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なぜ分からないと答えたのに“えらい”と褒められたのか?

霊視×経営コンサルティングの桜賀和愛美です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回のテーマは
「なぜ素直な人が伸びるのか?」です。

昔、飲食の個人店で働いていた時。海外で修業をし終えたオーナーシェフが私に問いかけてきました。
質問は何だか覚えていないのですが、質問内容のその世界に関わったことも無く、一ミリも知識が無かったので、

「分かりません!」

と、秒速で答えたところ…。満面の笑みで「お前はえらいなぁ」と褒められました。20代前半だったと思います。
なぜ褒められたのか分からなかった私はすぐに聞きました。

「あの…なぜ分からないと答えたのに“えらい”と褒められるのですか?」

すると彼は言いました。

「分からない事を分からないって言える奴は少ないんだよ」

その時私は無知で、シェフの回答を聞いても意味が分かりませんでした。
皆さんはここまで聞いてどういうことか分かりますか?

その後のセミナーでも、成功者の方が度々

「素直が一番」
「素直な奴は伸びる」
「素直は才能」

という言葉を聞くことになります。それは20代後半の事なのですが、それでもまだどういう事なのか?
私には分かりませんでした。

そしてとうとうこの仕事になった時。ビジネスパートナーである友野にも

「桜賀和さんは素直だから着実に伸びてるよ」

と、言われたのです。私は友野に聞きました。

「あのさ、私聞きたい事があるんだけど…。“素直が一番”とかよく聞くんだけど…。どういうことなの?何で素直だと伸びるの?皆素直に教えてくれる人の話しを聞いて毎日やってると思うよ?」

私にはその違いが分かりませんでした。すると、友野は首を振りました。

「皆聞いてはいる。でも、その通りやってるかは別なんだ」

私は思い起こしてみました。私はこの仕事をする前。ランディングページという言葉を知りませんでした。

何か商品を買おうとしたときにネットのページを開くと、商品の詳細が順序だてて文章や写真で解説されているページです。
楽天などで例えばバッグを買おうとした時、氣になった写真を押すと特徴や写真が載ったページに飛ぶかと思いますが、あれもランディングページです。

私はデザインが得意だったのと、文章が得意だったので友野から「ランディングページが作れると思うよ」「この教材を見て真似て作ってみたら?」「イメージはいくつか用意しておくよ。良いとこ取りとかして、形をそっくり真似していいから」と言われました。

あなたはそう言われたらどうでしょうか?

見たことも聞いたことも無い代物、「ランディングページ」
これを教材を見ながら実際のビジネスに使う用に作れ。という事です。

私は、「分かりました!」と言って、すぐ教材を見て、その場で見ながら作り出しました。

この時点で何ができるのいかいまいち分かってはいません(笑)
「分からなかったら調べればいいや」
そう思って本当に、パクリながら…、教材と同時進行で似たようなランディングページができました。
多分、他の仕事をしながらだったので2.3日はかかってしまったかと思いますが、できました。

すると、まるパクリして文言を変えて完成させたのですが、ランディングページがとても良く分かりました。
今では1日時間があればできあがあります。

この時私は自己流ははさんでいません。一切の工夫をせず、教材通りに、売れているランディングページを真似してコピー品のようなものを作ったのです。

これが素直さ、というものの正体でした。勝手な解釈をせず、変にいじらないでそのままやってみる。
成功者の意図をくみ取ろうと努力する。20代の頃、経営者に言われました。

「真似て、真似て、自分らしく」

初めて真似る段階で工夫(自己流)をしたらそれはもう過去の自分の感覚の代物。
ましてや、ゼロから1をつくるのは本当に一般的に至難の業で、世に響くものとなると天才クラスでないと難しいです。

成功者や成果を上げている人が作ったものには、ステップアップするヒントがたくさんあるのです。
真似てそれが分かってから、試行錯誤すればよいのです。

我を出せば過去を繰り返し、
無になれば新しい次元をインストールできます。
空白ができれば、見えない世界からのサインを受け取りやすくなり、ひらめきも起こりやすくなります。

是非、素直に。
まずはそのままやってみる。
試してみてください。

それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。

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