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れいちぇるフォトを使ってくださったnote

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みんなのギャラリーに公開している私の写真を使ってくださった方々のnote☺︎
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#コラム

⑤X先生が夢に出てくる

このシリーズは30分で書くことを目標にしているが、今日は事情があって20分でまとめたいと思う。 25年以上前、私は高校3年から浪人1年生まで美大受験予備校に通っていた。そこで出会ったX先生との思い出をちょろっと書く。 X先生は、一見したところは冷血漢であったが、「いかにも学校で浮いてそう」な受講生に優しく寄り添う人だった。私はスクールカースト最下位系女子だったこともあり、いろいろ良くしてもらった。 私とX先生は、廊下ですれ違った時にオーバーリアクションでお互いにVサイン

500円握りしめて漫画買いに行ってた時代の話。

今はもう昔 インターネットでなくTSUTAYAでもなく スーパーの窓ガラス近くにある 漫画を買っていた時代がありましたよね。 少女だった私が 母から貰った500円を握りしめて 『ちゃお』を買いに行っていた時代の話です。 ところで 元少女の皆様 あなた方が毎月買っていた月刊漫画雑誌は なんだったでしょうか。 『ちゃお』ですか 『なかよし』ですか 『りぼん』、何ていうのもありましたね。 先ほども言いましたように 私は『ちゃお』派でした。 私の周りは比較的『ちゃお』派が

商標法43条の4 申立ての方式等

1.条文解説など  登録異議申立の際には、登録異議申立書を特許庁長官に提出します(商43条の4第1項)。  登録異議申立書の補正では、原則として、要旨変更ができません。例外として、商標掲載公報発行日から2月経過後、さらに30日経過するまでの補正は、要旨変更ができます(商43条の4第2項)。要旨変更補正の際には、異議申立理由や、証拠の追加や変更ができます。  審判長は、登録異議申立書の副本を商標権者に送付します(商43条の4第4項)。送達ではなく送付なので、副本が送られて

日々是雑感2021/05/19

日差しは届かず、どんよりした雲が浮かんでいる。 朝起きても、「ああ、そうだよね」とすぐわかる天候である。 ここ数日、耳鳴りが酷く寝つきが悪くなり、入眠剤のお世話になっている。使っている時とそうでない時の差は、スッキリ目覚められるかどうか。普通に寝て起きてスッキリした朝を迎える人が少し羨ましい気もするが、うつ病に起因する耳鳴りの酷さは、どうしようにもならず、クリニックと薬局のお世話になること数知れず。 朝6時に目が覚めた。ここ数日用事があろうがなかろうが、朝6時だ。何か吉

「まかろん」

              執筆者:チャオズ マカロンを均等に分けるのは難しいですね。 でも御坊さんの相手の事を思う心はちゃんと伝わっているのではないでしょうか。 阿弥陀様という仏様は平等の心を持った仏様です。 その阿弥陀様の分け隔てしない平等のお心を通して私たちは相手を思いやることの大切さを教えていただきます。 「みんなで食べたい」や「ごめんね」という思い、また「みんなで食べたらおいしいよ」という思いは、互いに相手の事を思いやっている心です。 互いに相手の事を思いやる心が

【七枚目】Pink Floyd「A Momentary Lapse of Reason」

 プログレッシヴ・ロックの代表的存在、世界でもっとも売れたアルバム(の一つ)という記録、ロジャー・ウォーターズの圧倒的なこだわり、それによる超大作主義……  今回はこれ、行っちゃいましょう!  1987年に発売された、ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモア期における最初の作品『A Momentary Lapse of Reason(日本語訳:鬱)』でございます。  わたしが愛してやまないプログレの中で、ピンク・フロイドはとくに好きなバンド。一番聴かれているプログレなんで

神奈川県の相鉄線周辺のスポット紹介その20「Cafe ARRIVAL」

今回紹介したのは、鶴ヶ峰にある「Cafe ARRIVAL」です。鶴ヶ峰駅と図書館の途中くらいにあるカフェで、コンセプトが「旅行にいきたいくなるカフェ」。 店内には旅行関連の本やグッズがたくさん。ふらっと訪れて、「地球の歩きから」をパラパラとめくっているだけで、日常からちょっと離れた感覚になって、リフレッシュできるカフェ。 私は大学生の頃、バックパックを背負って、いろいろ旅行したのですが、その時は、旅行に行く国の「地球の歩き方」をバックパックに詰め、ボロボロになるほど読みま

連載を持ってみたい

noteを定期的に続けてきているわけですが、この手法の最上級が、「雑誌で連載を持つ」ことだと最近よく思うようになりました。逆に考えれば、今はnoteでセルフ連載を持っている、ということになるわけですが。 自分が良く読む雑誌(カルチャー誌)は、大きなテーマが明確にドンと構えている。例えば最新のBRUTUSは「音楽と酒」を標榜しているし、今月のPOPEYEは徹底的に世界中のシティボーイのスナップを載せている。 テーマに沿って進行していく雑誌だが、終盤になると急に顔色を変えて、

魔法のランプはないけれど

久しぶりに、実家に帰った。だから今日は、実家からの投稿。もしかしたら、今日の投稿は、日付を超えてしまうかもしれない。母の作る唐揚げをポツポツと食べて、家族全員でアラジンを見ている(一年くらい前の、ウィル・スミスのやつ)。ディズニーやファンタジーにあまり興味のない父まで、アラジンを見ているのは、母が大の中村倫也のファンだから。この実写版アラジンの日本語吹き替えは、中村倫也が担当している。趣味のあまりない母にとって、中村倫也は生きがいに近い。ここ数年、あまりに母が中村倫也の話ばか

明るく楽しく生きるための工夫

友人から「ルージュ リップジュエル」といういわゆる口紅のようなものをもらった。 一瞬戸惑ってしまったが、すぐにじぶんの偏見、思い込みが働いているなぁと思って、なるべく気持ちをまん中に持っていって理由を聞いた。 理由はとてもシンプルなもので、「似合うと思ったから」とのこと。 そしてリップジュエルを試してみた。 確かにくちびるにツヤが出て、くちびる自体の色味も良くなり、顔全体の表情としての印象も明るくなるので、見た目の観点から抜群の効果はまずあった。 でもボクがそれ以

誰かを大切にしたいなら、その人の時間を大切に。

この人は私を大切にしてくれていないな。 そう感じる時って、自分の時間を価値がないように扱われた時だったりしませんか? 私はもともと遅刻が嫌いなので、他の人より時間に対してこだわりが強いのかもしれないけれど。 それでも、どのくらいその人を大切に思っているかは、時間の使い方でわかるんじゃないかなという話をしたいと思います。 最近悲しかったことがきっかけそんなことを考え始めたのは、ついこの間。ある友達を1年ぶりにご飯に誘った時です。 その子はまず私に、「他の子も誘いたい。

クリスマスと夫とわたし

こんばんは。 クリスマスイブですね。 △▲△ 今年のクリスマスはたぶん何もしないだろうなぁと思い、特に何の準備もせず出勤しました。 帰宅するとテーブルの上にわたしの好きなお茶屋さんのロゴが入った包みが…! 今日は休みだったので部屋でパソコンをしている夫に、これどうしたの!?と言うとユキちゃんにだよ〜と。 開けてみると、前から気になっていたほうじ茶のフレーバーティーが。 スイーツほうじ茶というもので、アップルパイやクリームブリュレ、桃のコンポートなどの種類がありま

キラキラする街と冬の夜

この時期の街並みを毎年楽しみにしている。 寒くて並木も凍えているのに、電飾が鮮やかに施され、そこを歩くだけも何か幸せな気持ちになれるからだ。 クリスマスの街並みの雰囲気が好きなのである。 それはきっと、いつもならただ通り過ぎるだけの風景が、人も含めてどこか楽しそうに感じられるからなのだろう。 冬は特になのかもしれない。 仕事などがあり、中々家に籠ることの方が珍しいのかもしれないけれど、本来この季節は、人類の歴史を考えても巣篭もりする期間なのだろう。 だから、必然と

Strange Fruit

 おまえの死は、私だけが知っている。  南公園は動植物園の南にあって、春になると満開の桜に祝福される場所だと聞いた。春は恋人や家族や兄弟たちが集い、呑んだりお喋りしたり抱きあったり、だから桜公園とも呼ばれているそうだ。  桜公園は小高い山の中腹にあって、そこに一直線に続く長い石造りの階段は、私がこれまで見たこともない美しい階段だった。下から見上げると空まで続いているように見えた。本当に美しい階段を昇り、おまえは、花を咲かすにはまだ早すぎる美しい木立の中で、空の果てまで昇った