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本との話

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本の書評や本を読んでいて思ったことを綴っています。
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記事一覧

短歌がしっくり来るの、なんでだろう

最近、短歌にハマっている。 古めかしい印象があったし、文字数の制限があって、どこか別世界…

れいすいき
2週間前
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誰かに見せるために生きているわけではない

筆者のひらいめぐみさんは20代で計6回転職した経歴を持ち、その理由や状況について赤裸々に綴…

れいすいき
3週間前
6

読書は時間がかかるもんだよね

読まなきゃいけないと思っていた本が全然読み進まない。 そんな経験ありませんか? 自分はあ…

れいすいき
2か月前
9

「差別意識は自分にもあった…」Aro/Aceマンガを読んで認められた"否定していた感情"

コミティア144火丁(あかり)さんの既刊本3冊(新刊本は完売!)を手に入れました。 買って読もう…

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『心はどこへ消えた?』パンチライン10選(後編)

引き続き、東畑開人著『心はどこへ消えた?』よりパンチラインを紹介していく。 ・パンチライ…

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『心はどこへ消えた?』パンチライン10選(前編)

パンチラインという言葉を、いかがわしい単語だとずっと勘違いしていた。 何を言い出すのかと…

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上司の"いじり"に悩んだら……

 学校を卒業すると、「いじめ」はなくなるのか。  よくいじめのニュースを見て、思う。流動性のない、つまり入れ替わりが原則としてない世界だからこそ起きるいじめ。とはいえ学校を卒業した後でも硬直化した集団はある。職場、近所、ママ友……。  この文章を書いている僕はその中で職場のからかいに少し悩んでいる。「いじめ」まではいかない。学生時代、見て体験してきたそれとは異なる。そこまでひどくはないのだが、自分の心はズキズキ痛む。うーん、なんだろうこの気持ち。そんなふうに考えていた時、タ

ハラスメントを受けると、なぜ仕事が上手くいかないのか?

 いつからだろう。仕事に身が入らなくなっている。  いや、いつからかは、正確に言えば「知…

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ひとりの老後は本当に不幸か?

このままずっとひとりで老後を迎えるとどうなるんだろう。 20代も後半となり、最近よくこんな…

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声優・櫻井孝宏さんは、なぜSNSをやらないのか。

「声がいいですよね!」 声優・櫻井孝宏さんが好きというと、ほぼ必ずと言って返ってくる反応…

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Statue of cancel culture.

イギリスの首都ロンドンから西へ150キロほどのところにある港湾都市・ブリストル。 2020年夏…

戦前昭和の「第0次交通戦争」。   路面電車、円タク、牛車の東京狂騒曲。

 1932年の3月18日~6月8日の3ヶ月間、日本に滞在したフランス人の女性ジャーナリストの記し…

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Aセクが読んだ「非・絶滅男女図鑑」

合コンに行って、いろんなタイプの男女を見てしまった。合コンなんて興味本位で2,3回しか行っ…

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戦後に現人神を求めた大横綱 ~『双葉山の邪宗門』を読んで~

1936年から39年にかけて69連勝を達成した戦前昭和の大横綱、双葉山。 白鵬の連勝記録の時に名前は聞いていましたが、功績を含めて本稿を書いているれいすいきは知りませんでした。 しかし、本書の表紙とタイトルのインパクト、そして扱っている時代がとっても興味のあったので思わず手に取りました。 ※文章は平易に書いているので書籍と表記や表現の仕方が異なっている箇所があります。また本書から連想される内容をつらつらと書いています。 ・双葉山定次とはこの本では本名の穐吉定次時代からその