉しさの天元突破。喜びで頭ショートして、顔爆発しちゃいそう。
そしてこれらの出来事の結果、「コンテスト結果が全てじゃないんだな」という事に気付かされました。
実のところ、今までの自分は、コンテストに出てデビューしないと「物書き」として意味がないと思っている節がありました。
あまり公表していないのですが、私自身はとある文章の専門学校卒でして、この考えはその頃に学んだ事から生まれたものだったように思います(一応、プロを生み出すことが目的の学校なので、プロ志向が強い授業が多かった。『学校』としては正しい姿なので、何も間違っていない)。
ただ今回の出来事を通して、コンテストで結果を出せなかったとしても、見て貰える人には見て貰えるし、誰かの心に届く時もある事を実感させられました。
その結果、「こっちの方がいいな」と思い至りました。
賞を受賞する事を諦めたわけじゃないですが、そうした結果ばかり気にするよりも、読んでくれた人達からいただいたものを大切にする方向で書いていきたいなと。
だって、純粋に嬉しかったんだもの。
これ、忘れたくないな。
本作を再録本として出版する事を決めたのも、そうした方達への感謝の意を表すのに何かできる事はないかと思ったのがきっかけです。
自己満になるかもしれないけど、それでもやってみたい、伝えたいと思い、書籍版を作りました。
あと、私自身が本作のファンなので笑
ここまで書きながら、「うわーっ、おもしろーいっ!もっと読みたい!」となった小説は初めてです。
書き終わり間近の時なんて「なんで終わるのー!やだー!まだもっと読み続けたい、きぃー!」と画面前で転がって、全然原稿が進まなかったのもいい思い出です。書かなければ終わらないもん……。でも、完結しなかったら物語じゃないから書いた(泣)
そんなわけで、3分の2は感謝の意で、3分の1は自分のために書籍版を作りました。
これでスマホが使えない時にも読み返せるぜ!やったね!(散々、カ○ヨムアプリを使って読み返してる人。カク○ムさんなら、PVつけずに読み返せる!)
そんな感じの経緯で作った書籍ですが、もちろん文フリ会場での新たな出会いもあったら嬉しいなと思っています。
少しでも気になるという方がいましたら、ぜひ当日ご購入してくださった嬉しいです!
【2022/10/25追記】通販もあります!
前回のnote公開時に、通販関係のお知らせをするのを忘れていました!
ごめんなさい!
というわけで、通販での販売もします。
文フリ終了後に準備を行う予定です。
文フリ後なのは、会場でどれだけ売れるかわからないことが理由です。
余ればその分を通販に回せるのですが、もし完売した場合は刷り直す必要があるため、そちらの時間をいただかなければいけなくなります。特に今回は会場での販売は小数部で行うため、もしかしたら完売する可能性もなきにしもあらずでして……。
私側の都合で申し訳がない……。
なにとぞ、ご理解・ご了承いただけますと幸いです。
また通販に関しては、事前予約が可能です!
会場に行けないけど気になる方、絶対にほしい!という方は、本記事の1番下に記載してある勝哉のTwitterへリプ or DMをしてくださるようお願いいたします。
会場に行ったけど買えなかった、という場合もお声がけくだされば、喜んで通販分のご用意をさせていただきます!
通販での購入方法などについては、詳細が確定次第noteにてお知らせします。お待ちいただけますと幸いです。
【2022/11/3追記】イラストを担当してくださった知絵さんがコミティアに出ます!
『Herec』の表紙を描いてくださった知絵さんが、コミティア142に出店することが決まりました~!
サークル・CLANVeil(クランベール)の名で出店するとのこと。
当日は、CLANVeilメンバーとの合同誌、知絵さんの好きなクラゲをモチーフにした擬人化イラストも販売されるようです。
あとなにやら、新規のコピー本を持っていく可能性もあるかもとか……!?
知絵さんのイラストにご興味がある方は、ぜひサークルに遊びにいってみてください!
なお、知絵さん自身は午後から参加する予定とのこと。
知絵さんから直接購入したいとう方は、午後に行くと会うことができるかもです!
といわけで当日、会場で会いましょう!
以上、文フリ頒布物の紹介でした~!
今回は新しい無配はないのですが、その分、有料でできる事に全力を尽くしてみました。
ご興味がある方は、ぜひご購入を検討してくださると幸いです。
当日は私も会場に行くつもりでいます。
とはいえ、まだ私の11月のスケジュールが未定のため、本当に行けるのかわからないのですが……(震え声)でも行けるなら、行きたい!
というわけで当日は、会えたらお会いしましょう(笑)
それでは、また!
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勝哉 道花 Twitter:@KatuyaEimika
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Web小説や電子書籍用のあらすじ制作を行っています。
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