見出し画像

モノを捨てる基準

ナマステ!
昨日はスタイリストの仕事が2件横浜であった。この仕事も昨日が最後だった。2年間この仕事ができて、本当に良かった。

本日は
「モノを捨てる基準」

物が多い人と少ない人の違いは何だろう。
僕は「捨てる基準」が違うと考えている。

まぁ、元々収集癖がある人と物欲がない人とでは比べることが難しいが、かなり人それぞれ基準が違うような気がしていて。

僕は人生でこれまで6回ほど引っ越しをした。実家にいる時は中々モノを捨てることが出来ず、ぐちゃぐちゃとしていたのだが、ある出来事がきっかけで変わった。

というのも、25歳でネパールに住むと決めて、もう日本にモノは必要ないと思ったのだ。

思い出の手紙やアルバム、高校時代の制服や卒業証書なども、よくよく考えたらほとんど見ていない。

だからその時ルールを決めた。
「1年以上全く触れずにタンスに眠っているモノは容赦なく捨てる」と。

そのルールを決めた瞬間、ビックリするくらいモノが減った。「いらないモノ」とまでは言わないが、「なくても困らないモノ」が本当にたくさんあったのだ。

基本的に僕は服とちょっとしたガジェット類以外、私物がない。今では家もないので、僕の荷物はスーツケース2個と段ボール1つだけだ。 

ミニマリストかどうかは分からないが、僕が元々男3人でルームシェアしていた時の自分の部屋なんて、わずか4.5畳しかなかった。

だから、自然とモノを買う気にもなれなかったし、捨てていく一方だった。

しかし人間とは面白い生き物で、ルームシェアメイトの一人はめちゃくちゃモノが多かった。「捨てられない病」を患った重症患者だったのだ。

何度か「これはいらんやろ!」とつっこんでいたが、彼の病気が治ることはなかった。まぁ人それぞれモノに対する価値観は違うので、押し付けることは出来なかったが、彼の引っ越しを手伝った時は本当に大変だった…。(笑)

ただ、僕はモノが少ないと言っても、全体的には少ないが偏った収集癖はある。なんとネパールに靴を12足も持って行くのだ。はたから見たらアホである。

これには理由があるのだが、まぁ簡単に言ってしまえばこれからのアパレル事業の撮影の時に使うからである。

それでも「多すぎやろ!」と突っ込まれたら何も言えない。こんな風に人それぞれ価値観は違うので、何も正解はないし間違いもない。

ただ、もし「捨てられない病」を患っている方がいたら、「1年ルール」を適用してみてほしい。きっと捨てられるはずだから。フェリベトウンラ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?