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◆「常勤講師は非正規だから雇い止め」を許さない!

皆さんこんにちは!
社会科教員のあちゃちゃです。


昨日、前の記事で、専任教諭・常勤講師・非常勤講師のそれぞれの
職種・身分の違いについて、ご説明しました。

専任?常勤?非常勤?って何!?●◆|あちゃちゃ教諭 (note.com)

あちゃちゃのノート

今回は、その中でも、「常勤講師」の雇用に関する問題に触れてみたいと
思います。


これから常勤講師を目指す方も、常勤講師を勤められてきた方も、
ぜひご覧頂けると幸いです。

常勤講師の雇い止めが常態化


復習ですが、常勤講師とは、1年契約の非正規雇用でありながら、
担任あるいは副担任、部活動顧問、そして校務分掌と専任教諭と同等の
職務を担う教員を指します。

近年「同一労働・同一賃金」が叫ばれ、次第に是正されてきてはいますが、
残念ながら、専任教諭との間には大きな給与・待遇面での差があります。

また、1年契約(更新2回で最長3年間)であることが多いため、次年度に
向けての採用試験の受験をしながら勤務をしなければならないなど、どうしても生活のために教育に本腰を入れづらいのです。

そんな、常勤講師は、「雇用の調整弁」と呼ばれています。
専任教諭を増やせないが、生徒数を増やすためには、薄給で担任や部活動の顧問をしてもらえる常勤講師を雇おうとなるのです。
そして、任期満了で退職させ、また別の常勤講師を採用する・・・。

しかし、皆さんだって常勤講師なら、こう思いますよね?

自分のことを都合の良い労働力として利用しやがって!!
最後は退職することになるんだから、俺は一生懸命なんて働かねえよっ!!

常勤講師魂の叫び

しかし、常勤講師は馬車馬のようにアクセク働いています。
さあ、それはなぜでしょうか。

管理職「あちゃちゃ先生、よく頑張ってくれているね!このままもう1年頑張ってくれれば専任教諭になってほしいと思っているから頑張って!!

悪魔の管理職の囁き

上記のように声をかけられれば、働かざるを得ないのです。
なんせ、常勤講師を目指してなるのではなく、
普通は、専任教諭を目指す上でのステップとして常勤講師で勤務しているからです。

専任は喉から手が出るほどなりたい身分…本気で働かざるを得ません。


しかし、採用する気など最初からなく、はなから扱き使うためにこの発言をして、無理に常勤講師に働かせることも私学では横行しているのです。


そんなとき、常勤講師に立ち向かう術はないのでしょうか。
ただ雇い止めされることを待つだけなのでしょうか?

答えはいいえ
条件によっては、認められない場合があります。

続きは web 下記の有料記事で…
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条件によっては、雇い止めは許されない

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