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フリーライターが生き残るために大切なこと

はじめに

こんにちは。わたしは事務員勤務を経て、フリーライターとしての道に進み8年が過ぎようとしています。
フリーライターという職業柄、自分がやりたい仕事、向いていると思う仕事を選んで続けてきました。特に取材で出会ってきた人から聞くいろんなお話は、わたしの知識や思考のひとつとなっています。しかし、いつも順風満帆だったわけではありません。

突然、契約を打ち切られる。
クライアント先とトラブルになる。
企業の予算が出ないから、という理由で仕事が激減する。

会社に勤務していた頃と比べると、収入は明らかに不安定になりました。しかし、自分で納得して仕事に携われることこそが、フリーライターの醍醐味なのです。
この本では、今フリーライターの人が生き残っていくために、大切なことを書きました。
第1章では、フリーライターなら押さえておきたい基本的なポイント。第4章では
マインド・方法・トラブルに合った時の対処法などわたしが自ら体験してきたノウハウを詰め込みました。
フリーライターとして活動している方、またこれからフリーライターになりたい!と思っている方、ぜひ参考にしてみてください。

第1章  自分だけのメディアを開設しよう

「フリーライターとして活動しよう!」と考えた時に、必ずやってほしいこと、それが自分のメディアを持つ、ということです。
活動開始時やっていなくて大変後悔したこと第1位!と言えるくらいフリーライターになるのだったら、必ず持つべきなのが自分を紹介するサイトです。
重要なのはSNSではなく、ブログやHPを持つこと。
FacebookやTwitter、インスタ上で「仕事募集しています!」と書いている人をよく見かけますが、SNSだけに頼るのは危険です。
 そもそもSNSは無料で使えるサービスで誰しもが使えるという半面、運営者の意向によってサービスの改変や終了が起こらないとも限りません。
(現にyahoo!のブログサービスが終了した例などもあります)

おススメなのは面倒でもサーバーを契約し、有料のサイト、あるいは有料のブログサービスを利用することです。


サイトを持つことで、仕事の受注を受けることも理由のひとつですが、世の中にごまんといるフリーライター、「サイトを持ったから仕事が来る」なんてそんな甘い世界ではありません。
メディアを持つ最大の目的は「自分の実績を掲載する」いわばポートフォリオとして活用するのです。デザイナーやイラストレーターといった職業の方は、ポートフォリオ制作をすることになじみがあると思いますが、ライターは自分のことを記したサイトを持っている人は意外と少ないのです。

「会社じゃないのにサイトって必要なの?」
「企業じゃないから、書くことがわからない」
そう感じる方もいらっしゃると思いますので、最低限以下の内容を掲載しましょう。

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