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初めてnoteで知り合った人と飲んだ。

――大谷さんが言っていたのは、飲みの席だと人を嫌いにならないってこと。めちゃくちゃ共感しました。喧嘩しようが、飲みすぎて吐こうが、「ハイハイ」って感じで受け入れられる自分がいます。予定調和じゃないし、形として残らないし、普段は言えないことが言える非日常性もあるし、結論「飲み=LIVE」という話にまとまりました(笑)


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「初めてnoteで知り合った人と飲んだ」というテーマで話していこうと思います。


◆大谷八千代さんと飲み


昨夜、noteで知り合った大谷八千代さんという方と飲んできました。


僕は先日、小説『Messageを出版しました。成人の日の夜に亡くなった青年が遺した「110」というダイイングメッセージの謎を解くヒューマンミステリーです。僕の20年分の思いが籠った力作ですので、是非読んでみてください。今、期間限定で無料公開中です!


で、『Message』は構想の段階からアイデアを共有してしまって、みんなであれこれ議論しながら創っていったんですね。いわゆる共同創作。大谷さんはそのメンバーの1人でした。本当に本当にお世話になった方で、大谷さんなくして今の『Message』はありませんでした。

晴れて無事に『Message』は完成を迎え、出版を果たし、共同創作プロジェクトは幕を閉じたわけですが、慰労会を兼ねてオフラインで会うことになったのです。いつか対面で話したいと思っていたので、大谷さんからお誘いいただいてめちゃくちゃ嬉しかったです。


ってなわけで、昨夜会ったんですが、軽く6時間くらい飲んでいましたね(笑)勉強になったこと、吸収したことがたくさんあったので、覚えている限り、ここに残しておこうと思います。

きっと後日、思い出しながらひとつの記事にすると思うので、とりあえず思い出せるくらいのメモを残しておこうと思います。



◆大谷さんとの飲みでの記録


①noteの記事に来たコメントには愛のある返信をした方がいい。3行送られてきたら最低でも4行送り返そう、みたいな。これは大谷さん自信経験したことだったので説得力があったんですが、長文を送ったときに返信が短かったら「さびしく」思うらしいのです。それを言われてはっとしました。僕も結構気にしてはいたんですが、共同創作の際に「あとで皆さんの意見とあわせて整理します!」と言って数行で終わらせることが多々ありました。そのあたりはちゃんとした方がいいなと思いました。
②共同創作もいいけど、プロに読ませるべき。そんな話もしました。現役の編集者さんとかプロの作家さんとか、書くこと、読むことのエキスパートに意見をもらうことはとても価値のあることだから、そういう機会をつくったほうがいいよねという話です。
③もうこれからは「この作品を読みたい」よりも「この人の作品を読みたい」が多くなってくるという話もしました。書く人も作品も増えていくから、読者はどの作品を読んでいいのか分からなくなっています。かつ、現代人は時間を無駄にしたくない傾向がありますから、できれば「はずれの本」を読みたくない。そうなると自然と、「以前面白いと思った作者の別の本」や「文学賞で大賞を受賞した本」に白羽の矢が立つわけです。で、文学賞で大賞を取るのは誰もができることじゃないので、とにかく作者で選ばれるようにならなければいけないってことですね。読者に選ばれる努力をするのがこれからの正解かもしれません。
④僕は今、『Message』を毎日誰かに手売りしているんですが、それが実は③で指摘した「読者に選ばれる努力」なのかもしれません。Amazonで買うよりも、手売りの方が価値のある購買体験であると大谷さんは指摘してくれました。僕はどうせAmazonで売れないから、とりあえず手売りしていたところはあるんですが、きっといつかその価値に気付く日が来るかもしれません。
小説『Message』が成人の日のプレゼントになり得ることが分かりました。これすっごい嬉しかったんですよ!!!大谷さんから飲みのお誘いのメールには、「できれば2冊手売りしてほしい」という文面がありました。大谷さんが事前にAmazonで買ってくれていたことは知っていたので、合計3冊も買ってくれるなんてなんて優しいんだと思っていたんですが、どうやらその2冊はおいっこへのプレゼントだったのです。どうやら、まだ小学生のおいっこらしんですが、成人するタイミングで『Message』をプレゼントしようと思ってくれたのです。なんてステキな発想ですか!なんて優しい方ですか!これについては本当に別の記事でがっつり書きたいことなので今回は詳しく語りませんが、『Message』は成人の日のギフトにできることを確認できたので、それは本当に大収穫でした。
⑥大谷さんのnoteの記事のなかに、「元雑誌編集者が~」というタイトルのものがいくつかあるそうで、そのすべての反応が良いらしいんです。いろんな人によく見られるそうで、確かおすすめにも上がったのかな。あらためて肩書って大事なんだなって思ったんですよね。ってわけで、近いうちに「大学生作家が~」というタイトルの記事を量産しようかなと思います(笑)
⑦飲みの席の魔法についても語りました。最近、僕はコロナでつぶれた飲みの機会を取り返すかのように連日飲んでいるんですが、やっぱりどんな飲みの席でも収穫があって、そこでしか話せないような話ができることを確かめられるんですよね。大谷さんが言っていたのは、飲みの席だと人を嫌いにならないってこと。めちゃくちゃ共感しました。喧嘩しようが、飲みすぎて吐こうが、「ハイハイ」って感じで受け入れられる自分がいます。予定調和じゃないし、形として残らないし、普段は言えないことが言える非日常性もあるし、結論「飲み=LIVEという話にまとまりました(笑)
⑧それからお互いの企んでいることも語り合いました。これからどんな作品を書いていくのか、文学フリマで作品を売るための戦略などなど、めちゃくちゃ熱く語りました。僕はもうやりたいことが多すぎてパンクしそうなんですが、とりあえず面白いと思う未来にダイブしていきます。



◆楽しんだもん勝ち


大谷さんの人生についても知ることができました。詳細は省きますが、圧倒的な人生でした。フィクションじゃ書けないような人生が、僕の大好物なのです(笑)

どんな人生も良いことばかりではありません。大谷さんの人生もジェットコースターのような烈しいものでした。しかし、今が一番楽しい、幸せだと口にしていました。

今が一番であると胸を張れるなら、それまでの過去がどうであれどうでもよくなってくるんですよね。地獄のような過去が、不幸せな過去が、幸せな今に導いてくれたのなら許せるじゃないですか。

幸せになるための伏線だったんだって気付けるじゃないですか。そんな風に、辛いこと、しんどいことがあっても、とにかく今を投げ出さずに生きていこう。改めてそんなことを思いました。


最後まで読んで下さりありがとうございました。

20220720 横山黎


小説『Message』手売り28冊目!
成人式後の同窓会で一緒だった小学校の同級生!

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