保険を見直す①〜個人年金保険〜
こんばんは。
お酒はそんな得意ではないレイです。
さて。本日は、昨日に引き続き保険を見直すシリーズ第二弾ということで、個人年金保険についてやっていきたいと思います。
ちなみに個人年金保険に入られてる方いらっしゃいますか?
僕は入ってます。そしてこれを勉強して、うわ〜やってもてるやんってショックを受けた身です笑
もし入られてる方にとっては、結構衝撃的な内容かもしれません。
個人年金保険は不要!?
結論としては、個人年金保険は超低利回り商品であるということ。
保険の営業マンが、高利回りだと勧められて加入した人(僕もその1人)は、実は勘違いしているかとしれないということです。
実はこれは利回りの計算にカラクリがあります。
その利回りの話をする前に個人年金のおさらいです。
個人年金保険とは?
①私的年金である
②節税効果がある
①私的年金について
iDeCoや企業年金や個人年金保険など、その他の年金(任意加入)のもの。
公的年金では足りないという人のための上乗せ部分の年金
また、個人年金といっても受給期間(5年・10年の有期なのか、終身なのか?)や受給額(契約時に確定するのか、受給する時にならないとわからないのか?)は商品によってまちまちです。
②節税効果について
個人年金保険料控除の制度を利用すると税金を減らせます。
個人年金保険料控除とは、支払う保険料の金額に応じて所得税(年間40,000円)、住民税(年間28,000円)を最大でこの金額を所得から減らすことができる所得控除のことです。
この保険料控除を払うと課税所得(給与-(みなし経費)-控除)が減ります。
当然、控除が増えるから納付すべき税金は減るということです。
節税効果としては、例えば所得税の税率10%、住民税の税率を10%とすると、
40,000×10%=4,000円
28,000×10%=2,800円
合計で年間6,800円の節税効果があります。
収入が多い人は所得税率が高くなるので、節税額が大きくなりますが、ここが勘違いしやすいポイントです。
個人年金保険の利回りは?
(例)年間12万円(毎月1万円)の保険料を支払う。
節税効果は、6,800円です。
すなわちこの商品の利回りは、6,800円÷120,000円=5.67%である。
これは正しいのか?
ちなみに余談ですが、所得税率が高い場合や控除のための保険料額を最適化している人は、利回り7%とか8%とかいう数字が出てくることもあるようです…
さて。この計算式についてですが、これは正しいですが…気を付けないといけないのはこれはあくまで初年度という話です。
複利では計算されていないということです。
ここが、私もやってもた〜となったポイントです。
見落としているポイントは、節税効果があるのは保険料をら支払った年のみで、1年目に支払った120,000円には6,800円の節税効果がありますが、2年目の時点では1年目に支払った保険料には節税効果がないということです!!
保険料は、累計で見ていくべきだと学びました!
累計でどんなにたくさんの保険料を支払っても(1年目は12万。2年目は24万。3年目は36万…(累計で))、毎年の節税額は固定(毎年6,800円のまま)されています。
時間が経てば経つほど過年度に支払ったお金が累積していきます。
そうすると単年度の利回りは低下していきます。
1年目:6,800円÷120,000円=5.67%
2年目:6,800円÷240,000円=2.83%
…
ということです。
では、最初に解約したらいいのではないかということですが、おそらく元本割れするはずですので、こういうことはできないです。
ではどうやったら、正しい利回りの計算ができるのでしょうか?
少し長くなってしまったので、それはまた明日更新します。
いつもスキ、フォローありがとうございます!
引き続き宜しくお願いします。
ではまた。
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