シェア
R
2024年4月8日 18:03
ある登場人物がいて、その人物の台詞として書かれた文字を俳優が読む。演じ方によって俳優、役のシンクロ率は大きく変化。観るもの全員が俳優の存在を忘れるような演技も、観るものが「この俳優は今、役として台詞を読んでいる」と人物像の補完を促されるような演技も、演劇には存在。シンクロ率は変動がある。物凄く役に入り込んだ演技をする俳優も、ある場面では突然、俳優の本人性が浮き上がり、透けて見える。俳優と役の距離感
2021年4月15日 07:43
何処かの誰かになる。所属先、分類、婉曲的な私の説明、私について直接的なことは何1つ言わないまま数が増える程より私に近づく情報群、宛名を書き忘れても大抵手紙は届く。誰のもの、どんな建物、場所か何1つ知らないままでも辿りつける住所のような肩書きから逃れる。肩書きは私を厳つくする。強い。そう。鎧を沢山纏う私は最早外からは鎧しか見えなくなる。鎧が強くなる程私の骨は溶け柔らかくなる気がする。人々が私に纒
2020年12月30日 09:24
今日は親友と会える日。偶像活動時にお世話になる火山という可愛い兄さんが出ている舞台を一緒に観に行く。改札の向こう側に姿を見つけた時から服装、髪型、仕草、挿話まで全てが親友。私は親友が親友であることに絶大な信頼を置き尊敬。今日も可愛い。昼食にお好み焼きを食べ参宮橋劇場に向かう。今回観劇『全ての魔女たちへ/劇団やりたかった』は火山が役者として立つ最終舞台。共有住宅に住むキャラの濃い登場人物