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『出張料理人れいちゃんさん:初当直』
冷蔵庫にある食材だけで
6品作ってみた
れいちゃんの初当直日誌
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こんちゃす。皆さん。
さとうとしおさん。(砂糖と塩)
このお名前の方は、以前テレビでお見かけしたことがあるのでいらっしゃるでしょう。
だけど昨日、立ち食いそば屋のおじちゃんからお蕎麦をテイクアウト。勝手にれいちゃん風にアレンジして、立つどころか座って食べる。
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そうしてそんな偉業を達成した末に思ったこと。
”そば・うどんさん”
そんな名前の方も、もしかするとどこかにいるかも知れない。そんな風に思ったれいちゃんさんです。
ちなみにお蕎麦屋のおじちゃんが夏休みに入ったことを今更ながらに知ったれいちゃん。
おじちゃんに会うと朝から元気を貰えるのでしばしのお別れに、お休み前に行けば…と少し後悔中でございます。
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おじちゃんよい夏休みを!
さあて、世は夏休み。
ですが、れいちゃんさんに休みなどありません。ルンバです。ダイソンです。マグロです。
皆がいない時にこそ稼働してしまう
そんな小娘なのです。
いや失敬。本日は”れいちゃん”ではなくてですね。自分で自分に敬称をつけます。”れいちゃんさん”がお送りします。
八百屋の小娘“れいちゃん”は封印。お預けです。
こんな時期に始まる珍しいドラマ
『出張料理人”れいちゃん”さん』
(監修:れいチャンネル)が開幕したところで
あらすじ紹介と参りますか。
(出典:脚本・演出:れいちゃん/
主演:”れいちゃん”さん ※別人物※)
【出張料理人”れいちゃん”さんとのお約束】
⑴れいちゃんのぼっち飯スタイルですので基本的に野菜と最低限の調味料しか使わないです。
(サラダ油と肉は使わないです)
⑵材料費等も頂かないので完全に【冷蔵庫にあるものだけ】で作ります。
⑶味や見た目で文句を言ってはいけません。
⑷一緒に食べることはできません。なので完全に作りに行く”料理人”と考えてください。
ちなみにですか。今更ですが。
少し恥ずかしいのですが。
出張料理人なんて言いましても”実家に御料理を遺しにゆく”これがれいちゃんさんの使命です。
引っ越しをする際、内見をする度に”家が傾いていないかビー玉を必ず持参して”と”内見中もビー玉で遊びたくて仕方ない子供の演出”によって家の傾き具合を確認しようとしていた母。
幼き頃、”ラーメンが食べたい”と思わず口にしてしまったれいちゃんさんの夢を叶えるべく30分近く(もう30分後には何でもいいから食べたかった)ラーメン屋を探し続けた父。
中学生になった途端、1歳しか変わらないのに謎にマウントを取ってきた兄。
そんな個性豊かなれいちゃんさんの家族の住む実家。普段は”絶望的狭さの台所”ゆえにワンコンロのれいちゃんさん邸宅とは異なり、鮮やかな2口コンロ設計です。
そのため、れいちゃんさん自身の料理経験を増やしていきたい&ある食材だけで調理をする経験を増やす。という2口コンロの視点から出張料理人になることをれいちゃんさん自ら志願したのです。
実家とはいえ、最初はボウルや鍋。お箸の位置を完膚なきまでに忘れていたため思い出すという工程から始まりました。
しかし、そんなところから描いていたのでは大河ドラマ以上の月日を要してしまいます。
松尾芭蕉も驚きです。月日は百代の過客にしてと言えど、他のドラマも撮る予定ですから。
今回は初当直日誌。
1時間半くらいでゆるりと6品作っていきました。
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べっぴんさん。
【今回のコース料理めにゅう】
○お鮭様の御南蛮漬け。
○にんじんと油揚げの御煮物
○トマトン。と玉ねぎのマリネ
○おかひじきとなめこの梅の巡り合わせ。
○馬鈴薯(カッコつけた)とアスパラの一期一会
○大根の先端ととろろのしおこんあえ///
○お鮭様の御南蛮漬け。
鮭が好きなら作っても眺めるだけになりそう。
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【気まぐれ材料:3人分くらい】
○おしゃけ様2尾
○ピーマン1個か2個
○玉ねぎ半分
○ニンジン1本いくかいかないかぎりぎり。
○片栗粉(鮭のお布団分&全体のとろみ分)
○お酢(6日分の歯磨き粉くらい)
○出汁(小学校でもらった花まる描くくらい)
○醤油(爪くらい)
【気持ち程度の作り方】
⑴お鮭を優しく解凍し、片栗粉のお布団をまぶしてあげる。”大丈夫だよ、人間にとっての日焼け止めみたいな感じだよ”と伝える。
⑵お鮭を焼く。あ、書かなかったけど塩胡椒しよう。いい感じになったら一回取り出す。
⑶野菜くん達を大体細切りして火を入れる。割と柔らかい野菜達に変身したらお鮭も調味料系もぶっこむ。
⑷水溶き片栗粉を振りまいて完成☆
○にんじんと油揚げの御煮物
京御膳に出てきてもおかしくない逸品。
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入れた後気づく初当直。
【気まぐれ材料:3人分くらい】
○ニンジン1本(途中で切るの面倒くさくなった)
○エノキ1袋。布袋寅泰。
○油揚げ40gぐらい?笑
○おしお(キャンドルの先っぽくらい)
○出汁(シャンプー2回分)
○醤油(爪くらい)
○みりん(入れたか忘れた)
【気持ち程度の作り方】
⑴ニンジンキル。エノキキル。アブラアゲモ。
⑵にんじんに火を通しま~す☆
⑶火を通したニンジンとエノキ、油揚げを集合させ点呼。調味料も自己紹介
⑷レンジに入れて好きな時間を過ごす。
○トマトン。と玉ねぎのマリネ
パーリーに使えそうな一品。
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【気まぐれ材料:3人分くらい】
○とめいとう1コ。
○玉ねぎ(南蛮漬けと生き別れした残り半分)
○おすなおすな。おす(結構いれたゼ⭐︎)
○出汁(おすにバレない程度)
○しおこしょう(塩胡椒を制する者は料理を制す)
再会の日は来るかな?
【気持ち程度の作り方】
⑴とまとを切りますね。
⑵玉ねぎは南蛮漬けの時に切ってあるので待機場所から点呼後、移動
⑵玉ねぎは火を入れて透明にしちゃいましょう。
⑶調味料を入れます。本当は出汁を多めにしたいけど、おすに怒られそうなのでグッとこらえます。
そういえば昔、
ミニトマトのヘタを取ると手がトマト臭くなるのが嫌で兄ちゃんを”トマトのヘタ取り係”にしていたことがあります。もう随分昔のことです。
○おかひじきとなめこの梅の巡り合わせ。
おかひじきを調理した初めて記念日に乾杯。
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小学校の時、キューピーのたらこちゃんのイラストをどこでもかまわず描いちゃう子がいました。自分の筆箱にも。
元気かな…
【気まぐれ材料:3人分くらい】
○おかひじき1袋。
○な~めこ~1袋
○梅山梅雄さん3個~4個。5個でもいいかも。(大きさ次第)
○出汁(君が主役だぞ、と圧をかける量)
【気持ち程度の作り方】
⑴おかひじきと初めましての御挨拶。
⑵おかひじきの袋の裏をカンニング。ふむふむ、君は1分半茹でるんだね。と知り、少し塩を入れた湯で茹でる。(ゆで、ゆでる)長いから切る。
⑶待ち受けてたなめこと合わせる
⑷梅をたねとおさらばさせて集合させる。現地集合
⑸出汁を全体的に振りまいて、混ぜ混ぜ。
○馬鈴薯(カッコつけた)とアスパラの一期一会
アスパラに”今回はベーコンじゃなくてじゃがいもと共演だよ”との旨を伝える
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色々反省もあり、やり直したい一品です…。
一度だけ過去に戻れるなら?と聞かれたら”馬鈴薯とアスパラの一期一会を作っている時です”と答えます。
【気まぐれ材料:3人分くらい】
○じゃがいも調子乗って3つも使っちゃった☆
○細すぎるもやしアスパラ5本
○出汁(今回は醤油が決め手だぞと圧をかける量)
○醬油(シンデレラの劇だったら君がシンデレラだよ、と伝える量)
○塩胡椒(裏ボスだよ、という量)
【気持ち程度の作り方】
⑴じゃがいも達を”今日はカレーじゃないよ”と言い聞かせカレーと同等の大きさに切る。
⑵アスパラには”君たちはまだ切らないぞ~”と待機を要請。
⑵おじゃがと御アスパラ(常に敬意)を茹でる。柔らかくなるまで待機。
⑷待機後は灼熱のお湯から救出しアスパラを切る。この間じゃが達は待機見学。
⑸調味料を入れるんよ。
いやあ、ほんとはとろみ餡掛け風にしたかったんですよ。
だけど、南蛮漬けで片栗粉をこれでもかと言わんばかりに使ってしまってこの子たちの分を遺せず…。
母として少し後悔が残る部分です。
○大根の先端ととろろのしおこんあえ///
塩昆布ってなんだか万能すぎてムカつきます。
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大根って先端の方が辛みが強いんですよ。だから本当はおろしか向き。
本当は根元を使いたいんですよ?だけど先端が叫んだんです。
”おろしじゃなくて料理になりたい”って。
叶えてあげるしかじゃないですか。れいちゃんさんのお出ましです。
【気まぐれ材料:3人分くらい】
○大根の先端部分です。異論はナシ。
○長芋半分。残り半分はいつかどこかでまた会おうね。
○しおこん(クレーンゲームでつかめる量)
○出汁(味噌汁に入れる味噌くらい)
【気持ち程度の作り方】
⑴無心になって大根を切る。
⑵大根に火を入れる(つまりレンジ)
⑶まだ茹で上がっていないでしょ?お風呂で100秒数えなさい。と大根をもう一度レンジに入れる気概でいく。(しっかり茹でるというコト)
⑷レンジを待機する間にとろろをこれまた無心ですりおろす。
⑸無心で切った大根と無心ですりおろしたとろろを合わせて無心コンビ
⑹塩昆布をまぜりまぜり。
いやあ、あれよあれよと言わんばかりに
気づいたら6品完成です。
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内見にビー玉を持参させる母に”ピーマンの消費を”との希望がありましたがなかなか消費しきれず南蛮漬けのみの御登場になってしまったこと。
製作者側から皆様へお詫び申し上げます。
こちらの出張料理人シリーズはですね、週に1度。
八百屋の看板娘れいちゃんが隠居した際に”れいちゃんさん”として御登場したら更新して参ります。
是非とも、今後も
脚本・演出・監修・(主演)れいちゃんのドラマ
『出張料理人れいちゃんさん』楽しみにしていてくださいね~!
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