Rei Ka

拠点をもたないライター。ひとが好き。ものが好き。でもひとりも好き。フリーライターとして…

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拠点をもたないライター。ひとが好き。ものが好き。でもひとりも好き。フリーライターとして11年。今年は編プロ始動!作家としても活動したい!

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  • 取材ライティング勉強会log

    • 2本

    取材ライティング勉強会の現役ライターたちが綴る日々のいろいろ。

  • 厚木・ふたり

    短編小説です。厚木市周辺にいるふたりの物語です。

最近の記事

やっぱり、今年は

2023年もいよいよ終わろうとしています。はやいっすね。。 カンタンに1年を振り返っておこうかなと思います。 ブックライティングの仕事8割・広報の仕事2割 今年もありがたいことにブックライティングの仕事を多く受けることができました。ライターを組織化して取り組んでみた1年でしたが、おおむねうまくいったのかなと感じています。 また、今年から広報の仕事も関わるようになりました。個人のプロデュース、ということになるのですがこれもブックライティングとは違う頭を使うので、充実してい

    • ミスや失敗こそ、早く報告する

      フリーライターとして12年が経つ。 その中で数えきれない失敗やミスをしてきた。 インタビューの取れ高が少なかった。 インタビュイーを怒らせてしまった。 本の著者からのクレームを受けた。 取材時間に遅れてしまったことや、 納期を勘違いしていたこともある。 うっかりミスから取材してみて "やってしまった…"というものまで、失敗の多さなら負けないかもしれない。 そんな私が、今でもライターとして続けていられるのは、「ミスや失敗は、担当者にすぐに報告する」ことを心がけてきたから

      • 愛とは猫である。

        ピンとしたお耳に、まんまるの目。 なでるとうねる背中。 もふもふの毛。 だらーんと垂れ下がったお腹の肉。 くるんと丸まったかぎしっぽ。 そして「にゃあん」「にゃむにゃむ」という鳴き声。 「猫って、こんなにかわいいの!?」 「家から出ないで、ずっと猫の姿を眺めていたい」 私の日常は猫中心の日々になった。 2021年8月のことである。 コロナ禍は私たちの行動も人間関係も、仕事の仕方も 変えてしまっていた。猫を飼おうと思ったのは、単純にそうした日常に何か 変化が欲しかったか

        • ネットビジネスで初めて5000円を稼ぐまで

          世の中にごまんとあるネットビジネス。実は私は怪しげな情報商材を買うのが好きなノウハウコレクターを20代の頃からやっていて、今までに費やした金額はおそらく数百万円。数えたくもない。でもそれは、私にとって趣味に投じているのと同じ感覚なので、後悔はしていない。 さて、なぜこんなに費用をかけてまで商材をあさっては買い続けたのか。それは、純粋に「ネットを使って商売がしてみたかった」というとても単純な理由である。「楽だから」ネットビジネスに手を出したわけではない。 むしろネットビジネ

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        記事

          仕事は恋人か、結婚相手か

          事業を共に進めているパートナーとこんな話になった。 「仕事は恋人か、結婚相手なのか」。 「わたしと仕事とどっちが大事なのよ!!」というよくある恋愛相談ではない。現代の働き方において、仕事とどんな風に付き合ったらいいのだろう?という問いだ。 終身雇用の崩壊と、副業解禁になってからこの議論を始める前に、仕事を取り巻く環境を簡単に、整理しておきたい。 働き方改革が施工される前から、終身雇用制度は崩壊し、今や勤続25年、30年…という発想自体がそもそも難しくなった。それに伴い

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          フリーライターが生き残るために大切なこと

          はじめにこんにちは。わたしは事務員勤務を経て、フリーライターとしての道に進み8年が過ぎようとしています。 フリーライターという職業柄、自分がやりたい仕事、向いていると思う仕事を選んで続けてきました。特に取材で出会ってきた人から聞くいろんなお話は、わたしの知識や思考のひとつとなっています。しかし、いつも順風満帆だったわけではありません。 突然、契約を打ち切られる。 クライアント先とトラブルになる。 企業の予算が出ないから、という理由で仕事が激減する。 会社に勤務していた頃と

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          そうか、あなたは神様になったのか

          連日、志村けんさんの特番や追悼番組が放映され、泣いては笑うという心がバラバラになりそうな数日間を生きている。人を愛し、愛された人が逝った。しかも思いもよらない形で。言葉にならないくらい、非常に残念である。 お笑い番組を楽しみにしていた子ども時代元来わたしの家族は、九州の田舎から出てきた酒好きの一家だった。夕飯を囲むときにはテレビがつけられ、プロ野球やニュース番組などを見ながら食卓を囲んだものだ。その一コマに「だいじょうぶだぁ」があり、「バカ殿」があり、よくみんなで笑った。

          そうか、あなたは神様になったのか

          私がライターに復帰するまで

          「ああ、なんて面白い小説を書くんだろう」 「面白いブログだなぁ」 と読後感に浸った後、自分の文章を読んでみる。 結構な確率で 「なんてうすっぺらいんだ!!」と叫び出し、パソコンを閉じたくなる。 それなのに、私は今でもライターを続けられている。 ましてや、2021年、ありがたいことにお付き合いしてくれている方が増えている。 だけど今があるのは2019年の大きな葛藤があったからだ。今回はそれを記しておきたい。 取材を続けて、すっかり「個」がなくなってしまった2019年、私

          私がライターに復帰するまで

          新しい本を読むきっかけって何だろう。

          本を読むのが好きだ。ライターという職業柄、ニュースやWebサイトの記事などは毎日大量に目を通すが、本はまた別だ。 作者ならではの表現。世界観、風景。作家さんがつくり出す環境は、それぞれまるで違う。そしてその世界に入っていく(フィクションの)本が好きなので、私にとって読書は、「お家にお邪魔します」といった感じなのだ。 そういった具合なので、当然「知らない家」に行くよりかはもちろん、「すでに知った家」に行く方が私にとっては安心できる。新しい彼女よりも昔からなじみのあるセフレの

          新しい本を読むきっかけって何だろう。