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6月の詩

‪水無月、蛙の音が犇めき合う。私の吐き捨てた言葉に手を合わせるな。有難がり大層な額縁などに入れるな。送った言葉には気付かないあなたが、決して助ける気などないあなたが創作物に涙を流して私を知ったつもりにでもなる。

水の張られた満足げな田園に堕ちる夕陽の赤いこと。人工苺味、無果汁に無数の命が浮くのを感じる。日照り中分離した牛乳が透明な悲しみを光らせただの汚れと消える。

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