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24時間のスマホ断ちで気づいた生産性を上げるたった1つの方法

こんにちは、regzaです。
昨日から今日にかけて、24時間ほどスマホ断ちをしていました。
スマホ断ちというか、スマホのみならずPCも、スマートウォッチも、
そしてアレクサも断つというデジタルデトックスをしてました。

このデジタルデトックスをやってみようと思い立ったきっかけは、この本。

ふと店頭で気になって手に取り、
本書に書いてあったスマホ断ちをしてみた、という流れです。

本書は30日間にわたるスマホ断ちのプログラムが書かれており、
週末を使ったスマホ断ちは、その20〜21日目の内容。
最初はスマホに入っているアプリを見直したり、
自分がどういうときにスマホを触っているか振り返ったりしつつ、
少しずつスマホとの適切な距離をとる方法が書かれています。

今の時代、なかなか24時間もデジタル機器から離れることはないと思います。
私自身、スマホは2台持ちだし、1人で過ごすほとんどの時間で何らかの動画を再生し、
ワイヤレスイヤホンで聴き続ける生活を長らくしてきました。

ちょっとの暇な時間をつくるのもいやで、
とにかく“ながら視聴”をしてた。
YouTubeのプレミアムプランなら画面を閉じていても音声だけ再生できるので、
マコなり社長やら中田のあっちゃんやら、
フェルミ研究所やら、情報のインプットとなるチャンネルを聴いていることが多いのです。
だいたい、1人で過ごす時間の8割くらいはワイヤレスイヤホンで何か聴いているような、そんなイメージです。

▼金曜の夜からスマホ断ち開始

リモートワークが終わった金曜の19時頃からデジタルデトックスをスタートしました。
書籍『スマホ断ち』には誰かと一緒にやることが推奨されていたので、
私はパートナーと一緒にデジタルデトックスをすることにしました。
金曜日の夜からうちに来てもらって、
金・土の24時間を過ごすような、そんな感じです。

スマホの電源をオフにし、さらにPCの電源をオフに。
さらにアレクサの電源とスマートウォッチの電源をオフにしました。
ここまで一気にすべての電子機器から離れたことは初めてかもしれない。

すべての電子機器をオフにして3分くらい経ったころでしょうか。

「・・・やることねぇ、暇だ」。
そう思いました。

あと23時間57分もあるぞ、と。
ちょっと先が思いやられます。

ただ、スマホやPCが見られない違和感は、
時間とともに少しずつ薄れていきました。
パートナーと一緒にたわいもない話をしたり、
スーパーに行って夜ご飯を買ってきたりして過ごします。

金曜日の夜に感じていたことは、
いつもより時間がゆっくり過ぎていく感覚があること。
いつもはちょこちょこスマホを見るし、
ご飯を食べるときもPCでなにかしらの動画を見てる。
でも、スマホがないと“ながら行動”が圧倒的に減るんですよね。
減るというよりは、できないというのが正しいんでしょうけど。

スマホとの共存が一般的な現代において、
何か1つのことに集中することは、もはや特別なことになっているのかもしれません。

▼土曜日のスマホ断ち

翌朝目を覚ますと、なんとなくスッキリしていて、
質の高い睡眠がとれたような気がします。
ゆっくりお風呂に入って、ブルーライトを一切見ずに寝た効果でしょうか。
薄暗い間接照明だけで過ごしていたこともあって、ちゃんと寝れたみたいです。

土曜日は、まずモーニングをかねて近所のカフェに行くことにしました。
もちろん、スマホやPCは持っていきません。
本と紙とペンだけをカバンに入れて、カフェに向かいます。

カフェには1時間半ほど居たのですが、
スマホがないと驚くほどに集中して本が読めるし、深い思考ができる
どうしてもスマホが手元にあると、読書中もちらちらと見てしまうんですよね。
これまでいかに集中していなかったか痛感しました。

1時間半ほどで1冊の本をほぼ読み切り、
本に書いてあった目標設定を軽く実践してみました。
ちなみに、カフェで読んだ本はこちら。目標設定の助けになった良書です。

その後、昼食をとってからコワーキングスペースに行くことに。
午前中に読んだ本のワークを進めていきました。

利用したコワーキングスペースはこちら。15分200円。

コワーキングで作業していたのは1時間ほど。
ここでも驚くほどに作業が進みます

スマホがないので、
本を見ながら無心に目標設定について考えることができました。
メモ書きをした量も、およそ10枚ほど。
普段は集中力が持たず、メモ書きのテーマもなかなか出てこないことがあるんですが、今日は違います。
目の前には本と紙とペンしかないし、それしかやることがないので圧倒的に集中できます。

コワーキングで書いたメモ。集中しているので、ガンガン書ける。

▼スマホ断ちをして気づいたこと

24時間のスマホ断ちをして気づいたメリットは、
主にこのあたりだと感じます。

  • いつもより時間がゆっくり進むこと

  • やるべきことに集中できること

  • 気が散らず思考を深めることができること

この気づきから思いついたのは、こちらの図。

引用:目標や夢が達成できる 1 年・1 カ月・1週間・1 日の時間術

時間には4つの種類があり、いちばん大事なのは「緊急でないけれど重要なこと」に時間を使うこと、って話です。
やはり普段、スマホやPCが手元にあると、
どうしても「重要でないこと」に時間を割いてしまうんですよね。
LINEが気になるし、YouTubeの最新動画が気になるし、Xの投稿が気になる。ここに、かなりの時間をとられているのです。

でも、スマホがないとやることがグッと制限される。
だからこそ、読書やメモ書き、目標設定などの重要な思考に時間を使えるようになる。

「緊急でないけれど重要なこと」に時間を割いて生産的に過ごすためには、スマホと適切な距離を保つことがすごく重要だと気づきました。

とにかく、私たちは本気で集中できる環境をつくるべきなのです。
そして、本気で集中できる環境をつくるためにできる具体的な行動は、
デジタルデトックスをすることです。

まずは、土日の半日だけでもいいと思います。
スマホを家に置いたまま近くのカフェに出かけて、
普段時間がなくて考えられない重要なことを考えてみる。
将来叶えたい夢のことでも、仕事のことでも、なんでもいい。
何も思いつかない人は、「今自分が何を考えるべきか」を考えればいい。
考えることがないのではなく、考える時間をとっていないだけなのです。

あなたにとって、目の前のスマホからの情報はそんなに必要なものなのか、
一度考えてみてください。
スマホの情報をインプットして、本当になりたい自分に近づけるでしょうか。

私は、これからもデジタルデトックスを少しずつ日常に取り入れることになるでしょう。
ぜひ、スマホから離れることの大きすぎる効果について実感してほしいと思います。
まずは、今から1時間だけでもいいので、スマホの電源をオフにしてみませんか。
これまで見えていなかった景色が、見えてくるはずです。

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