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主治医との対話

話してみないと分からないもんだなという話。

私が初めて双極性障害を発症したのは、
今から約14年前です。

双極性障害は原因無く発症するとも言われていますが、私の場合は明らかな理由がありました。

家庭内不和です。

当時は子供もおらず、仕事をしていました。

私は職場が大好きで、
職場の皆の事も大好きでした。

しかし、家庭がうまくいかず、
その事が次第に私の心を蝕んでいきました。

今の私だったら、
間違いなく離婚を選択し、
仕事を続けていたと思います。

しかし、あの時点で離婚を選択していたら
私は娘達に会うことは無かったでしょう。

第一、離婚を決意できる程の
精神状態ではありませんでした。

当時、まだ結婚2年目。
今離婚したら、互いの両親や
お祝いしてくれた人達に申し訳が立たない。

私は仕事を辞めて
家庭を…いや、何より、
自分を立て直さなければならない。

私は、退職を決意しました。

職場の皆は信じられないくらい
私に優しかったです。

病んでいるために
仕事中に混乱し
書類を机に叩きつけるという
暴挙に出た私を引き留めてくれて。

直属の上司は

座ってるだけでいいんだから!
辞めんな!
とまで言ってくれて…

ここまで言ってくれるような職場に出逢う事は、もう無いと思っています。

でも、あの状態で仕事と家庭の両立は
無理だと思いました。

そうまでして私を大切にしてくれた職場を後にし、辛さが続くことを理解しつつも、家庭を選択しました。

その後2年ほど通院が続き、
旦那が病気の私に
遠慮しがちだったからかも知れませんが
症状は次第に落ち着いていきました。

しかし、この14年程の間に2回再発しています。

私は双極性障害と診断されていますが、
顕著に躁状態が現れたのは最初の発症の時のみで、

それ以降はうつ状態がメインです。

9年程前に数ヶ月間と
一昨年から昨年にかけての数ヶ月間。

引き金となる理由は、最初の時と一緒。

それならば、
やはり離婚すれば良いのでは?となるけど。
そんな簡単なものじゃないですよ。

長女が1歳の時に
どうしても耐えられない事があり、
離婚すると言って長女を連れて実家に帰り、
両親にももう戻りたく無いと
言ったこともあります。

でも、実家に帰って間も無く
一緒にいた甥っ子が水疱瘡になり、
自宅に戻らざるを得なくなったという😅

ほんと、ギリギリのところで
離婚せずに来ました。

そもそも、なんでそんなに合わないような人と結婚したの!?って感じですよね💧

はい、若かったからです。

なんでそんなに合わない人の子供産んだの!?

…母親になりたかったからです。


その辺の話はまたいずれ。



今日は久々に病院に行き、
主治医と話しました。

主治医からの質問にひとつひとつ答えていく中で、重要な事が浮かびあがり。

涙が止まらなくなりました。

主治医は、私の気持ちを勘違いして捉えていたと話しました。

無理も無いと思います。

確かに、今その場で
話をしているうちに
気づいた事だったので、
今まで誰にも話した事が無かったのです。

思いを言葉にすることの大切さ。
それを痛感した診察でした。

どうやら、これまで通りの生き方を続けていては、いずれ完全に壊れてしまうようで。

転換期かな…

次の診察まで、もうちょっと自分と向き合ってみたいなと思います。

長くなりましたが、最後に一曲~
ステレオポニーの「泪のムコウ」

ステレオポニーには申し訳ないんだけど💧
メンヘラさんはこの曲に共感する方多いと思う✨


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