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今夜、この服でどんな酒を飲む?第12夜/高須浩平

僕の趣味は、服をながめながら酒を飲むこと。
10代の頃より集めてきたコレクションの中から一品をチョイスしてハンガーにかけ、それに合ったストーリーの酒で一杯やる。
何ともバカバカしい趣味ですが、これがけっこう楽しいのです。
今夜でひとまず最終夜を迎えます。
さて、今夜は何をながめて酔おうかな♪ 

【高須浩平 プロフィール】
放送作家、1977年東京生まれ。
『バラいろダンディ』(TOKYO MX)『サバンナ高橋の、サウナの神さま』(TOKYO MX)などを構成。
趣味は服の収集、酒を飲むこと、東京ヤクルト・スワローズの応援、格闘技観戦。
この連載は、2022年3月の第1弾2022年8月の第2弾の続編です。 

第12夜『GOYARD』のサン・ルイPM バッグで『オペレーター』を飲む 

これまで服について書いてきましたが、今回はバッグの話を。
服好きなので、もちろんそれに合わせる時計やアクセサリーなどにもこだわっています。
 
しかし、バッグだけは買ったまま使わないこともしばしば。
というのも、どうしても荷物が減らせず、一定量が入る”いつものやつ”を選んでしまうからです。
職業上、絶対に必要なノートPCと、それらに付随するアクセサリー。そして、移動中に読む本(現在はPCよりも重くて分厚い『評伝モハメド・アリ』)。担当番組の紙資料や資料本、水筒。さらにはNintendo Switchなど、必ずしも使わないものまで持っていないと安心できないのです。
結局、丈夫さ優先で容量の大きいバッグパックになってしまいます。
 
それでも、ずいぶん荷物は減ったほうじゃないかな。
若い頃は紙資料が主流だったこともあり、担当番組に必要なあらゆるものを詰め込んだ結果、丈夫だと言われていたバッグの底が抜け、列車ゆりかもめの車内に大量の紙をぶちまけたこともありました(あははは……)。
 
そんな、いつになっても荷物が減らせない自分ですが、
 
「諦めたらオシャレは試合終了だよ!」
 
ということで、ノートPC、財布、水筒、少なめの紙資料、最低限のものが入るサイズのバッグを手に入れました。
『GOYARD(ゴヤール)のサン・ルイPM』です。

▲10万円(ペイント代込みの参考価格) 

冬のシーズンに使おうと、カラーは白をチョイス。
ペイントサービスで何となく選んだ3色も、けっこうハマっていて気に入ってます。
もちろん丈夫なんだけど、それ以上に荷物を入れがちなので気をつけながら使っています。
破れるなんて、もう嫌ですから。
 
さて、この服をながめながら何を飲もうか?
バッグの色に合わせて、晩冬に合う白っぽいお酒にしよう。
選んだのは、超簡単カクテル『オペレーター』。

▲オペレーター 白ワイン×ジンジャーエール×レモン汁 全て目分量!

家でカクテルを作ることは、ほぼないのですが、混ぜるだけのこのレシピは楽ちんなのでオススメです。
たとえベロベロに泥酔していても、間違えずに作れます。
 
さて、明日の仕事は?
紙資料と関連本を大量に持ち歩かないといけないやつか。
『GOYARD』のバッグには入りきらない。
残念ながら、この子はお休みですね(笑)。
 
さて、今回も服をながめながら酒を飲むというヘンな趣味におつきあいいただき、ありがとうございました。
第3弾の連載はひとまず今回でいったん終了です。
あなたも好きな服を着て、うまい酒を飲んでください。
また機会があれば、お会いしましょう!
 
(おわり)

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