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読書は時間がかかるもんだよね

読まなきゃいけないと思っていた本が全然読み進まない。

そんな経験ありませんか?

自分はあります。それで、「早く読まなきゃ」って思いながら文字だけを追っていくと全然頭に入らなかったりして、自分の集中力の無さと理解力の遅さに嫌気がさしてくるんですが、よくよく考えると時間がかかっていい、というか時間がかかるのが当たり前だと思うんです。

あーなんで読書ってこんな時間かかるんだろう。

でも、考えてもみてください。その文章を書いた人のことを。あなたがその文章を読むスピード以上にその人は時間を費やしてその一文字、文章、作品を作っています。

今、あなたが読んでいるこの文章だって、そう。ここまで何秒くらいかかりましたか?

1日かかったという人はいないでしょう。でも自分は1日かかりました。書こうかなと朝に思いついて、だいぶダラダラして、夜になって動き出して、今この文字を打ち込むまで。

そう考えていくと書籍を読むのに時間がかかるのは、書いた人の苦労を思えば、かかるべき時間と受け入れることができるのではないでしょうか?

作者が作品に向き合っただけ、読者もまた向き合う時間がかかる。それって、全くもって悪いことじゃないと思うのです。

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