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3人きょうだい子育て記録

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#子育て

子育て①妊娠~9

電車と新幹線で帰る距離だったので、地元まで夫が一緒に行ってくれた。

地元についたらついたで、懐かしい光景に落ち着いた

子ども時代を過ごし街に

高校生のとき利用した駅に

お腹の大きな自分がいることが少し違和感があった

夫は仕事があるので翌日自宅へ戻った

私は母に甘えっぱなしの生活がスタートした

地元なので、友人や先輩と連絡をとり、

なかなか会えなかった友人とごはんを食べに行ったりした

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子育て①妊娠~8

緊張の30wの検診

あと0.2ミリでアウトだったそうだが無事里帰りの許可がおりた

当時は(今も?)私の方が夫を大好きすぎて

予定日の2か月半ほど前から地元に帰るのはとても寂しかった

産後も2~3か月は実家にいることになるだろう

そうすると最短でも5か月は離れて暮らすことになる

赤ちゃんと自分のため。

頭の中では理解していることが

心では理解できていなかった

奥さんが里帰り中の浮気

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子育て①妊娠~7

夏生まれの長女

第一子、ということもあり、里帰り出産を予定していた

里帰り先の病院から、遠方ということもあり、30w前後には来て欲しいと早めの里帰りを指示されていた

あと1ヵ月で里帰りというタイミングで、26wくらいの頃だろうか、

検診で切迫早産で自宅安静と言われた

つわりが終わってからというもの、夫と出かけられるのが嬉しくて出歩いていた

車もなかったので片道20分ほどのスーパーまで、

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子育て①妊娠~6

胎動を感じて、改めて

あっ私の中に何かいるんだ

と実感した。

泣いている私を励ましていたのか

こっちに酸素が回ってこなくて苦しいだろ~!と怒っていたのか

はたまた悲しんでいたのかはわからない。

でもこんなに近くにいつも誰かがいてくれるということが、嬉しかった

1人じゃない

とても小さくて、守ってあげくてはいけないはずの

おなかの中のわが子が

私を支えてくれる大きなパワーに変わっ

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子育て①妊娠~5

夫は仕事が忙しく、数日ぶりに顔を合わせると私は話したいことが溜まっていた。

自分のつわりがどれほど辛いか知ってほしかった

誰とも話せない孤独を伝えたかった

赤ちゃんの名前を一緒に考えたりしたかった

でも夫は休みの日はゲームをしたり携帯を見ている時間が多かった

何度かそれが原因でぶつかった

今になって思えば、社会人1年目で仕事のストレスも大いにあっただろう

休みの日くらい、ダラダラと携

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子育て①妊娠~4

少しずつ夫も受け入れられたようで、いつもの夫に戻っていった。

私はつわりが酷くて仕事を辞めた。

両家の家族にも報告し、思っていたよりも早い報告に少し驚いてはいたが喜んでくれていた。

ただやはり心配もされた。

7wの検診では、やっとエコーで黒い袋の中にあかちゃんが見えた

普通なら心拍確認できる頃らしいけど、心拍は確認できなかった

元々痩せ体質で生理不順だった為、排卵が遅れたのかもと言われ

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子育て①妊娠~3

まだ5w4dくらいだったと思う。

2週間後にまた予約を取って帰宅した。

帰り道、どんな話をしたのかは今はもう覚えていない。

もう、少しつわりが始まっていた私は、時折

おぇっ 

となりながらゆっくり歩いた。

夫も頭では色々なことがグルグルしていたと思うけれど、私のペースにあわせてゆっくり歩いた。

このころはいつも手をつないで歩いていた。

このときもあまり言葉は交わさず、手をつないでゆ

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子育て①妊娠~2

検査薬では陽性が2回でていた。

夫の休みの日に、産婦人科で診てもらおうと電話をした。

初診は予約ができなかったので朝一で病院へ。

それでも院内は混雑していた。

20代そこそこの私たちが、その中では1番若かったと思う。

呼ばれるまでの間、おなかの大きな妊婦さんや赤ちゃん連れの妊婦さんをみて、私はドキドキしていた。

夫は相変わらず不安そうで、ほとんど何もしゃべらず膝に両手をグーにしておいた

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子育て①妊娠~

今でこそ、子どもたちもおおきくなってきて随分自分の時間が取れるようになったが上2人が年子だったこともあり、私の育児は本当に大変だった。

始まりは

20代前半、若くして結婚し、年子で上2人を生んだ。

夫も同じ資格を持っており、子ども好きではあった。

それでも子どもができた時、夫は驚いていた

そして泣いた

就職して1年目の秋だった。

もちろん、子どもができるようなことをしていたのは自分た

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