年金の全体像と企業型DCについて②

こんばんは!
知識も頭の中で整理できたと思っていても、アウトプットすると自分の理解が及んでいない点に気付けると改めて実感したレイです。
#アウトプットは最大のインプット

さて。
本日も昨日に引き続き企業型DCのアウトプットしていきたいと思います。

企業型は、2種類あります。
①確定給付企業年金
②企業型確定拠出年金(企業DC)
です。

①確定給付企業年金

従業員が受け取れる給付額があらかじめ確定している企業年金制度です。
企業が掛け金を積み立てて、管理や運用等の責任を負ってくれます。

②企業型確定拠出年金(企業DC)

企業が掛け金を毎月積み立てて、従業員が対象の金融商品の中から商品を選びます。
将来受け取れる年金の額は運用成績によって変わります。
要は、会社が出してくれたお金で運用は自分でするというものです。
上限額が決まっており、月額27,500円~55,000円です。

【メリット】
・企業が掛け金を負担してくれる
・給与でもらわないので社会保険料負担が発生しない
・事業主の経営悪化の営業がない(少ない)
→さきほどの確定給付型企業年金の場合、事業主の運用失敗や経営悪化により影響を受けてしまいます。
しかし企業DCの場合、拠出された掛け金は事業主の都合で悪影響は受けません。
ただし、途中で終了リスクはあります。(すでにかけた掛け金は有効)
・自分で運用することができる
→運用商品を自分で決められる(株の割合を増やしたい、債券の割合を増やしたいなど)
・口座維持手数料もかからない
・その他はiDeCoと同じ

【デメリット】
・いくらもらえるかは確定してない
→資産運用リスク
・60歳まで引き出せない
・希望する運用商品の選択肢がない場合がある
→事業主が選ぶ運営管理機関の取扱商品から選ぶ必要があります。

【マッチング拠出】

出典:一般社団法人 投資信託協会

これは企業が掛け金をかけてくれるわけですが、企業がかけてくれる金額だけでは足りないということで、さらに自分で上乗せをする制度のことです。

企業型は企業が導入してくれてないと加入できない

会社が従業員に提供する福利厚生のひとつです。
基本は企業が導入してたら全員加入です。
選択性を導入してる企業もあります。
→給与に上乗せするか、企業型DCの掛け金にするか。企業型DCの方が縛りは出るものの、税金的には有利です。

明日はでは、確定拠出年金はやった方がいいのかということからアウトプットしていきます。
ではまた。

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