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オーストリアのフェスティヴァル「Alles Marille」でチェロを演奏

 7月8日、オーストリアのクレムス市に招聘されて、フェスティヴァル「Alles Marille」で演奏しました。アンズを意味する「Marille」はオーストリアのドイツ語で、標準ドイツ語では「Aprikose」。個人的には Marille のほうが親しみが湧き、美味しそうな感じがします。

「Alles Marille」のプログラム

 ヴァイオリンのヨハネス・ヴェルス氏との「Crem[one]ser Duo」で出演。ヴェルス氏の地元クレムス(Krems)と彼の愛器の生まれ故郷クレモナ(Cremona)とを一つにまとめたデュオ名です。オーストリアの民族衣装ディアンドルで東洋人がチェロを弾く姿は珍しかったよう。

フェスティヴァルの「民族衣装の日」だったこともあり、ディアンドルで

 モーツァルト、ヨハン・シュトラウス2世、シュランメルなどオーストリアの曲を中心に。シュランメルをチェロで弾くのはオーストリアでも極めて稀で、想像以上の大反響。たくさんの地元の方や観光客のほか、ウィーン・フィルのライムント・リッシー氏も駆けつけてくださいました!

クレムスの旧市街を回って演奏

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